大槻ケンヂと橘高文彦アンプラグド・ライブ 2007.1.22 スターパインズカフェ

MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


平日なので18時半開場。

朝ちゃん、ちえちゃん、橘高さん(黒の本気ヒラヒラ服)登場。
オーケン
:和柄縁帽子、ヴィヴィアンの胸にマークの入ったジャケット、カスタムデニム、
ナイキ黒スニーカー(蓋付き)

星の夜のボート。香菜、頭をよくしてあげよう。
「大槻ケンヂと橘高文彦です。 こんばんは。無事、名古屋京都と仲たがいせずに、してないですね」
「長いツアーだったね」
「5分前にボク吉祥寺から走って入ってきて、いろいろ、語りたいことあるんですが、ツアーでわかったんですが
大体最初のMCで、どーでもいい話をすると、そのままどーでもいい話がずっと続くってことがわかったんで
ここはスパッと!次の曲に行こうと思います。えー、筋肉少女帯の8年ぶりの復活によって、特に懐かしくも
なくなった楽曲を今日は中心に行こうと思います。みなさんは懐かしいかもしれないけど我々は、我々って
二人だけどね、もうなんかやりつくした感があるね。もう、解散していい感じだよね」
「もう十分楽しんだね(笑)」
「もう8年後でいいね。8年後っつったらオレ48で49か」
「だから同級生だろー。やたら1歳違い強調したがるよね」
「あと1月くらい年下なの。アニキって呼んでいい?」
「来月バカボンのパパオレが歌ってあげるよ」
「そんな、40歳を迎えた二人が、パッパッと歌います。心をこめてパッパッと歌います」

サボテンとバントライン。

マイクなしで
「カルト曲特集」
ゴーゴー蟲娘。
マイクなしで「もう1曲カルトな曲」
ザジ、あんまり殺しちゃだめだよ。

「えー、事情、大概の人はおわかりだと思いますが、もしご存じない方のために伝えるならば、我々若い頃から
筋肉少女帯というバンドやっていて、8年前ちょっといろいろあって、何があったんでしょうね、まぁいい。活動を
停止していたんですね。それがひょんなことから、何があった、言わなくていい。また解散するいや違う、また
復活することになって、こないだ中野サンプラザ恵比寿リキッドルーム、新宿LOFTやって、大槻ケンヂと橘高文彦って
アンプラグドユニットまで作って、大阪やりました8月に。京都、名古屋やって帰ってきた。仲違いもせずによかったよかった。
まぁツアーいろいろありましたね。思い出深いこと何か」
「 まず初日の名古屋でさ、お子様がその辺にぽんぽんぽんって3人くらいお座りになってたのをですね、俺も大槻も
すぐさま発見しまして、下ネタモードを完全に封印したまま、ライブを2時間20分行えたことが、俺たち大人になったなと」
「なんていうんですかねー、ダブル鶴光みたいなとこあったじゃないですか。そういう芸風でしかたなくやっていて、ほんとは
さわかやな二人で。ほんとはゆずみたいな二人なんだよね」
「そうだよ。ほんとに下ネタとかきらいだし」
「 だけど営業トークでダブル鶴光として、鶴光でおまーってがんばってたんですよ。がんばってたんですけど、今回も
鶴光トークを期待してらっしゃるんだと思って、いろんなこと考えてポッと出たら、歴史が経ってるというか、我々が
どこで仕込んだ子供かわかりません、そんなこと言っちゃいけない」
「あははは!」
「あははじゃない、お子さん連れのお母様がいらっしゃって、4人くらいいたかね」
「 あの頃の年の子はね、「なんで?なんで?」って言うんだよ。だからダブル鶴光が下ネタ言ったとするじゃない。帰って
あれお母さんに質問攻めするんだろうなって、お母さん気を遣って耳ふさいでたよね」
「そうそう、こうやって。我々下ネタいいそうになると耳を塞いで」
「 あのお母さんある意味ベテランだね。俺たちが下ネタの流れになるのすぐわかってたね。まぁどっからでも下に行ける
んだけど、あのお母さんは必ず封じてた」
「 すっごいくだらない話していい?今日お子さんいらっしゃらないですよね?いらっしゃる。まだ幼い、おしべとめしべ
みたい話はしない方がいいですね。寝ちゃったから大丈夫?」
「ありがとうね。やりやすくなった」
「寝ちゃったから大丈夫って(笑)。子供が寝たから言いますが、耳を押さえるってあるじゃん。なんつーんですか、濃厚な
チューの時ね、相手の耳を押さえると燃えるんだってよ」
「だってよーってまた人事のいい方して」
「違うんだよ、パーマンプレイって言うらしいんだけど、まあいいや、よーしやろう!ちゃんとやろう!
大変だったんだよ、リハーサルの後の時間の使い方、8年の歳月が流れました。昔はリハが終わるとみんなで楽屋で
まったりとかしてたんだけど、橘高くんはリハが終わると、テンションを高めるために楽屋にずーっと篭って」
「2時間ずーっといると頭がボーン!ってスーパーサイヤ人っていうシステムなんですけど、はい。これ子供用に名古屋で
言ったらウケてくれたんだけどね」

