あんパンは日本人ならではという感じで、これまたおいしいです。
お年寄りにも好まれますね。
餡から作るのは大変なので、私は市販の餡を使います。
ただし、スーパーの餡ではなく、製菓材料店で売っている餡にします。
お好みで、つぶ餡かこし餡、または両方を使ってください。
ポイントは餡の包み方です。しっかりと閉じないと、焼いた時にパンクして中から餡が飛び出しますので、しっかりと閉じます。
あとは先に紹介したバンズとそんなに変わりません。

《材料》(13個分)

  • 菓子パン用強力粉(スーパーカメリア)400g
  • ドライイースト     8g
  • 砂糖          40g
  • 塩           6g 
  • スキムミルク      20g
  • ショートニング     60g
  • 卵1個+水       260g
  • 餡           500g
  • ドリュ−用卵
バンズと同じように、粉類をレディースミキサーに入れ、水も“温度について”で説明しているようにはかり、スイッチを入れ、だいたい混ざったらショートニングも入れ混ぜます。
低速で8分、高速で4分回します。
こねあがったら、温度を計り、ふたをして一次発酵させます。その時、温度が高かったら機械からはずしておきましょう。でも乾燥しないように、ふたは必ずします。
だいたい30〜40分発酵させます。
温度が低かったら、少し長いめに発酵させてください。
専用布に粉をふり、中身を出して手の甲でパンパンとたたき空気を抜きます。
スケッパーで分割していきます。
だいたい1個が60グラムになるように、計りで計りながらします。
足らなくて足した場合は、それが中に入るようにくるくるときれいなところをひっぱってきて丸めます。
このように、きれいな面が外側にくるように丸めます。
ばんじゅうに並べ、必ずふたをして休ませます。(ベンチタイム)
1
5分くらい休ませましょう。
この間に、餡を1個38gづつに計っておくと便利です。
休ませたらまた布に取り、手の甲でぱんぱんと叩き空気を抜きます。
麺棒を当てます。
写真のように、中央から外側に向かって当てます。
その時、まん中のところを、心持ち厚くするように当てましょう。
バンズのところでも書きましたが、ぎゅうぎゅう力を入れてしないように、やさしく扱ってくださいね。
中央に餡を置きます。
そして2方を引っ張って来て、閉じます。
あと2方も引っ張って来て閉じます。
そして残りのところも引っ張て来て、しっかりとぎゅうぎゅうつまんで閉じます。
そうでないと、焼いてふくらんだ時に、中の餡が飛び出て来てしまいます。
この写真はまだ閉じている途中です。
これをもっとしっかりつまんで閉じます。
閉じれたら閉じた面を下にします。
ばんじゅうに並べ、2次発酵させます。
春、秋は日の当たる場所に置くか、湯の入ったコップを置いておきます。乾燥しないように必ずふたをします。
ばんじゅうがない場合は大皿に並べ、ゴミ袋などに入れて、乾燥しないように気をつけてくださいね。
だいたい20〜30分発酵させます。
1.5倍くらいにふくらんだら、ドリュー(全卵を水少々で溶いたもの)を薄く塗り、焼成します。
180〜190℃のオーブンで11〜13分くらい焼きます。(ガスオーブン)
オーブンレンジの場合はもう少し長めに焼きますが、必ず様子を見てくださいね。

さぁ、おいしそうに焼き上がりました♪