平成26年第4回定例会会議録(第2日)(2014年9月8日)
 
私は、自由民主党福岡市議団を代表いたしまして、地域拠点、長住・花畑地域のまちづくりについて、2番目に、南市民センター等の利用者の駐車場確保について、3番目に、高島市長の今後の市政運営について質問してまいります。
 
26番(光安 力)登壇 質問に入ります前に、私は、自民党福岡市議団を代表いたしまして、先日の広島市大豪雨によります土砂災害において多数の方がお亡くなりになりました。心より御冥福をお祈りするものでございます。そして、まだ不明な方が2人ほどいらっしゃるようでございますが、この方たちの一刻も早い発見を願うものでございます。そして、被害に遭われた大勢の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興、復旧をお祈り申し上げます。
 それでは、質問に入ります。
 私は、自由民主党福岡市議団を代表いたしまして、地域拠点、長住・花畑地域のまちづくりについて、2番目に、南市民センター等の利用者の駐車場確保について、3番目に、高島市長の今後の市政運営について質問してまいります。
 1問目に入ります前に、市長にぜひ御確認いただきたいことがございます。パネルを持ってまいりました。(パネル表示)皆さんにはちょっと遠いかと思いますが、南区のここ西南部はこういうふうに全くの空白地でございます。あと、丸はそれぞれの区役所とか市民センター等々が記されておりますが、ごらんのとおり、南区の西南部は空白があるということを御確認お願いいたします。このことは宮本先生初め南区の議員11名が全て認識していることでございますので、質問してまいります。
 福岡市で2番目の人口を数える南区は、北東部に西鉄天神大牟田線が通っており、その沿線の大橋を中心とした地域は南部広域拠点に位置づけられ、南区役所を初めとする公共施設や大学、病院、商業施設などが集中するなど広域拠点にふさわしい機能がそろい、高齢者や子育て世帯にも暮らしやすい地域となっております。
 一方、平成24年12月に策定されました第9次福岡市マスタープランにおいて新たに地域拠点に位置づけられた西南部の長住・花畑地域を構成する長住、花畑、西花畑、東花畑、西長住、柏原の6校区は、昭和40年代に開発が進み、数多くの人々が住み始めた、若くて活気のある地域でしたが、このところの高齢者の増加や子どもの減少のほか、商業施設の撤退などにより、徐々にまちの活気が失われるとともに、生活も不便になっていっている状況にあります。これまで福岡市ではアイランドシティや香椎副都心土地区画整理、九州大学移転に伴うまちづくり、地下鉄七隈線などの大きな事業が行われてきましたが、いずれも南区以外の区で行われており、南区だけがその恩恵にあずかることなく、よその区が便利になる分、相対的に生活が不便になっている状態にあります。(発言する者あり)はい、ありがとうございます。
 そこでまず、この地域の人口や高齢化率の状況は5年前と比較としてどのようになっているのか、お尋ねいたします。
 以後の質問は自席にて行います。
 
 
◯副議長(大石修二) 中村総務企画局長。
 
◯総務企画局長(中村英一) 長住・花畑地域の人口や高齢化の状況につきましては、ことし6月末現在の住民基本台帳によりますと、花畑、長住、西花畑、東花畑、西長住、柏原の6校区の人口は5万4,007人で、5年前の平成21年6月末時点と比較して325人の減、高齢化率は26.0%で、5年前と比較いたしまして3.8ポイントの上昇となっております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) それでは、この地域の人口増減率や高齢化率は南区全体や全市と比較としてどのようになっているのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 中村総務企画局長。
 
◯総務企画局長(中村英一) 人口増減率につきましては、5年前の平成21年6月末時点との比較では、南区全体が2.6%の増、全市が4.5%の増に対しまして、長住・花畑地域は0.6%の減となっております。また、高齢化率につきましては、南区全体20.6%、全市19.6%に対し、長住・花畑地域は26.0%となっております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) ただいまお聞きしましたとおり、この地域は非常に高齢化が進んでいる地域でありますが、その要因の一つに、南区は狭隘道路が多いことなどにより慢性的な交通渋滞に悩まされ、西南部から天神に行くには50分以上かかるといった交通アクセスの悪さが若い世代の定住を阻んでいるということが挙げられるのではないでしょうか。
 そこで、平成の初頭と現在における南区と全市の都市計画道路の整備率についてお示しください。
 