「子供寝ちゃったからね。でね、ボクはどっちかというとホテルに帰るようにしたの。やることないから。京都なんかお風呂
入っちゃって、まったりしちゃって、今日も風呂入ろうと思って、なくて、あるんだろうけどこの辺わからないから、中野まで
行っちゃったんだよ。中野出てひとっ風呂浴びて帰ってきたら7時くらいなんだよね。10分くらい。やっばいって駆けてきて」
「風呂入れなかったんでしょ?スポーツクラブ探したんだって」
「だから何でここに立ってるのか自分でわかんないんだよね。気持ちがお風呂に入ろうみたいな。まいっちゃったよー。
まぁいいですけどね。京都でね、あれ好きだったな。ホテルに帰って、そこ大浴場があったんですよ。ほかほかしながら
戻ってきて、歌ってたら首が冷えちゃって、タオル首に巻いて乾布摩擦とかしてたんだけど」
「 ステージ出て第一声が風呂上りじゃん本人が、「空調下げてください」だって。中盤今度は冷えてきたのか、40オーバー
だから、店の人にさ、酎ハイ頼みだしてさ、焼酎お湯割りっつったっけ?」

「最初汗腺がわーっと開いて、歌ってたら冷えてきて、タオルであっためて、それでもダメだから中からあっためようって
焼酎飲んで、ぐでぐでなライブだったけど楽しかったなー。それで大浴場に行ったんだって話ステージでしたの。そしたら
橘高が「おい、ホテルに大浴場があるってわかっちゃうじゃないか!」」
「ホテルがバレルじゃないかと」
「だけど誰も追っかけてこねーよ!」
「 40過ぎてホテルまで誰もこねーなーって。昔はあんだけ労力使ってなんとかバラさないようにって偽名使ったり
大槻と分けてチェックインしたりさ、なのにその日ホテルバレバレなのにだーれもいなかったね。あんだけわかりやすい
ヒントを昔言おうもんだったらさ」

