ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー
生誕50周年 ・ナゴムレコード30周年&新生記念・新宿ロフト4days  新宿LOFT 2013.12.14

KERA SOLO UNIT/空手バカボン・ゴージャス(大槻ケンヂ+内田雄一郎+KERA+α)
東京タワーズ/うみのて

曲順MCなどいろいろ 曖昧ですのであしからず。空バカのみレポです。
 

スクリーン幕でタイトル表示。転換でスクリーン下りる。ナゴム映像とか流してくれるかと思ったけどなし。

うみのての次にKERA SOLO UNIT。

マンデラ大統領の追悼イベントでの手話でたらめ話で盛り上がったり。

ケラさん「本編はこれで終わり。言っちゃった」

アンコールもありました。
ナゴムで一番売れたというたまのさよなら人類やりました。500枚のあと追加が19500枚だったそう。

東京タワーズのあと、トリは空手バカボン。

内田さん、ケラさん、オーケンがカーキの人民帽と紺の人民服を着て登場。
バカボンと戦慄。
おおもうけバカボン。

オーケン「こんばんは、最強・最後のテクノバンド、空手バカボンです!」

「どうもこんばんは、最強・最後のテクノバンド、空手バカボンですよろしくお願いします。だめだね、
空手バカボンを久し振りにやったから、筋肉少女帯の癖が抜けなくて、テクノなのに煽っちゃうんだよね。」
「昔はもっと、冷笑的な、シニカルなお客ばっかだったから、俺たちがこう(拳挙げ)やってもまともに受ける
お客さんいなかった」
後ろから「やかましい!」と野次。
「どういう意味かもわからない」

「ケラさん生誕50周年おめでとうございます」
「ありがとう。いくつ?」
「47。内田君も47」
内田さん「7だっけ」
「7だろうよ。なんでごまかすかな。8じゃないよね?昭和41年」
「いや、わからない。」
「若宮幼稚園だよね。もう過去の話は止めましょう。未来の話をして、内田君が全部手話で」
「また手話かよぉ」
「あれはすごかったよぉ」
「にこりともしないのがすごい」
「空手バカボンも、歴史ありますよ」
「新曲ださないまま何年たったかね」
「内田さん作ったらいいですよ」
「未来の、東京オリンピックの年に出す」
「そうだねぇ、7年後か。恐ろしいねぇ。」
「1年に1曲ずつ作ってく」
「ケラさん57か。いやいいですよ」
「変わんないでしょ」
「空手バカボンは、テクノバンドということでやってますが、お客様がオーディエンスが盛り上がりたいような風情を
感じるんです」
「ビンビンね」
「イエー!ってのはおかしいよね」
「なんだろう。いよっ!あんたやってたじゃん」
「やってたねー。テクノだー!でも空手バカボンテクノでもないよね」
「なんだかよくわかんないまま」
「さぁ、じゃあちょっとやりますかぁ?」
「MC多いよこれ(セットリスト見て)。MC箇所が多過ぎる」
「いや、それでね、過去のことは話すまいとケラさんと決めたんですよ」
「いいことだ。一人酔っ払いがいるな?友達になろうぜ」
「いつでもいいぜ!」と応える酔っ払い。
「こないだRYDERSの25周年ライブに出て、お客様も25年経ってるんだ。鋲付き革ジャンなんだけど、みんな50がらみ
なんだ。でもほんとに野次がすごかったね。「早くやれよぉぇ!」すごかった。「チューニングするから待ってくれ」ってバンドの
方が言ったら、「適当でいいよぉぇ!」いいよね。適当でいいのは、RYDERSさんよりも空手バカボンに言う言葉です。
空手バカボン適当なんで、あまり期待値上げないでください。すっごい下げて、ね。下がった?あれだな、うー、下井草
みたいな駅前で、ミスチルのコピーみたいな、どうでもいい、毎日見たら下がるでしょ?」
「そんなやつら観るためにこんなぎゅうぎゅうになりたくないよ」
「 それが人生の不条理と言う。下げれたのかい!下げたか?ハードル下げたか!?よぉーし、いくらでも間違ってOKだ」
「OK!」
「違う曲歌っちゃおうかな」
「いってみよーうっちー!レッツテクノだ!」
私はみまちゃん。
パヤパヤ。
たんきゅんがコーラス。サンタ帽子で可愛かったです。