 
◯副議長(大石修二) 清森道路下水道局長。
 
◯道路下水道局長(清森俊彦) 都市計画道路の整備率につきましては、平成元年度末時点において、南区が47.9%、全市が43.7%、平成25年度末時点で、南区が92.4%、全市が81.4%となっており、昭和58年度から西南部交通対策道路整備計画に基づき積極的に整備に取り組んできた結果、全市と比較として南区の都市計画道路の整備率は高くなっております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) ただいま整備率をお聞きしまして、全市が81%、南区が92%ということでございますが、南区の西南部に住む者にとりましては、この数字の実感が湧きません。多分ほとんどの方がそのような心境じゃなかろうかと思います。指摘しておきます。
 それでは、南区の道路交通対策として、南区における道路の整備について、今、実際に取り組んでいる内容と、今後計画されている事業についてお尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 清森道路下水道局長。
 
◯道路下水道局長(清森俊彦) 福岡市の道路整備につきましては、骨格となる国道や都市高速道路を初め、それにアクセスする幹線道路などの整備により、放射環状型ネットワークの形成による交通の分散化を図るとともに、ボトルネックとなる交差点の改良などに取り組んでおります。南区では現在、交通の分散化を目的とした道路ネットワークの形成を図るため、都市計画道路屋形原須玖線などの整備を進めるとともに、交通渋滞の緩和を図るため、屋形原一丁目交差点などの改良による右折レーンの設置や自動車免許試験場前などのバス停カットの整備に取り組んでおります。今後は、これらの取り組みを引き続き推進するとともに、道路整備アクションプラン2016に基づき、都市計画道路野間屋形原線、老司片江線の整備に着手してまいります。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) ただいま道路整備の状況についてお聞きいたしましたが、南区西南部に住んでおられる方の生活の足となっている公共交通においても問題があります。例えば、西南部を走る路線バスの多くは公共施設などが集中いたします塩原、大橋ではなく、高宮や清水町に向かうため、南区役所など大橋方面へ行くためには乗りかえが必要となり、バス、電車の運賃といった経済的負担はもちろんでありますが、高齢者や子ども連れの方にとっては乗りかえの手間が大きな負担となっております。そして、このような交通事情とともに、利用者の減少に伴うバス路線の廃止などによって生活の足がなくなり、ますます生活が不便になるという悪循環に陥っているのではないでしょうか。
 そこで、南区の公共交通に対する近年の取り組みについてお尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 馬場住宅都市局長。
 
◯住宅都市局長(馬場 隆) 南区の公共交通に対する取り組みといたしましては、利便性向上を図るため、道路整備に合わせてバス路線の充実を交通事業者に働きかけてまいりました。近年の取り組みといたしましては、新設された福岡外環状道路を走るバス路線について、平成22年に社会実験を行い、その後の試行運行期間において長浜太宰府線を通るルートに変更がなされ、地域とともに、さらなる利用促進に取り組んだ結果、平成24年に本格運行が実現しております。
 また、公共交通不便地における生活交通確保のため、柏原三丁目地区において、地域が主体となった取り組みに対する支援を行っており、平成26年4月より交通事業者による試行運行が実施されております。
 バス路線廃止への対応としましては、平成22年に鶴田地区と大橋を結ぶ直行便が廃止され、地域住民より運行再開の御要望が寄せられたことを受け、交通事業者に働きかけを行った結果、平成25年11月より直行便が運行されております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) これまで私は南区の道路並びに公共交通機関、バス等の交通に対する取り組みについてお尋ねいたしました。平成24年に供用開始した外環状道路を初め、バス停カット、右折レーンの整備など、さまざまな対策が進められているようですが、せっかく整備した外環状道路では、野多目交差点の恒常的な渋滞、その他の道路でも狭隘や渋滞といった問題は依然として残ったままとなっており、どこへ行くにしても不便な状況となっております。特に西南部は多くの課題を抱えるエリアであり、このまま行政が何もしなければ住民の生活はさらに不便になります。第9次マスタープランに掲げている生活の質の向上に逆行することになると危惧しております。いずれにいたしましても、南区役所を初めとする市役所の関係部署がこの地域やその周辺の課題を総合的に分析するとともに、市長の出前講演会などを活用し、それぞれの地域に入り、地域の人々と意見交換をし、アイデアを出し合い、この地域に何が必要なのか、何ができるのかということを探りながら、市役所全体が一丸となってまちづくりに向けた検討を進めていく必要があると考えます。
 特に西南部の交通問題の解消や活性化は私の議員としてのライフワークでありますが、全てをすぐに解決できるものではないということはよく理解しています。時間がかかるからとか、困難だからということではなく、まず検討を行い、できることはすぐにでもやっていくこと、時間がかかるものについては中長期的な視点から検討や準備を進めていく必要があり、これらのことは今すぐにでも取り組まなければならないものと考えます。すぐにできることとすれば、効果的なソフト施策、中長期的なものとしては、行政サービス機能が不足しているこの地域に図書館や体育館、コミュニティ機能などを有する施設を整備するとか、将来に向けた都市計画道路や生活道路の拡幅などといった交通体系の計画を進めることが考えられます。
 第9次マスタープランでは、地域拠点を区やそれに準ずる生活圏域の中心として、日常生活に必要な商業機能やサービス機能など諸機能が集積した地区と位置づけており、この地域をこのような地区としていくためには、市が積極的にまちづくりを推進していくべきではないでしょうか。
 最後に、南区西南部、長住・花畑地域の活性化に向けた今後のまちづくりについて、市長の御所見をお伺いして、私のこの項の質問を終わります。
 