「昔だったら牛追い祭りみたいになってたよ」
「そうだよ!俺らわーっと走って」
「スペイン、マドリード、世界の三大奇祭みたいなってたよ。年男決めるみたいな感じだったよ。おでんのとこで転ぶ
みたいなね。そんときに、やっぱ橘高偉いなって、今でも俺はいつでも追っかけられる、なんて言うの?準備はあるぜ!
っていう」
「俺には50人くらいあの日も見えてたけどね。じゃないとやってらんねーだろ」
「それ空気追っかけかね。エアグルーピー」
「エアピーね」
「ややや、8年経ってますからね、これからね!我々ね、四十路の色気っての?オレらリアルちょいワルじゃんどう考えたって。
こんな悪い二人いませんよ。ちょっとそこら辺で見た事ない。ないでしょ?」
「悪いって毒の匂いじゃなくて大人の、なんつーか子供っぽい悪さっていうか」
「そこにね、若い娘さんはキュンと来るんじゃないの?これからヤバイよ。これからオレら牛追われだよ」
「準備しとくよ」
「 若いうちはよかったけど、40過ぎてから追われるとふくらはぎ痛いんだ。石のようにカチンカチンになったりね」
「痛風だしな」
「そっちはカチン、やめよう!」
マイク通さず「そっちはカチンコチンなの?」「いつだってカチンコチンだよ!」「すごいねー」
「朝はどう?朝」てな会話が。
「朝なんて貧血で起きちゃうんだもん」
「 あーそう。オレ最近ね、AVとか観なくなった。全く観ない!観ないよねー。年に1枚くらいはフェチもんみない?」
「んー俺今芸風が乗っていけないな。後で話しようぜ」
「ちゃんとやろう。大体MCの長さってこれくらいですよね?わかんないんですよ喋ってると。みなさんどうなんですか?
このくらいで曲行っていいですか?もう勘弁してもらえる」
「喋んなかったら喋んなかったで、喋んなかったって気持ちになるから、思ってねーな」
「えーちゃんとやります。歌を歌います」

子犬にしてあげる。猫のおなかはバラでいっぱい。青ヒゲの兄弟の店。
子犬にしてあげるの間奏でオーケンが「わんちゃん」って空気犬を散歩させてました。

「アンプラグドの時は皆さん座ってるので、気持ちよくて睡魔に襲われたりとかあるの?そういうことはない。エコノミー
症候群とかにはなるの?」
「 睡魔は爆音の方が眠くなるんだよね。酸欠になるから。よくこっちから観てるとガー!って筋少のハードな曲で
ヘドバンしてる人がその後カーってあくびしてるの見るよ。あれ酸欠になってるからだよ。眠い訳じゃないのはわかる
んだけど思いっきりあくびしてるよく」

「ああいうの見られてないと思ってるんだよね。それ思うとヘドバン系轟音例えばアイアンメイデンとかも、そういう
お客さん観てるんだろうねー。ロニージェームスデュオとかも、「マタアクビシテマース」オジーオズボーンとかも。
若いミュージシャンとかに言ったりするのかな。「あれは眠いじゃないよ」」
「「俺は長年見てるからわかるけど」」
「「いやー、またあくびされて傷ついたんですよ」「アレハチガウンデース」ある!その光景は絶対あると思うね」
「先輩が教えるだろうね」
「これエッセイで書いていいですか?」
「 どうぞ。これがエッセイになった時どんだけ面白可笑しく、今のほんとのネタが少なくなるかみんな見といたらいい。
確かにここでこの話したの事実で覚えてるよね。書いたの見てみ?全然違う」
「あれはね、文芸、文章の芸。話芸と一緒。1のことを1億くらいに、嘘しか書かない。MCも嘘しか喋らない。MCで
ほんとのこと言う人も困りモンだよね。こう、確定申告がとか、しないかそんな話」
「君確定申告の話しても嘘の数字言うじゃん」
「ボクはあれだよ、車買い替えるよ。ボクイカシたポルシェ乗ってるんだけどさ、ボク街乗りだから、オートマなんだ」
「ほー」
「シティコミュニケーターとして、なんの話を二人でしてる。ちゃんとした話しよう。筋肉少女帯の話、二人が揃った
んだからしようよ」

「そうだよ。東京ではサンプラザの思い出話しようって」
「3本あったから名古屋では新宿LOFTの復活ライブ、京都ではリキッドルームでの、今日は中野サンプラザでの復活
裏話を」
「名古屋も京都もたいした話しなかったな」
「サンプラザくらいはちゃんと、なんか裏話ありますか?」

「メンバーと最初小屋どこやろうかって。イベンターさんがサンプラザどうですかって、入るかな?どうって心配してた
んだけど、いざ蓋開けて予約が来ると、武道館を何公演かしたくらい来たんだよね。言っちゃいけないんだっけ?」
「いやいい。そこはエッセイでは、東京ドームでできるくらいって変えといた」
「そういう仕込みは教えといてくんないと。あぁ、東京ドームくらい来たんだよな」
「全然OKだったね。ドームどんとこいみたいな感じだね。脇で、半分で地方物産展とかやってくれれば。あっちで
とんまつりとかやってくれれば」

