月刊ポンすけライブ  2008.7.17 池袋マイルスカフェ 19:00~22:45

小畑ポンプさんのユニット、ポンすけ「月刊ポンすけ」オーケンゲスト出演!



MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


ポンすけさん登場。
1部から。
ポンプさん「いつもと趣向を変えて、ゲストをお呼びしましょう」

「好青年みたいな格好で。青年ちゃうか」

オーケン:黒スーツ。特撮お花黒Tシャツ。ベージュ黒模様キャスケット。ヒビなし。

「好中年だよ。あつい!やばいやばい。歩いてきたらやばかった」
「こないだ名古屋出てくれてね」
「はい、ありがとうございました」
「座っていただいて」
「いいの?好中年だから。こないだすいませんでしたね。」
「みんなに説明してあげてください」
「名古屋のドキシー、昨日までロキシーだと思ってた。なんかで見て、「あ、Dだ。間違ってるよこれ~」
って。そういうことあるじゃない。勝手に思ってて。ドキシーでゲストで出させていただいたんですけど。
結果的には楽しかった。1週間前、ポンプさんからメールが来まして「来週名古屋よろしくお願いします」」
「君からのメール「あれ?出るんやったっけ?」」
「やったっけとは言わないですね」
「「出るんでしたっけ?」さすがに僕も「出ぇへんやったっけ?」」
「恐らく僕出るって言ったんですよ」
「遡ること1ヶ月前ですよ。「ポンすけ名古屋行くのかい?僕も出たいなぁ」」
「その日ねぇ。手羽先食べたかったの!」
「インターネットで調べたらオレら出るって」
ただすけ「手羽先 名古屋 で5件目くらいに出ますかね」
「その間に「ひつまぶし」も入る。味噌煮込み。すいませんでした」
「いやいや。お店の告知も全部してるから」
「違うの。今年デビュー20周年なんで、ありがとう。いろいろ飛び入りでださせてもらおう、勝手に飛び入り
月間なの」
「ものすごい自分のさじ加減」
「いろんなミュージシャンに、明日もやるんだけど。「出してー」って。ちゃらい感じで。ちゃら男で」
「「明日超出たいんだけど」」
「「多少は盛り上がらね?」みたいな。今日のマイルスカフェが決まったもんだから、てっきりそっちになったと」
「こっちが後で決まったから。お店のHPには大槻ケンヂがケンジだったのね。よくある間違い。だから、最悪
来んかったら大槻ケンジって人が来ることに」
「あのね、微妙に似てるんだけど、織田裕二と山本高広よりは似ている」
「お客さんが気がついたら、「いやいや、この人ケンジだから」」
「いろいろ偽装あるけど、ここに一人もホンモノいないかもしれない」
「ポソプだったりね」
「僕がたたすけとか」
「だだずげとか」
「昔はよくあった。エノケン来る!ってよく見たらエノケソだったり。そういう伝統を」
「なくしちゃいかんね」
「新幹線飛び乗って」
「名古屋で筋少の告知をされたとき聞き逃さなかったんですけど、「その日なんだっけ?」ってお客さんに聞いていた」
「おじいちゃん化進んでますからね。あの頃の大槻ケンヂじゃないですよ」
「ポンプさんって20年前と変わってない」
「昔から老けてたからね。君ピチピチしてたからね」
「僕20年前もっとやんちゃだったね。22か。やんちゃだった。怖いもの知らずで。だんだん虐げられてるうちに、すごい
人の顔色を窺う人間になっちゃった」
「バンドが売れて、ポルシェ買って、変わっていくよね」
「その間に、バンドが不仲になって、ポルシェ売って、新しく買った車は2ヶ月で2回くらいしか乗ってない。運転が苦手
なんですね。20年間で事務所が3回潰れた。ほんとほんと」
「すごいねぇ」
「3回潰れたよ。僕がつぶしてんだけど」
「マネージャー何人くらい変わった?」
「20人くらい。最短は、「この人がマネージャーなります」って、来なかった人とか。いるいる。3人くらいいる」
「何でですかね」
「大きい事務所にいたことがないから、変な人ばっかり来るね。ニートをやるか、本来ニートをやるべき人が、バンドブーム
の時は、ニートもバカだった。ニートのくせに働きに行こうとした。本来ひきこもりのはずが来ちゃうもんだから、何も出来ない。
ネットカフェなかったから来ちゃう」
「大槻に「バカー!」って言われてた」
「バカっていうかやばかったね。どうしてるかなあの人たち。こんな話ばっかりでいい?すごい人が、エンジンって呼ばれてて。
緊張しちゃってずっとドモって「ぼぼぼぼぼぼ」バイクかよ!その人ほんとに虐められて、辞めたんだけど、何年前かなぁ
三軒茶屋のマックでねトトトって人がきて「おお大槻さぁああん。ぼぼぼ」「あああ!エンジン!」彼は会えて嬉しいみたいな
感じで。伝説いっぱいあるよ。言えない言えない。歌わなくていいんですか?」
「じゃあ1曲やりますか。紹介してください」
「僕とポンプさんがやっていた電車というバンドの」
「僕が入りそこねたやつですね」
「そうだ!ありましたねそんな事件が。その時に、長くなるから止めましょう。電車の曲で、大槻ケンヂ20年間わりと全作品という
のが売ってますけど、数が多すぎてわりとになっちゃったんですけど、CDがついていてその中にも入っています。Outsiders」
Outsiders。

