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人間の脳は、大脳と小脳、それに脳幹と呼ばれている部分から成り立っています。このうち大脳は、大脳皮質と大脳辺縁系に分かれています。
大脳皮質は判断・理解・推理などに基づく意思決定、大脳辺縁系は食欲・性欲・集団欲などの本能のほか、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などを支配しています。
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動物が1キロ先の匂いが分かったり、50キロ先の物音を聞き分けたりするのは、人間に比べて大脳辺縁系が発達しているためです。
また、脳の中の性中枢は、この大脳辺縁系の中心部にあるといわれています。中核部に最も近い感覚器は嗅覚ですから、動物は匂いでセックスするともいわれています。そして、本能だけで行うため、周囲に仲間が居ようとお構いなく交尾をします。
したがって、動物は心因性のED(勃起不全)にはならないのです。
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一方、人間は動物の場合と異なり、大脳皮質でセックスしようとします。ところが、それがそもそも心因性ED(勃起不全)の始まりなのです。
例えば、妻とセックスする時、見慣れた妻の裸を見ても性欲がわかないため、若い女性の姿を想像したりして行う人がいます。これなど、大脳皮質を使ったセックスの良い例でしょう。しかし、このように大脳皮質を働かせて行うセックスは、本来、性の本能と逆行する関係にあります。
例えば、営業会議の最中にいかがわしいことを考える人が少ないように、大脳皮質が活発に動く状態にあるときは、大脳辺縁系の働きは遮断されがちになります。その結果、性の衝動をはじめとする本能的な衝動は、当然不活発な状態になります。
多くの男性は、大脳皮質と大脳辺縁系のバランスを保ちながらセックスを行っていますが、性的に不能状態にある人は、大脳皮質の働きが勝っているケースが多いのです。
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すなわち、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などを活用することが、心因性ED(勃起不全)を防ぐ最も効果的な方法であると言えるでしょう。
五感を大いに活用し、充実した性生活を送りましょう!
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