「ライブ終わったら一緒に牛追い祭り」
「あ、牛追い祭りあっちでやっててくれればいいね。いや、ドームで牛追い祭りやんなくてもいいくらいに予約が来た
んだよ。あーもったいない、物販売れたのになーって」

「俺も最終的な数字は聞いてないけど」
「だってホットスタッフ創設以来の倍率だったって。東大に受かるより大変だった」
「なのに我々は冒険が嫌いなんで、3月もリキッドでしかやんないけどね」
「固い!だからそれをすり抜けてサンプラザに来た人全員がそのまんま東ですよ」
「そうだね。みんな当選だよ」
「合格!人生の当選者。あの日はねー、ライブってものすごく疲れるんだよ。あのね、オレ言いたいけどね、ギターと
ボーカルだったらボーカルの方が絶対疲れるよ」

「だから何だって?」
「絶対言いたいこれは。・・・ドラムは疲れる!」
「ボーカル疲れるのは知ってるよ。アマチュアの時歌ったら疲れたもん」
「信じられないくらい他のメンバーに比べてボーカル疲れてるんだよ。ま、こういうことばっかり言うのが凍結の原因
だったんですけど。だけども終わった後みなさんご挨拶に来てくれるんですよね。その時もう歩けないの。ボクなんて」

「楽屋から客席まで2階の階段上っていったんだよね」

「あの階段長かったね」
「ちょうど帰ろうとしてたらサポートの斗羅くんに帰り道あったの。ということはまだ俺陰陽座に挨拶してなかったな
って戻って、すんごい距離だったよあれ」

「長かったね。リキッドも長いんだよね。オレその時もう歩けないから、若いミュージシャンに、へばったら椅子置いてくれ
って。彼らも律儀に椅子持ってオレの後こうやってついてきて。みんなに挨拶するじゃない?ふと見たら後ろに彼が」
「それ挨拶されるゲストもそこまでなら来なくていいよって」
「なんかバカな王様みたいで」
「うんうんそうだな。それが2月にNHKのBSで90分ですけど放映しますんで。そうだサンプラの前日にさ、インタビュー
それぞれ撮ったのをお互い見てないから。あとDVD。90分で俺たち表現しきれないと思ってるんで、なるべくリリース
されるトイズファクトリーから3月に」
「我々デビューしたレコード会社ですからね。そこからまた出るっつーのは、出戻り?」
「 同発で筋少いろいろレコード会社移籍していて、いろいろ権利を逃してきたわけですけど、レーベルを超えたベスト
アルバムがナゴムのオーケンも入ってるから、それを2枚組みで¥3200だっけ?」
「そうです」「 お勉強しておきましたんで」
「筋肉少女帯再結成記念オールタイムベスト大公式というのが出ますんで」
「まぁなんであの曲入ってないとかいろいろあるだろうけど、今回のはほとんど網羅できたと思う。何でこの曲がって
のはあるだろうけど。でもそれは筋少に出会ったアルバムとかその時のそれぞれの思い出によって名曲っていうのは
変わってくるから、我々は各アルバムからみんなで出し合ってやったなかで大抵網羅できたんで、この2枚組みは
今までの中ではベストアルバム」

「そうね。それから意外に筋肉少女帯を知らない、その後のXYZ→Aとか特撮から入ったファンの方もいるんで。
そういう人には入門編として、まともなMCしてますね」
「いい話したら告知になっちゃった。これは初めて友達とかに紹介しづらいバンドだったんだけど昔、今回は紹介
しやすいベストアルバムだと思うなー」