「20周年だね。どっから数えて。80年代から?」
「デビューして。仏陀Lからね」
「やっぱ兄さんなんだね」
「そう。お笑いで言えば」
「すかんちから言うと筋少にいさんなんだね」
「そろそろ師匠って呼ばれないかな。こないだNHKでヴィジュアルバンド大集合みたいのがあって、それの座談会の司会って
やってきた」
「これまた微妙だね。まぁまぁヴィジュアル系だよね」
「ヴィジュアル系の元祖ですよ。悪いけど。ポンプさんも」
「また違ったベクトルの」
「いや、正統派は他にいますよ」
「正統派が上やとするとぼくら斜め下斜め下で」
「正統派が・・・BuckTickとしよう」
「息が合うねぇ」
「もっと亜流っていうか」
「ものすごいところもあるよね。デーさんとことか」
「もう一つの天皇家みたいな。世が世なら、我々がメインストリートを歩んで」
「外なんか歩かれへん感じやったかもね」
「普通に歩いてますけどね」
「ただすけはその頃は知らんの?」
「うっすらですね」
「CMソングとかやってたんだよ」
「やってたねぇ」
「ほんとに覚えてますか?」
「覚えてるよ。「レッツゴートゥー吉野屋♪」ってやった。ラーメン持って「ホームランのケン」とか。結構やった」
「清涼飲料水やったっけ」
「ポストウォーター。飲んでニカー!って笑った。もう一個なんかやってた。それは黄色いスーツ着てね、美女とアメ車から飛び降りて」
「そっち覚えてたな」
「なんだっけ?ネスティー!あの頃ね、事務所にはがっぽがっぽ入ってた。また生々しい話。」
「スイス銀行にあるんじゃない?」
「どうもミュージシャンにはがっぽりとそうでないのが差がある。がっぽりの人、ちょこちょこ稼いでる人、ライブハウスとかに地下通路
があって、みんなB’zの稲葉さんのところに流れてる。昔のラブホテルシュウ~ってあったでしょ。そんな気がするんだよね。どうも
おかしいっていうね」
「はっはっは。面白いな君は」
「だんだん体の向きがお客さんと同じ並びになってきました」
「ただすけは現代っこやからオレらよりがっぽりいってる。こっぽりくらい?アルフィーやって前ポルノグラフティで」
「あ、今アルフィードラムやってた人が筋少のドラムだよ。生生しい話だけど、こっぽり行っていた人が定宿にしていたのを聞いてさ
ぶっとんだね!俺らとか」
「一緒にしたね。俺らで。名古屋だったら」
「第二富士ホテル。大阪とかDoスポーツプラザ!」
「ホテル関西はないな」
「ホテル関西泊まったよ!稲葉さんが死ぬまで泊まらないホテルだと思う。3人部屋なのよ。ホテルの下に妖気を感じるわけよ。
都市伝説でさ、ベッドの下に怖い人が寝てるって。あれかと思ってベッドの下を見たら、エロ本が入っていたね。裏本だった、20年前」
「「窓あるわ!」って開けたらここ(目の前)壁だった」
「そうだよ~。えええ!ってところがありますよ」
「お宅はわりと早く脱出したよね」
「なんか遠い目して昔話ばかり」
「昔新幹線で待ってる人がTシャツ脱いだらおっぱいぼーんで」
「オレね、よく下着にサインしてくださいってよくしました」
「すかんちは指くわえてみてた」
「女性がいたからね。すかんちは」
「昔話はあとにして」
「あ、今日ライブでしたね」
「せっかくだし歌とか歌ってみようか」
「クーラーつけようか?お客さんの顔がてかてかしてきた」
「電車の曲で、死体のこもれび」
死体のこもれび。

