セイタカアワダチソウは撲滅すべきか? 2000/10/28
今年のセイタカアワダチソウの花は黄色があざやかで少しきれいに見えます。今頃の東京あたりでは空き地や河川敷または埋立地などにいっぱい咲いています。その花は花粉症の原因にもなると聞きますが、今頃花粉症という人もあまり知りませんので、本当かな?という気もします。
セイタカアワダチソウは外来の植物だそうです。手入れされていない空き地のような所には多いですが、比較的よく手入れされた児童公園の草地などではあまり見ません。河川敷などでも、グラウンドや芝地のように手入れされている所には、ほとんどありませんが、全く手入れされていない草薮にはかなり多く、ススキと勢力争いをしているように見えます。中には完全にセイタカアワダチソウに乗っ取られたような場所もあります。ススキは負けてしまったのでしょうか?もしそうだとすると、いずれ原野のような所は全てセイタカアワダチソウに乗っ取られるかもしれません。ススキヶ原がセイタカアワダチソウヶ原になったらいやですね。やはりセイタカアワダチソウは撲滅すべきでしょうか?
明治以降の外来の植物はこの他にもたくさんあるそうです。学校の校庭などに多いクローバーや可憐さで人気のオオイヌノフグリも外来の植物だそうです。それに、今のタンポポの種類として最もよく見かける、セイヨウタンポポも外来の植物です。東京では在来種のカントウタンポポやシロバナタンポポはあまり見られません。ある所にはありますが、グラウンドや道端などで目立つ黄色の花はほとんどがセイヨウタンポポです。日本産のタンポポは春から初夏にかけてのみ花が咲きますが、セイヨウタンポポは春から秋までほとんど1年中咲いています、だから今頃(秋)咲いているタンポポはほとんどセイヨウタンポポでしょう。
クローバーやオオイヌノフグリまたはヒメジョオン、ハルジオン(全て外来の植物です)などは、それほど大きな群落を作ることもなく、むしろその後に条件が合わなくなってしまった土地では、いつのまにか(枯れて)いなくなってしまう場合もあります。つまり、在来の植物とうまく棲み分けているとも考えられます。
しかしセイタカアワダチソウとセイヨウタンポポは別です。つまりそれらはその土地を寡占して在来の植物を追い出してしまう可能性があります。従って何らかの手入れをする必要があると思います。行政などはあまりあてになりませんから、趣味人どうしのささやかな運動を起こしましょうか、つまり見つけたら引っこ抜くとか、あるいは新聞に投書するなどして運動の輪を広げるとか。たぶんいまさらセイヨウタンポポもセイタカアワダチソウも撲滅するのは不可能と思いますが、あまり増えすぎないようにしたいもの、と思います。
最初に戻る