「あ、そうだね。初めてこれだってベスト盤ができたね」
「ちょっとマニアックなのも入ってるけど。シングルばっか入れてもさ」
「筋少は変なシングルが多いんだよ。なんでこれがシングルなんだよって」
「ファーストインパクトで選ぶんだよシングルは。あれ違った?」
「ドルバッキーってなんでシングルかなぁ」
「ドルバッキーは最初いきなり猫声出てきたらインパクトあるじゃん。よくも悪くも」
「でもある!レッドツェッペリンとかも変なシングルあった。YMOでもあるよ。そこら辺も楽しみにしてくださいね。
それで今日我々7月にもやったんですけど、その時のDVDまだ買ってない人いると思うんで、今日 二人の連名のサインが
激レアですから、買ってくださいよ、頼むよ!」
「二人でサインしたことって 今までないからね。この色紙はレアだよね!」
「ないですよ!大変なことですよ」「 これ買わないで何が、ねぇ。いい思い出なると思うよこの色紙」
「そうだよー」「 またみなさん物販買ってくだされば、出会える機会も増えるんでひとつ(笑)」
「やっとねぇ、物販がちゃんと入ってくるようになったんだよ、お金が。今までいろいろどこかでなくなっちゃってたから。
これからは小銭貯めようね!なんだよそれ。・・・夢のある話しましょう!・・・楽しんでますか!?やっぱりライブのとき
マヌケだなーって思うの「楽しんでる?」って」
「聞かれても困るよな」
「楽しんでる?」っていうのと「楽しんでます!」ってなんだよ?って思うよね」
「楽しんで欲しいけどー」
「西城秀樹が「んノッテる?」って。筋少でよくモノマネしてたよね」
「はいはい。西城秀樹の全盛期のライブの、一番最初のMCだよ?ガーン終わるじゃない。「んノッテる?」でも
それが成立してた。お客さん盛り上がってんの。あと大場久美子必ずMCで「みなさんこんばんはー」」
「別に君にここでモノマネしろって言ってないよ。どうしてそうやってさー、自滅への道を歩んでいくかなぁ」
「モノマネしてそうじゃないとこの話できなかった、ごめんね」
「ほんとに、うまく〆ようと思っただけなのに、自分から道化師を買って出るんだろう。ま、だから自分を貶めたあとで
いいプレイして、お客さんが、告知ばっかりする人たちだけど、音楽やらせたらたいしたものなのね、って。そういう風に
やったらいいんじゃないだろうか。そうだ、よし、じゃお願いします」


