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GT-8700Fというスキャナー 2000/11/01(水) 先日、GT-8700Fというスキャナーを買いました。透過原稿ユニット付きというものです。私の場合は、普通の写真(印画紙)をフラットベット型スキャナーで読み込みますから、今まではフィルムスキャナーの必要性はなかったのです。しかし、最近になってフィルムからもスキャンできるほうが良いかな、と思って透過ユニット付きというものを買いました。といっても、いわゆるフィルムスキャナーではありません。フィルムスキャナーは値段も高めで、それに中判(645または6×6サイズ)フィルムは読めませんから、私には必要性は低いのです。また、HomePage掲載用の写真画像を取得する場合は、35ミリフィルムでも800dpi程度で読めれば十分ですから、上記の製品を選んだわけです。 以前からフィルムをスキャンする場合は、ピント精度が重要ではないかと思っていましたが、これはカメラなどと比べれば、フィルム位置精度はかなりいいかげんに見えます。(透過ユニットをつけるとフィルム位置はスキャナーのガラス面から少し浮いた状態になる。)しかしスキャンした画像を見るとかなり細かく読み取られているようで、ピント精度はそう悪くないように見えます。透過ユニットをつけた場合はCCDの位置を変えているのか、あるいはCCDの被写界深度が深いからか、そのあたりはよく分かりませんが、特にボケたような画像にはならないようです。 また、最近はネガカラーフィルムのスキャンもできますので重宝しそうです。以前はネガカラーの場合はそれのオレンジマスクのせいで、ネガポジ変換しても色が不自然になったものです。しかし、このGT-8700Fの場合はネガポジ変換機能を内蔵していて、読み取り直後の14bit段階でオレンジマスクを除去するせいか、色はポジからの場合とあまり変わらず、自然な感じです。 しかし、これを買った第1の目的は、最近かなりたまってきたモノクロのネガフィルムを整理することです。最近はあまり暗室処理ができないので、モノクロ写真はフィルム現像だけで、とまっています。元々モノクロの場合は駄作のかたまりのようなもので、フィルム1本から写真を作るのはせいぜい数枚です。この数枚の写真を見つける為に、以前は暗室処理でコンタクトプリントを作っていましたが、これをコンピュータ処理に置き換えようというものです。しかし最終作品(写真)は従来通り暗室で引き伸ばし処理して作るつもりです。 そのせいか、これを買うときは、新しいレンズを買うときのようなトキメキはありませんでした。 (Re) スキャナーの調子は 2000/11/21(火) > フィルムスキャナーの調子はどうでしょうか? スキャナーの調子はいいですよ。ネガフィルムも綺麗に読めますし、工夫すればかなりシャープに読めます。 はっきりとは分かっていませんが、フィルムの場合もスキャナーのガラス面に密着させたほうがシャープなようです。しかし付属のフィルムキャリーでは、フィルムはガラス面から浮いてしまうので、密着させる場合は透過ユニットの下にフィルムを置く必要があります。(カールしたフィルムは無理。)いずれもっと厳密に、フィルムキャリーの場合と密着させた場合とで、シャープネスが変わるかどうか比較してみようと思っています。フィルムスキャンの場合はだいたい800dpiで、その後縮小して使っていますので、画面表示用の画像としては十分です。 ボクの場合、ネガカラーが割と多いですが、今までプリントに納まり切らなかったので、HomePage展示しなかった写真がいくつかありますが、コマの100%を読込めるので、それらも画像化できるようになりました。 それと、ネガカラーですから、明るい花などの場合、プリントで飛んでしまって、白々しくなった写真もいくらかありますが、これもネガフィルムから直接スキャンすればうまく読み込めそうです。 (ご注意:上記いずれの場合も手焼きで、100%プリントを、または「明るい花の再現に基準を置いて」などとして注文すれば、満足できる写真が得られます。