 
◯副議長(大石修二) 高島市長。
 
◯市長(高島宗一郎) 南区の西南部地域につきましては、高齢化や交通渋滞、行政サービス機能の配置などの課題があることは十分認識をいたしておるところでございます。今後とも、第9次基本計画のまちづくりの方向性に沿って、南区全体が活気あふれる暮らしのまちとなることを目指して、道路交通網の強化や公共交通の利便性向上のほか、地域によって市民生活に不可欠なサービスに大きな差が生じないよう取り組むなど、地域の皆さんが住んでいるまちに誇りと愛着を持ち、住んでよかった、住み続けたいと思ってもらえるように地域の資源や魅力を生かしたまちづくりをしっかりと進めてまいります。以上です。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 次に、南市民センター等の利用者の駐車場の確保についてお尋ねいたします。
 福岡市には、市民の教育、文化の振興を図り、社会福祉の増進に寄与するとともに、地域連帯意識の高揚に資するため各区に市民センター並びに図書館が設置されており、また、市民の体育、スポーツ等の振興を図り、地域の連帯意識の高揚に資するため各区に体育館が設置されております。南区においては、塩原に市民センターと体育館が隣接して整備されており、まさに南区住民の教育、文化、スポーツ活動の拠点施設としてさまざまな事業が行われており、利用される方も非常に多いのではないかと思います。
 そこでまず、南市民センター及び南体育館の平成25年度の年間利用者数と、7区の中での利用者数の順位をお答えください。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 平成25年度の年間利用者数は、南市民センターが14万7,600人、南体育館が18万4,860人で、いずれも7区の中で2番目に多くなっております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 南市民センター及び南体育館は南区の北部の西鉄天神大牟田線沿いに位置しておりまして、近くには南警察署、南消防署、南区役所などの行政機関が集積し、隣には塩原中央公園もあって、とてもよい環境だと思います。しかし、先ほど1問目で申しましたとおり、南区でも特に西南部からの交通アクセスが悪いことから、施設を利用される場合、車を使われる方が多くなっているのが現状です。
 そこで、南市民センターや南体育館の利用者用の駐車場スペースは何台あるのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 南市民センターと南体育館の駐車場は共用になっており、台数は104台でございます。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 特にホールや体育館でイベントがある日は、駐車場はすぐに満杯になってしまい、さらに長時間の利用になる場合が多いことから、こういう日には車で南市民センター内の図書館を利用しようと思っても駐車場がなかなかあかず、近隣には住宅地が多く、コインパーキングなどの一般駐車場も少ないため、結局利用できないといった利用者の声も聞いております。
 そこで、駐車場の利用状況と駐車場利用者からどのような意見や要望が出ているのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 駐車場の利用状況につきましては、平成24年度に実施しました駐車場利用実態調査によりますと、平日の昼間は平均80%の利用になっておりますが、イベントが多い土日の昼間は平均92%の利用で、ほぼ満車の状態になっております。
 また、同調査における駐車場に対する意見、御要望は全体で107件あり、そのうち、台数をふやしてほしいや、イベント時は駐車できない、駐車スペースが狭いといった駐車場の拡充に関する御意見が最も多く、全体の約67%となっております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 南市民センターには、800席のホールのほか視聴覚室や和室などの各種会議室、さらに図書館があることに加え、体育館には競技場のほか、トレーニング室や弓道場などがあり、全市の中でも先ほど言われましたとおり非常に利用が多い状況であります。一方で、これらの施設利用者のための駐車場は104台分ということでございましたが、施設の規模や利用状況、交通アクセスを考えますと、駐車場の絶対数が足りないと言わざるを得ません。実態調査においても、イベントの多い土曜日、日曜日、祝日はほぼ満車ということで、駐車場の拡充は利用者の切実な願いとなっております。
 そこで、駐車場の利用状況や利用者の意見を踏まえてどのような対策を行っているのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 駐車場の利用状況や利用者の御意見を踏まえた対策としましては、平成26年4月からイベント開催日など特に混雑が予測される日に警備員を配置し、施設を利用しない方への対応や駐車場内の誘導、整理などを行っております。さらに、駐輪場の移設など敷地の有効活用を図り、平成27年度当初の供用開始に向けて、27台程度の駐車場の増設に取り組んでまいります。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 駐車場を利用されている方の中には、施設利用以外の駐車も多くあるように聞いており、駐車場スペースが足りない要因の一つとなっております。今年度からは利用が多い日に警備員を配置するということでございますが、施設利用以外の駐車対策にも一定の効果があると思いますが、駐車場の有料化ということも施設利用以外の駐車対策につながる効果的な対策であり、検討が必要と考えます。
 また、駐輪場を移設して、先ほど27台程度の駐車場を増設するということもありますが、利用状況を考えますとこれでは十分とは言えず、もっと台数をふやし、抜本的な解決を図る必要があります。南体育館の敷地内に広場があり、市民の方が運動をされているようですが、駐輪場より広く、ここを駐車場として活用できれば相当な駐車台数が確保できるように思います。
 そこで、南体育館敷地内の広場を駐車場として活用することは考えていないのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 南体育館敷地内の広場につきましては、現在、テニスやゲートボール、ソフトボールの練習などのスポーツ活動に日常的に利用されており、駐車場として活用するためには、代替広場の確保などの課題があると考えております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) この広場につきましては、現在、市民のスポーツ活動の場として日常的に利用されていて、駐車場への転用は難しい面があることはわかりますが、それでは、例えば、隣の塩原中央公園に南体育館敷地内の広場の機能を移すことはできないのか、お尋ねいたします。
 