FIST OF FURY。 愛のためいき。コーラスをちえちゃんが。
Guru。


「どうもありがとう。シーンとしなくていいです。ワー!って来られても困っちゃいますけど。そんなこんな言ってる間に
年のことは言うまいと思いますが、ボクも橘高くんもオーバーフォーティ、もうじきボクも41歳。アニキ、人間ドックとか
行ってるかい?」
「行かなきゃねぇ。行ってるんだって?」
「行ったよぉー」
「人間ドック行ったのが筋少再結成の、いろんなとこで面白可笑しく書いてるけど」
「そうそう、でも大袈裟に書いてる。ほんとは痛風がわかったくらい。んでも、治ってた!」
「痛風は治るでしょ?お酒控えたら。そうでもない?」
「あのね、有酸素運動とか、健康に暮らしてると治るみたい。数値が下がる」
「5段階あるだって。5っていうのが一番辛いらしいんだけど、XYZ→Aのベースの爆風スランプの和佐田達彦が
5段階の5で!3ヶ月ツアー出っ放しの時にすっごい辛かったってね」
「出来るの?」「ねー。ライブ中もわーってやってたけどね」
「ライブ中もいてー!とかなるの?」
「なってんじゃないの?そのフリはしないけどね。話聞いたのしばらくしてからだったから。今まで痛かったんだろうな。
確かビールは飲んでなかった」
「ザイロリックって飲んでた?」「薬?何か飲んでたね」
「健康な、ヘルシーな話を」「かといってビタミンの話とかそういうの止めてね」
「最近サプリメント、ウコンとか飲んでるよ。あとね、ご存知ないでしょー。座ってるからわかんないでしょー。アンプラグド
ってどこが一番疲れると思う?」
「背中?」
「膝!あのねー激しいライブは動くじゃん?アンプラグドはこうやってるから膝が痛くなるの」
「俺は今ちょっと立ちたいんだよね」
「腰か君!止めようそういう話は!!」
「じゃあこれから激しいステージングでその膝を乗り越えればいいんじゃないの?」
「でもさ、フォーク形式で激しく動いてる人っている?」
「昔清志郎さんとかどうだったの?」
「清志郎さんはだって。あのね、アンプラグドで手持ちマイクで歌うとね、なんかねー営業っぽくなるんだよ。なんか
デパートの催しに呼ばれましたって感じ」
「俺らが子供の時ああいうの見たからだ」
「ここら辺に夏木ゆたかがいそうな」
「別にあなたじゃないからね」
「夏木ゆたかだ!夏木ゆたかがいたらいいね。一回さ、オーケン橘高アンプラグドまたやるとしたさ、筋少でもいいからさ
司会つけようよ」
「まずみんなをあっためてね。準備ができたようですって」
「前説」「それはデパートの屋上でもやるの?」
「我々デパートの屋上でやるの?」
「前説ってそんなイメージがあるだけなんだけど」
「夏木ゆたかさんにしようよ」
「ツアー一緒に回るのね」
「それもいいよなー。あ、そうそう!それで思い出したわけじゃないですよ?なんと大槻ケンヂと橘高文彦このセッションが
28にか?品川ステラボールってとこに工学院の卒業制作、卒業イベント?にお呼ばれされて」
「これは品川プリンスホテルの中なのか?」
「全然知らないよ?なんかユーミンがつけたんだって、ステラボール」
ちえさんになんか言ったみたいでウケていて。
「いいの、もう20年、25年くらい?すいません、女性にそんなこと。もうちえちゃんは昨日今日始めた感じですけど。
それもムッとするでしょ?難しいね。我々、あなたデビュー何年目?この方はねー。ボク来年20周年なんですよ。
この方もっと長いよ?子役時代があるんだから」
「 あー、面白いなそれ。メタル子役なんだ。貴公子の格好して。1984年デビューだから、23年か」
「ボク19年、23年ね、MCとかなんて言うのかなー、どうでもよくなってくるの。何って言ったらいいのかなぁ、どうでもよくなって
くるのね。だからMCの重要さが、いーじゃないもう、いーじゃない曲の間だから、どんな話したって、って気持ちになるんですよ。
だからKISSとかエライね。MCとか決まってるんでしょ?」
「大体全世界同じMCだよ」
「それも悲しいよね。全世界これと全く同じ完全台本だったら驚かない?」
「そんなプロ意識ないだろう」
「とりとめない、映画とかでもとりとめないセリフがアドリブだと思ってたら全部台本に書いてあるってあるの。吉川晃司さん
出てくるやつ、ヤクザ役でぼそぼそ「消費税が~」とか言ってるんだけど、絶対にアドリブだと思ったら台本なんだって。
我々もやろうよ」
「これも完全台本ね。やる、それで全国回ろうじゃあ」
「だから今後の筋肉少女帯を考えたら、とりとめのないステージってどうかしら?筋少ってかっちりしてるじゃない。突然
我々の観に行った洋楽であったじゃない。突然ボーカルとかいなくなって、何の説明もなく5分くらいとか」
「何かあったんだろトラブルとか。ただその間アタフタしないね。お客さんずーっとキャーって言ってるもん」
「そういうのやろうよ」「やろうよ。その代わり俺たちがその間に耐えられるかだよね」
「私は引っ込む、かわりに椅子を持った、若いのが」「座るでもなく、どうするでもなく」
「何かそういうロックってないじゃない今。かっちりしすぎてると思う~。理に適い過ぎてる。不思議な空間を出そうよ我々も。
一回引っ込んで2時間出てこないのやらない?今日」
「今から?ふーん。きっといないでしょみんな。帰るか!って帰るでしょ?」
「平日だしね」「明日も仕事あるからね」
「みなさんありあとございあすね、仕事なのに来てもらって。明日から火曜日、頑張ってくださいよ」(マイクなし)

