KERA 還暦記念ライブ  ~KERALINO SANDOROVICH 60th Birth Anniversary LIVE~  恵比寿ザ・ガーデンホール 2023.3.25 17:30~22:20


ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が自身の還暦に際して記念ライブを開催! ユニット、バンド、ソロと幅広く活動するKERAの音楽を一度に楽しめる一夜限りのスペシャルライブ。

出演:KERA、石野卓球、犬山イヌコ、上石統、内田雄一郎、大槻ケンヂ、かわいしのぶ、クボブリュ、コウ、 ゴンドウトモヒコ、坂出雅海、佐久間亮、佐藤真也、
シウ、ジン、杉山ケイティ、鈴木慶一、鈴木光介、田渕ひさ子、中野テルヲ、ハラナツコ、ピエール瀧、伏見蛍、三浦俊一、みのすけ、三宅弘城、湯浅佳代子、REIKO 他

曲順MCなどいろいろ 曖昧ですのであしからず。空バカのみレポです。
 

3部構成。1部ごと20分休憩あり。
ステージ奥が幕下りてスクリーンになっていて60カウントダウン映像でスタート。

2部最初が空手バカボン。暗転の中登場。

オーケン:黒ハット、白UFO柄シャツ、黒パンツ、黒スニーカー。
ケラさん:カーキコート、赤シャツ。
内田さん:黒ニット帽、黒ジャケット、黒パンツ、黒マスク。ギター。

バカボンと戦慄。

おおもうけバカボン。

「大槻ケンヂ、内田雄一郎」
「どうも空手バカボンです。ケラさん還暦おめでとうございます」
「ありがとうございます」

「何か僕と内田君中学ぐらいの頃か、バカなテープ作っていて、それを面白いとかけつけて聞きつけてくれたのがケラさんだった。我々頭のおかしい中学生2人の表現を一番最初に面白がってくれたのがケラさん」
「そうですね」
「内田がさ、渡してきたんだよね?」
「いや中学の時にやってたテープを高校生の美術部で聴いてたら、何故か軽音楽部に行っちゃって、たまたまケラさんが聴いておかしいよって」
「児童館だかのライブでさ、児童館って」

「西大和児童館」
「でもねほとんど今の筋少の原型があるんですよ」
「じゃ成長してないみたいじゃない」
「あっはっは」
「そうだけど」

「大槻達にしろ石野達にしろ大体中学生ぐらいで出来ている」
「ちょっと!空手バカボンの未来を語りましょうよ」
「ええ?積極的な感じを大槻が」
「もう空手バカボン声出ないからもうやりたくないって言ってたの。それでリハに行ってみたらただキーが高いんじゃなくて特別な変な声でそれは今も俺は出せると思ったから、できるなと思ったので。なんか
空手バカボン」

「マンスリーライブ」
「そういうんじゃない。ガツっとサマソニに出たい」
「そうね」
「呼ばれないよ」
「騙して。ソノシートとか出してた時寸劇が入ってるのね。空手バカボンやるっていうので何の寸劇やる?曲じゃなくて寸劇を」
「あの頃にオーケンケラさんはまだしも実は、ウッチーが実は芝居がうまかったの」
「あぁ~」
「それで筋肉少女帯で小芝居を入れた曲ってやったの。そしたら有頂天にいたおいちゃんよりも空手バカボンの内田君の方が芝居がうまいんだよね」
「ハハハ」
「だから何故ケラさんはウッチーを芝居に引き込まなかったのか」

「内田はスタッフでやってもらったよね1回」
「うん音響やった」
「健康の2回目の公演の」
「大事な音が出なくてめちゃくちゃに」
「全然覚えてないなぁ。トモロヲさんが雪でなかなか来なくて、雪が降ったの3月なのに。覚えてる?このままトモロヲさん来なかったらみのすけがギターを弾いて弾き語りで30分か1時間やる」

「いいねそれ」
「色んな事がありましたね。空手バカボンはカセットテープだったんですよオケが」
「ね」
「忘れてくんだ内田」

「そうそう持ち回りにしたんだけど全員1回ずつ忘れてきた」
「大事なものをね」
「なんにもできないんだよ」

「もうね手足をもがれた」
「ほんとだよね」
「度々あったよね。居るのみんな。テープがないから何も」
「都内だから慌てて」
「帰って取ってきてやった。青山サイで」
「サイね、やった」
「筋少のライブもう何十年聴いてないんだろ。橘高が欠席する時行くよ」
「しないからね。ケラさんが、思う、ケラさんが怖れる数十倍今の筋肉少女帯はヘビーメタルだよ」
「ハハハ」
「橘高がって言ってるのはネタですよ。ただそうかうるさいんだ」
「うるさいよ~」
「やってる人たちがこんなにうるさいって言うなら、耳栓持ってくか。1回橘高とは腹を割ってね」