 
◯副議長(大石修二) 馬場住宅都市局長。
 
◯住宅都市局長(馬場 隆) 塩原中央公園につきましては施設が老朽化しており、再整備が必要な時期に来ていることから、今後、再整備に向けた検討を進める中で、南体育館敷地内にある広場の機能の受け入れにつきまして、地域の御意見を踏まえながら、市民局とともに検討してまいります。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) 局を超えて横断的に施策を進めていくことで両方の施設の機能充実にもつながると思います。いろいろと課題があるかもしれませんが、ぜひ駐車場の増設については前向きに進めていただきたいと思います。
 最後に、南体育館敷地内の広場のスペースに駐車場を整備することによって大幅な駐車場の増設が可能になると考えられますが、御所見をお伺いしまして、この項の質問を終わります。
 
 
◯副議長(大石修二) 井上市民局長。
 
◯市民局長(井上るみ) 南市民センター及び南体育館の駐車場につきましては、現在、増設を進めているところでございます。議員御提案の南体育館敷地内の広場の機能を移設して、さらに駐車場を増設することにつきましては、今後の駐車場の利用状況などを踏まえながら、住宅都市局と連携し、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
 
 
◯副議長(大石修二) 光安力議員。
 
◯26番(光安 力) よろしくお願いしておきます。
 それでは最後に、高島市長の今後の市政運営について質問いたします。
 4年前、平成22年11月、当時36歳であった高島候補は、とりもどせ元気、とりもどせ信頼を掲げられ、福岡市政のかじ取りにチャレンジされました。そして、12月に誕生した高島市政ですが、既に丸4年がたとうとしています。この間、高島市長は持ち前の発信力、行動力を発揮され、福岡市は大きく変わりました。
 その大きく変わった第1点目は、福岡市が元気になったことです。平成24年に経済観光文化局を新設し、経済、観光政策を文化事業などと一体化することで一層強力に経済振興を推進する体制が整いました。また、市政の大きな課題であったアイランドシティにおいても、立地交付金の拡充などによって、みなとエリアの分譲地が2年連続で完売いたしました。企業誘致においても、積極的なトップセールスにより3年間で128社もの企業を誘致し、1万人以上の雇用を生み出しました。観光客は市制始まって以来の1,700万人を突破し、市税収入も平成25年度決算において過去最高を記録するなど着実に成果が出ております。
 大きく変わった第2点目は、市政への信頼が高まったことです。待機児童の解消など子育て支援や教育の充実、地域の安全、安心など、市民生活の向上に向けた施策にしっかり取り組まれました。一方で、借金であります市債残高も着実に減少しております。こうした地道な取り組みも市民にはしっかり伝わっているようで、平成26年4月に発表されました市政への信頼度は、就任前の平成22年の41%から現在は61.5%と20ポイントも向上しております。
 そして、今般の国家戦略特区の指定でございます。福岡市はこの特区を最大限に生かし、創業と雇用の創出により、福岡・九州の発展だけでなく、日本の成長を牽引する役割を担っていくことが求められております。
 そして、これからの福岡市の将来の発展のためには、福岡市に対する期待と、増加し続ける需要にしっかり応えていくことが必要です。国家戦略特区の推進を初め、福岡空港の整備やウォーターフロント地区など都心部強化、子育てしやすいまちづくり、また、安全、安心で住みよい地域づくりなど、高島市長が取り組まなければならない仕事は数多く残されていると思っております。
 そこで、高島市長にお尋ねいたします。いよいよ本年11月には市長選挙を控えていますが、151万福岡市民のため出馬の意欲があるのかどうかお尋ねいたしまして、私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
 