「さ、やりましょう。気を取り直して。かっちりした曲です。踊る赤ちゃん人間」
踊る赤ちゃん人間。境目のない世界。

蜘蛛の糸。


~アンコール~
朝ちゃんちえちゃん橘高さん登場。

「どうもありがとうございます。筋少ね、再結成じゃないね俺らは。再加入することになって、クビ組ですから。こうして
一緒にやることになって、アコースティックで名古屋京都、大阪その前に行って、こういうのやってそうでなかったから、
一回筋少の時2Daysで納涼なんとかってクラブチッタでやったぐらいだよね。筋少って結構ね、今度出るベスト盤聴いて
くれたらわかると思うけど、ハードなサウンドの中にアコースティックなのいっぱい入ってるんだけど、俺もこういう
ギターとか使うんだけど、ステージですごいよね」
ちえさん「こんなね、こんなギター弾く人いないって」
「もう無理っす。マーシャルが後ろで鳴ってる並にきついっす。でも楽しかったです。いい曲できたなって。また28日
ありますけど、しばらくないと思うんで。アコースティックギターって、ロック弾きするとこんな辛いんだって、ますます
バカメタル弾きしますんで今後。また何かあったら是非。
また何年かしたら突然二人でやろうかってこともあるかもわかんないんで、その時遊びに来てください。今日は
久しぶりに1曲インストロメンタルでやります」

航海の日。


オーケン登場、バーバリーBLACK LABEL黒ジャージ。
冬の風鈴。

「3月に筋肉少女帯で、ロック、東京が3日、2連ちゃんで、名古屋、大阪、4月1日また東京に帰ってきて、筋少ちゃん
祭りって、その昔日清パワーステーションってところでいろいろやってゲストとかね、来てもらって特別なライブ
やってたんですね、それの復活ということなんで、XYZ→Aとか特撮以降に知った人は、何なんだ筋少ちゃん祭りって。
過度な期待してらっしゃると思います。答えるべくがんばりますんで、8年ぶりの復活で、どうしても懐かしい雰囲気
になっちゃうけど、8年の間我々がどういう活動してきたとか、今後どういう活動していくとか、そういう、結婚式の
挨拶みたい部分ね、そういうのを知ってほしいですね。みなさんと共有したい。何言ってるかわかんない」
「結婚式のようなことを共有したい?」
「違う、結婚式のスピーチで言うような、これからの、人生というか」
「これからの門出ね」
「これからの我々、我々だけでない、みなさんもですよ」
「もちろんですよ」
「これからをねー、大事にしたいよねー。そして、10年後には、宮崎県知事に!」
「そういう狙いか」「 なんかさーあるな、選挙に出るってのもあるな。オレ出そうな感じじゃない?」
「中野区からな」
「中野区を!わたくしは!」
「応援に内田とかさー、先輩、ニューミュージックの巨匠」
「陽水さん?」
「中野出身の」
「中野出身のニューミュージックの巨匠?」
「君の学校の先輩だって聞いたけど」
「佐野元春さん!」「そうだよぉ!巨匠でしょ?」
「中学の先輩。あとブラザーコーンさんも。オレオレオー、大槻ケンヂをー」
「絶対当選しないと思うな」
「中野区長から行くかなぁ。公費特効に使いまくりでしょ。中野区民の血税で、スッパーン!と」
「阿波踊りとかも毎月やっちゃえばいいじゃん」
「阿波踊りはクリスマスにも。年3回やって、地域の経済の活性化を目指します!そして、かつて中野ブロードウェイに
住んでらした、沢田研二さんと青島さんを、青島さんもういない!もう一度ブロードウェイに誘致、そして、中野
まんだらけを、まんがの森に変えます。意味がわからないね」

「東京都としてはそれは怒るね」
「そんなこんなで、真面目な話でまとめようとしたら、こんなことに。ま、がんばりますよーって話でしたー。
今日はありがとうございましたー」


僕の歌を総て君にやる。
「いい夜でした。みなさんが物販買ってくれたらもっといい夜になると思います。そうでなくてもいい夜です。最後に
歌います。きらめき」

きらめき。

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