「こないだ名古屋に行った時に若干ショックなことが。「僕の本読んだことある人いますか?」って聞いたら
誰もいなかったね!何人たりとも、一文字たりとも。「ホームレス中学生書いて売れてます」って言ったんだよね。
まだまだだなと思いました。20年やっても」
「あれ見て「大槻くんまだまだのりしろあるね」と」
「あ、そうか」
「のりしろ?」
「のりしろはそうか」
「オレものりしろだと思ってた」
「名古屋の時からあぁ、なんか聞き取れてないだけでのびしろって言ってると思ってたのに」
「のりしろは、「のりをしろ」って命令されてる、「のりしろ!」子供のころとか何で上目線だよ~って思ってたよ」
「それも違ってたらおもろいね」
「のびしろもあれね。新しいものをするよりも、20年間やってきたものが再評価されて」
「また簡単なものを選んだな。楽な方楽な方」
「いつも新しいことチャレンジする人いるじゃん?疲れないかなぁ。50くらいから事業始める人とかいるじゃない?疲れね?」
「超疲れるね」
「 下手すりゃ60になってアガリスクとか売り出す人いるじゃん。あれめんどくね?そこそこお金もあるでしょ。そういうことやって
失敗してホームレスになって。めんどくさくね?ライフスタイルが違うね」
「早めにやって燃え尽きるタイプね」
「もう燃え尽きちゃった。みなさん見てるの燃えカスでございます。」
「新しいの出さんのかよ」
「それが、出すんですよ」
「やってんじゃん」
「筋肉少女帯の方が、シングル4曲入り。全曲新曲!」
「橘高やる気やね」
「オレはカバーとかでお茶を濁したい派なんだよ。僕が言うとみんな反対するんですよ。最初に言っちゃった「セルフカバーで
よくね?」言っちゃって、反論されて、結局4曲新曲」
「頑張ってるからいいじゃん。なんで橘高そんなやる気出してんの?」
「彼はやる気よ。うーん、血圧じゃないか?音数多い人って血圧高いでしょ?」
「ボクは低めですけど。ボクは音が足りない」
「動き回る、多動症の人。止まると死ぬみたいな、まさにそれですね。橘高さんだけが一人で喋ってる」
「 こないだすかんちと対バンしたじゃん?橘高くんだけがやけに元気なんだ。うわーって来るからうわーって合わしておいたけど」
「内田くんはもともと喋らなかったけど、おいちゃんとか本当に喋んなくなった」
「いい大人になったね」
「ボクも違う人になった」
「昔はどんな人だったんですか?」
「小島よしおみたいだった!10代のころは」
「この人のビデオみたら「これ小島よしおじゃん?」って」
「鳥居みゆきかな。サンミュージック芸人!」
「ボクも結構好きなんですよ」
「鳥居みゆき好きなの繋がるねぇ」
「鶏肉?」

「手羽先がフリで今来たのかなって。」
「長いわ!」
「 鳥居みゆきの男版みたいですよ。とにかく、ちょっとこの人うざい。イベントとかでからみ辛い人だったな」
「からみ辛いけどうざくはなかったよ」
「ローリーさんと近いところがあったかもね」
「でも氏神一番とは遠かった」
「 ローリーさんと大槻ケンヂと氏神一番は、ま、いっか。サンミュージック芸人だね。うた、言ってよござんすか。告知はあとで
しまして。僕がやっている特撮の曲です。CDも今日売ってます」

あの娘が遊びに来る前に。

「まじめな話、ポンすけでやると気持ちいいですよ」

「そう言われるとただすけが喜ぶ」
「いい気持ちで歌わせてもらって、まだまだのびしろありますね。覚えたての言葉を」
「エディとはまた違うタイプだね」
「筋少は爆音系だから、こうして朗々と歌えると、自分でオレ歌うまくなったんじゃないかなって」
「うまくなったよ」
「ほんと?」
「ボーカリストにうまくなったって失礼な話」「 いや嬉しいよ。20年前デビューしたときは鳥居みゆきだったから「キャー!」
とか言って、それがだんだん、音楽やろうとして入ったんじゃなかったから、バンドやってくと歌も歌わないといけない状況
になって、ちゃんと歌おうと」
「今となってはデスペラード歌うんだもんね」
「こないだね、あれ気持ちよかったなぁ~。今度10月に」