 
◯副議長(大石修二) 高島市長。
 
◯市長(高島宗一郎) 今後の市政運営についてお答えをしたいと思います。
 思い起こしますと、4年前、故石村一明先生から福岡市長選に出てほしいとお声かけをいただいたのが始まりでした。とりもどせ元気、とりもどせ信頼のスローガンのもと、選挙戦を戦ったのをきのうのことのように鮮明に思い出します。そして、これまでの間、福岡市政、行政運営というものに全くの素人であった私に対して、福岡市議会の皆様の御理解と御協力を賜り、叱咤激励もいただきながら、がむしゃらに福岡市、そして福岡市民のために取り組んでまいりました。
 福岡市は二千年にわたるアジアとの交流の歴史によって蓄積された豊かな歴史や文化、自然、食などの魅力にあふれ、コンパクトで暮らしやすいまちとして高い評価を得ております。これはまさに福岡市の発展に汗を流し、礎を築いてくださった先人たちの御苦労、御尽力のたまものであります。
 こうした土台をもとに、一昨年、多くの市民の皆様、市議会の皆様とともに、未来への設計図となる新しい総合計画を25年ぶりに策定し、生活の質の向上と都市の成長の好循環をつくり出すことを都市経営の基本戦略に掲げ、人と環境と都市活力の調和のとれたアジアのリーダー都市を目指していくこととしました。この明確な設計図に沿って、短期的な成長戦略として、観光、MICE振興、そして、中長期的な戦略として、コンテンツ振興や企業誘致を積極的に進めてきた結果、この3年間で128社を誘致し、1万人以上の雇用を生み出しました。
 また、平成26年度の当初予算では、過去最高の市税収入額を計上し、就任後の税収の伸び率は全国の政令市で1番となりました。そして、市民の皆様の市政信頼度は61.5%と、就任前から20ポイント以上アップするなど、今、福岡市は、とりもどせ元気、とりもどせ信頼を実現できてきているのではないかというふうに思います。そして、このように福岡市が元気になり、市税収入も増加することによって、これまで取り組むことが難しかった全ての市立の小中学校へのエアコン設置やノンステップバスなど、また、基本戦略に掲げた好循環が実現し始めたのではないかというふうに考えます。
 引き続き、この成長をとめることなく、さらなる地域経済の活性化を図り、これで得られた果実を教育や子育て、福祉など、生活の質の向上に着実に振り向け、質の高い生活が人と経済活動を呼び込み、さらなる成長につながるという好循環を加速させていくことが必要です。そして、国家戦略特区という新たな武器を得た今こそ、これを成長エンジンとして都市のステージを高め、この福岡市をさらに飛躍させていかなくてはなりません。
 私は、経済的な成長と質の高い暮らしの質のバランスがとれたコンパクトで持続可能な都市、人と環境と都市活力の調和のとれた……(傍聴席で発言する者あり)
 
 
◯副議長(大石修二) 傍聴人に申し上げます。御静粛にお願いいたします。市長、どうぞ。(傍聴席で発言する者あり)静かにお願いいたします。(傍聴席で発言する者あり)傍聴人に申し上げます。御静粛にお願いいたします。(傍聴席で発言する者あり)傍聴人に警告いたします。先ほどから再三注意いたしておりますが、議長の命令に従わないときは、地方自治法第130条第1項の規定により退場を命じることになります。御静粛にお願いいたします。市長、どうぞ。
 
◯市長(高島宗一郎)続 私は、経済的な成長と、そして、安全、安心で質の高い暮らしのバランスがとれたコンパクトで持続可能な都市、人と環境と都市活力の調和のとれたアジアのリーダー都市の実現へ向けて、151万市民のために、11月に行われます福岡市長選挙にチャレンジさせていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。