「たんきゅん紹介しようと思ったけど」
「任す」
「行っちゃったから後にしよう。ありがとうございました。空手バカボンは、僕ら15.6の頃ケラさん18くらい」
「なんで振り返るかなぁ」
「言いたいのは、若い頃作ったからキーが高いんだよ。テクノなんだけど歌うとこれヘビーメタルなんだよ。俺は二井原実
さんかって。うさぎ取るのはやめにしようぜって歌ってる、クレイジードクターから逃げ出せを歌ってるくらい」
「全然わかんない。キライだもん」
「いい人だよぉ」
「人じゃない、ジャンル。橘高もいい人だろ。ところがどっこい、弾くギターときたら」
「あと5年以内にヘビメタの良さに気付かないと、声が出なくなるよ」
「橘高とバンドやるか。でもね、ナゴム時代の大槻の声はちょっと特別だよ」
「何も加工してないからね。あの、ここ何日間かで知り合いがいっぱい出てますね。人生どうだったの?」
「よかったよ」
「リハだけばちかぶり見て、すごいね!」
「すごい、全然変わってないね」
「なんだろうあの変わらなさは」
「昔から大人だったんだよ。俺らは10代でしかなかったから。でも昨日空バカ聴いてて、缶詰工場で働く、あれいいね。
今日やんないけど。あれいい曲だよ」
「 僕歌詞かいてたけど、すごくよくわかる、中高校生くらいの閉塞感、青春の閉塞感歌ってる。だからテクノ尾崎なんだよ。
盗んだバイクで走り出すみたいなことを、沼に沈んだ姉さんがと歌う。I LOVE YOU~♪の変わりにバカボン~♪
その違いなんだよ」
「やろう」
「今後は老いていく閉塞感を。ではやりますか、福耳の子供」
福耳の子供。バカボンのススメ。

「ギターはやぶさのユウ。ボーカル大槻モヨコ。ケラリーノサンドロヴィッチ。ケラさんは?」
「ケラだね」
「最初のソノシートにケラリーノ・サンドロヴィッチって書いてある」
「ケラリーノサンドロヴィッチ!相当ひどいよ、そんなのないよ」
「ひどいよね。引くに引けなくなってる。たまに自分で今でも笑っちゃう。なんだろサンドロヴィッチって」
「これからもケラリーノサンドロヴィッチで行くんですか?」
「だってあとそんなに長くない。行くんじゃない?」
「これから大槻モヨコにしようよ」
「いやいいよ、俺は過去には戻りたくない。俺は、大槻フューチャーケンヂ」
「フューチャー」の声。
「呼ばなくていいよ」
「じゃあ、未来を見据えて、今日は空手バカボンゴージャスということで」
「内田さん仕切りますね」
「段取り段取りで」
「こないだね、筋肉少女帯で段取りがあってね、それからなの。あ、その前にケラさん逃げての話を。
ケラさん逃げてやったの?」
「やった。ケラさん逃げてやったって、あれはやるもんじゃないんだよ」
「みなさんご存知なんですよね?俺笑ったのが、特撮かなにかのレコーディングの時に、スタジオ行ったら、
Sound&Recording Magazineって専門誌があって、まりんがずーっとケラさん逃げての話書いてるの。「その日は
ケラさん逃げてがあった日だ」「そのケラさん逃げての時に」って」
「 そのためだけに来てくれて、申し訳ないね、って言ったら「いや、僕はここ何年かケラさん逃げてで食ってますから」」
「正しく聞いておきたいんだけど、ケラさん逃げてなの?逃げてケラさんなの?」
「 俺も覚えてないけど、ケラさん逃げてじゃないのかな。でも多くは、脚色石野卓球だからね。色んな状態、誰がどうしたとか。」
「俺が聞いたのは荒くれた人に胸倉を掴まれて、小銭を?」
「 違う違う。小銭をばらまかれたのは、グレイトリッチーズのマモルって人が、渋谷の屋根裏で、俺とお互い子供の頃、俺が出番で
出なきゃいけない、イントロ鳴ってるんだよ、サンタクロースの格好してるしかも。クリスマスライブで。出なきゃいけないのに、
マモルが「話があるんだ」その時に小銭、小銭痛いんだぜ?」
「銭形平次って合ってたね」
「かなりの武器」
「え?え?じゃあ」
「何取り乱してるんだよ」
「ケラさん逃げての時に小銭は出てきてないの?」

「出てない。ただのよっぱらいが胸倉を」
「瀧・卓球両氏は」
「遠巻きに」
「そんなに縁もゆかりもないまりんさんが「ケラさん逃げてっ!」一番ナゴム魂があった」
「別に割って入ったとかじゃないよ。何かの隙に、今!みたいな感じで」
「そうだったの?」
「この隙に!みたいな。確か。」
「僕らだったらどうだったかね。ケラさん逃げてって言ったかな。俺より君が言うタイプだよね」
「ふふふ」
「「ケラさん逃げて!」それを、暴漢が気付かないタイプじゃない?それを俺が50倍くらい面白く書いてなんだよって。じゃあ
内田さん仕切ってください」
「よし」
「こんだけ出てくるなかで、誰が「ケラさん逃げて」を言えるのか」
「まりんも、ケラさん逃げては一回場を持って、トークライブでそれだけでやるって」
「イヌケラでやって。ケラさん逃げてナイト」
「ケラさん逃げナイト」
「ロフトプラスワンで虫とか食うイベントみたい。ケラさん逃げナイト。今やろうよ!内田くん何か企画あるんだろ?」
「え?」
「企画あるんですよ、今日のプランニングが」
「空手バカボンゴージャス!ギターなんてもう弾いてられないぜ」
「えぇっ!?派手な衣装に着替えて北極星の二人を歌うの?」
「復活2006年くらいに空バカやった時は、さっき写真見たら、人民服赤かったね。今は青いやつしか売ってないらしいですよ。
大変なことじゃない」