「今になって腹を割って何すんのさ」
「大槻も内田もそんな会ってないのに1年に1回でね、そんな気がしない」
「みんなしない」
「しないね。ツイッターでやりとりするからかな。全然感慨がない。さっき卓球もあっおはよう」
「だからこれから空手バカボンの歴史を作って行きましょう」
「どうやってだからマンスリーライブ?」
「マンスリーそっちの方向に行かないで。やっぱりフェスにバン!だよ。サマソニとか」
「何かあるの?ツテ」
「ない」
「なんかあるでしょ業界長いんだから」
「だから電気の二人に繋いでもらう。卓球こないだ歌舞伎町でDJやってたからああいうの、繋いで貰って出ようよ」
「わかった」
「ラウドパーク出ようよ、ヘビーメタルのフェス」
「やだよーそんなの。でも1回ぐらい。1回野外でさ、日比谷か空バカで出た」
「出ました」
「お客3人とか5人」
「いやゼロですよゼロ」
「通行人がたまたま観てる」
「俺2千人来るって言われて出たんだもん。子供と、遊んでるパンダの着ぐるみしかいない。着ぐるみにバカボーン!正真正銘のバカだよ」
「2千人来るって言われて誰も来ないって、有頂天も動員ゼロってあるけどさ」
「あぁ鹿鳴館ね」
「鹿鳴館だからたかだか200人。来ても200人でゼロ。でも2千人来るってゼロの方が落差でかいよな」
「トランザムってプロのバンドが出たんですよ我々の前に」
「これがさトランザ~ムってコマーシャル覚えてない?でっかいラジカセ抱えて」
「言うてもね、世代がちょっと違う。ケラさんのコマーシャルネタたまにわかんない」
「そうかわかんないかトランザム上手なバンドだね」
「トランザムがさ、じゃ次は天才バカボンの皆さんです、って言われてしょうがないなと」
「有頂天も力也さんにね次は有頂天で有頂天になってくれって。緞帳の裏でみんなずっこけた」
「筋少は、次は筋肉モリモリ少女帯」
「違うバンド名」

「力也さんに言われた、筋肉モリモリ少女帯。今日は1日モリモリ少女帯でいよって思ったよね」
「ハハハ」
「やろっか。是非次はフェスで」
「ラウドパークに」
福耳の子供。

バカボンと戦慄Part2。

「大槻ケンヂ、内田雄一郎、ありがとう」
オーケンウッチー退場。

「空手バカボンはねやってる時はあんまり若い頃ちょっとやってたんだけどあんまり歌いながらも気付いてなかった、30過ぎてからですね大槻ケンヂの詞のすごさに気付いたの。やらなくなってから
気付いた。本人に言うとそれのどこがって。2部は大体こんな感じです。30バンド呼ぶと還暦ライブじゃなくてナゴム総決起集会になるんで参加したバンドを主に。電気は一緒のステージ立つのは今回初めて」

2部はゲストライブとトーク。
3部は有頂天。
心の旅でケラさんステージ下上手側通路におりてきて歌いました。ゆっくりステージによじ登り。「階段あるって聞いてたのに」

アンコール2回目で還暦マーチやろうとしたらハッピバースデーにサプラーイズ。「だからみんなお尻気にしてたのか」
出演者ぞろぞろ出てきてケラさんに赤いバラの花束贈呈。
「1曲やったら終わります」
還暦マーチ。

「もひとつお願いが。みんなでお客さんバックにこっちから写真撮るじゃん。一度もやったことないの、やろうよ、どうすればいいの?」
三浦さんがてきぱきと「ケラさん真ん中で座って」指示だし。「慣れてるな」「筋少がよくやってる」
「シン仮面ライダーさいこー」
「大槻押してんだから」

「みんな長い時間ありがとう気を付けて帰ってくださいほんとありがとう!」


22時すぎまでたっぷりでした。ケラさんずっと出ずっぱり立って歌ってすごいな。おめでとうございます。