「やりますか」
「まず10月にポンすけ&大槻ケンヂでやるってのは?」
「知らない」
「まだのびしろあるねぇ」
「1つ問題は東京ではやらないという」
「東京はないんだっけ?」
「スケジュール合えばね」
「武道館が9月21日。一月前は24時間テレビが武道館。エドはるみさん」
「よう考えたら東京ないのもあれなんで、考えましょう」
「みなさん旅に来られてもいいんじゃないですか?」
「名古屋はすぐ来れますので」
「ライブ忘れててもいけましたから」
「直前までラジオやってらして」
「まま、東京も考えましょう。どこでやるんだい?ZeppTokyoとかだったり」
「そうなったらもうポンすけ側では仕切れない」
「弊社でも全く」
「社長なんですよこの人」
「ホットスタッフとか、キョードー東京とかつけますか?なんかピアノとかがあって」
「この形いいでしょ。内田くん呼ぼうか?」
「内田君忙しいんじゃない?」

「物販でまた、そうそう、名古屋では誰も読んでいなかった本を、こちらでも読んでない方は買っていただいて」
「今日も聞いてみるか」
「読んでない人。みんなある?曲聴いたことない人。いた」
「本を読んだのと同じ人ですよ」
「これがのびしろですよ」
「本は読んでるのにどういったことでしょう。友達でホントにいたんですけど、「大槻ケンヂさんて作家の方、ライブで
何をやるの?」」
「このあいだあややとチャゲさんの番組出たんですけどあややが「大槻さんて歌歌うんですか!?」ずーっと言ってたよ。
手厳しいなぁ~と。あややものびしろ」

「のびしろだらけだね。のびしろって曲書いて」
「ぼくですか?」
「大槻くんが歌詞書くから」

「いや、もう新しいものは作らない。ポンすけはCDは出さないの?」
「考えてはいますけど」
「CDにした曲はやらないとか」
「一切プロモにならない」
「ま、考えておきますんで、その時には1曲吟じてもらえれば」
「吟じて(笑)」
ただすけさんがピアノを弾き出し。
「吟じられた遊び。音楽コントやね」
「次は機関車。小坂忠さんの曲をカバーしています」
機関車。

「今度も楽しみだね」
「 いろんな曲やりたい。タイタニックとか?バンドのいるお店で歌ってる人に聞くとねぇ、毎回リクエストされるんだって。
お客さんが必ずあのポーズをやる。ちょっと前だとボディガードとか。エンダー!」
「勘弁特集やる?デスペラードで終わればいいんでしょ」
「ポンすけやりだしてから年齢的なものもあってバラード志向になって。スタンダードなのがわりと歌いたい。普段の
筋肉少女帯でヘドバン発電所とかやってるから。その反動だと思うね」
「それもあって、これもあってだね」
「今説得されたね。ちょっと売れたアーティストが「もうヘドバン発電所やりたくないんですよ!」「やりたい曲やりたいんですよ!」」
「まぁまぁそうやけど~、それがあってのことやから~。歌いたい曲どっかでうとうて来たらいいがな。ま、それもあると
思うよ。年齢的なものばかりじゃないと」

「オレはね、黄色いジェロになりたいんだよね」
おぉ~と歓声。
「冗談で言ったんだよ?白いジェロっているんだってね。黄色もいてもいいかなと」

「キャップじゃなくてベレー帽なんだよね」
「間違えてアンディオロゴンになって「格闘やってるから逃げられないよ~」お手柄。あるいは盗撮側に。黄色いジェロ盗撮」
「黄色いジェロいただきましょ。ツアータイトル」
「パクリだとぴあとか載せてくれないんだって」
「そこはジェロって書かない。点々なくしておく」
「黄色いシェリーくらいに」
「 何がいいたいかわからない。日にちとか誰も覚えてないので、詳しくはHPで」
「個人的にはいろいろなところで飛び入り。告知したりしなかったり」
「君が飛び入りだとすごいの?」
「そうでもない。出てあれっ?って時もあるよ。歓迎もされず拒否もされず。何度やってもこの仕事だけはわからない。ここは
80人?30人くらいのところでやります」
「そんなところでやりながら、武道館でも。何年ぶり?」
「14年ぶり」
「ビデオ持ってるよ。前回のかな?」
「前々前回くらい。今度DVD出るよ。それが2枚出るけど、本編もさることながら、特典映像がすごい。これでもか!ってくらい
入れてやった!」
「オレとかベラしか笑えない、うちわだけってのじゃないよね」
「オールオーディエンスが、笑うのだけでなく貴重なものもね。過去のものでね」

「これは初めてやるよね」
「さっきリハでやって素敵だっだ~。自分で言うのもなんだけど」

アザナエル。

1部終了。この時点で21時過ぎ。30分の休憩後2部スタート。
終演は23時近くでした。

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