「人民服青いので」
「空手バカボンゴージャス、バンドにしてみました!って、出てるんだよね?」
「空手バカボンゴージャス(大槻モヨコ+内田雄一郎+ケラリーノサンドロヴィッチ+たんきゅん)って書いてある。たんきゅんって
誰?全然知らなくてこないだリハで初めてあー!って。てかさっき出てた。呼ぼうよ」
「まだだよ。バンドだよ!」
「まだか。ごめんなさ~い・・・」
「じゃあ、バンドのメンバー出てこーい」
三浦さん、河塚さん、戸田さん登場
「みうちゃんだ、河塚くんだ。ケラさんこれね、内田君がやってるNESSって」
「紹介しましょう!4人と内田でNESSというのをやっております。アルバムがあちらの方で売っています。さらに3月8日にワンマン
ライブですね。以上告知でした!」
「どこでやんの?」
「高円寺」
「高円寺か」
「もう用意できたの?ベースも弾くよ」
「空バカっぽくないなぁ。いつも見る並びだ。見切れてるけど、見えないこの並びで、ステージから見えない見切れでヒラヒラドレスの
橘高が」

「いるいる」
「本城さんがそこに。本城さん明日」
「明日出ます」
「じゃあこの中で一体、ケラさんが暴漢に襲われたとき、誰が逃げてというのか。俺は絶対河塚くんだと思う」
「俺もそう思う。知らない、会ったばっかだけど」
「盾になってくれるね」
「三浦さんもううんざりしてると思う。やっと縁が切れるみたいな。アバババ!ケラさん、逃げてー!」
踊れバンバン。
来るべき世界。

家族の肖像。
終わって震え声のままのオーケンに。
「それでケラさん逃げて」
「け・ら・さん・に・げ・て」
「そうだね」
「そうだねって、何を君らは納得してるの」
「そこは!有頂天と筋肉少女帯の違い」
「何言ってんだ、一時期仲悪かったくせに」
わー、パチパチ。
「まぁまぁありますけど。いいですよそんな話は。今日は!」
「色んな人を呼びました。さっき出たたんきゅん」
たんきゅんのお二人登場。
「たんきゅんは、元マサ子さんのまゆたんの」

「娘でしょ?」
「はい」
「娘と」
「俺たんきゅんって誰だよ、ケラさんまたわかんないやつ連れてきてよ!ってリハ行ったらマサ子さんのまゆたんの娘ですって
ええええ!驚いたよぉ。びっくりだね」
「よく言われます」
「あと何の娘だっけ」
「グレンスミスのボーカルの妹です」
「君は歌舞伎町のニューハーフヘルス艶嬢にいそうな感じだな」
「そうだそうだ」
「それで、どうぞ、みんな来て!」
アーバンギャルド天馬さん、ももちゃん14歳さんなどぞろぞろ登場。
天馬さん「今朝ケラさんにツイッターで聞いて」
「その横にいるのは!あぁっ!すごい!一番メジャーな人だ!」
掟ポルシェさんも登場。
「銀座なーう!けんちゃん、油揚げ食べていきなさい」
「若い娘さんは?」
「緑川もも子さん14歳」
「ももちゃん14歳。今日は?言っていいんだって」
「そうか。14歳がいたらおかしいか。その横が西村。ルーズマシーン、場違いで、空手バカボン知らなかったからね。
あと、ソロのバックバンドの人達です。昔はね、なんだかわからないセッションがあったんです。一大セッションです。
じゃがたらのような」
「あとね、世界で一人俺をアニキと呼ぶ男、自殺チンパンジーってバンドのベースのファンタです」
「リハでさ、もう一人パンタってのが来るって聞いて、パンタさん呼び捨てかよぉ!」
「これ何かって言うと、昔のアングラなイベントってのはなんだかわからない 、いや皆さんなんだかわかる方ですけど
よく色んな人出てきてやるんですよ。それを再現しようとしている」
「ただし、迷惑かけない、お行儀良く、で、狂乱状態。できないか。でも、懐かしい感じで行きたいの。俺の50周年を祝って」
「じゃがたらな感じで」
「この曲はね、ライブでやるのは初めて」
「そうだよね。じゃ、河塚さんよろしく。歌ですよ、って感じで。よーし!荒れくれえ!」
ジャジャン、って何か始まらない。
「あれ?みんな荒れ狂え!」
ジャジャーン♪
「明日は有頂天と、有頂天だぞー!」

「前期有頂天と後期有頂天。楽しみだなぁ。明日リハだけ見に行く」
「本番見ろよ。いいよ、リハだけ見てって」
「よしじゃあ、空手バカボンのあれなんだっけ。バカボンの頭脳改革の中から、七年ごろーし!」
始まらない。
「こんだけ人集まって弾かなかったら大変だぞ」
「そしたらみんなで神様の歌歌って。賛美歌?途中で氏神一番が出てきて」
「いいよこんなところで氏神の話は~」
「オッケー!テクノだー!」

七年殺し。
「以上!」
バカボンと戦慄Part2。
「また会いましょう!」

22時近くまでたっぷりでした。

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