しかしサンプルプリントをつけて具体的に濃度・色合を指示するなど、やや面倒でもあり、しかも費用もそれなりにかかるので、そのうちにと思いながら、そのままにしていたわけです。) > 一度使い出すと、高画質が病み付きになってデジカメで撮る気も起こりません。 個人的にはデジカメは問題外だと思っています。表示用の画像を作るだけならデジカメでも良好だと思います。それに色あざやかという点では、ディスプレー装置への表示はすぐれていると思います。 しかしボクの場合、最終作品は印画紙の写真ですから、この場合デジタル画像は(表現)能力不足だと思います。フルカラー1,600万色もあれば十分と思いがちですが、各色8bitでは不足で、各色10-12bitは必要と思います。また、ディスプレー装置もプリンター装置も微妙な色合いや諧調の表現能力には不足です。 > まぁさすがに中版に行こうとは思ってないんですが…。 中判フィルムは4ツ切り以上に引き伸ばす場合は、精細感という点で有利と思いますが、ここ1年ほど使っていません。来年は再び使ってみようかな、と思っています。 (しかし、全紙以上に伸ばせば、どちらにしても粒子は出てくるから変わらない、という考え方もあります。また、モノクロの場合は粒子の美しさが良いのだから、微粒子にこだわる必要はないという人もいます。) (Re) 透過原稿ユニットでのスキャン 2000/11/24(金) > フィルムの場合もスキャナーのガラス面に密着させたほうがシャープなようで 注意深く試してみたら、密着させたほうが若干ましかなという程度で、大きな差は無かった。モノクロ6×6ネガで新聞0.7ページぐらいを撮ったものが有ったので、それをスキャンしてみて、分かったものです。 フィルムをガラス面に密着させると、かえってニュートンリングが発生して、薄い縞模様がついてしまうので、やはり少し浮かせるぐらいがいいようです。 > コマの100%を読込めるので、それらも画像化できるようになりました。 このメリットはあります。 > 明るい花などの場合、プリントで飛んでしまって、白々しくなった写真も > これもネガフィルムから直接スキャンすればうまく読み込めそうです。 これは無理だった。プリントで白々しい部分はやはり露出オーバーで、ネガフィルムからスキャンしても救済は無理なようです。 ネガカラーだからと言って、やはり雑な露出ではまずいですね。 まとめると次のようになります ・画像のシャープネスに関しては、(35ミリフィルムの場合は)ポストカードサイズの写真プリントを使って、CISタイプのフラットベットスキャナーで読むほうが良いかもしれません。ポストカードサイズより2Lサイズならなお良いはずです。 (しかし、色合いなど元の写真の雰囲気を重視すれば、フィルムからスキャンするほうが良いでしょう。) ・雰囲気的に暗めの場所で、明るい花などがポツンとある場合、ネガカラーでも今までは、やや露出オーバーのものが多かったかもしれません。白々しいプリントはラボのせいと思ってましたが、必ずしもそうとは限らないみたい。つまりやはり撮影時の露出オーバーにも問題があるようです。ネガカラーと言ってバカには出来ません。 (ネガカラーも露出オーバーには弱い、ということが分かりました。) ・ネガフィルムからスキャンすると、やはり色合が若干変になります。これの補正にはかなり苦労します。基本的にはRBG別のガンマ値変更で対応します。でもこれはかなり難しく、上質のCRTディスプレー装置が必要になります。 (しかし、常に同じアルゴリズムでオレンジマスクを除去するから、別に変ではなく、これがその場の雰囲気だと考えることもできます。) ついでに、ネガカラーの露出 2001/01/07(日) ネガカラーの露出はいい加減で良い、これは昔の話ですよー。 ボクが思うには、実は最近ようやく分かったんですが、ネガカラーも露出オーバーには弱い、みたいです。 やっぱり、適正が一番。どちらかと言えばアンダーに強いかも。 平均的には暗めのシーンで、部分的に明るい花が咲いているような場合は、ネガでも段階露出か、または明るい花をスポット測光する方が良いかな、と思うようになりました。 そういうシーンは今までは、ほとんどオーバーだったような気がします。 (明部がとんでいるプリントも、手焼きで頼めば良いと思っていたけど、それでもダメだったので。) |