『空輪(くうりん)』
は、かつて時空を越えて古代中国にやってきた。
当時の中国には戦乱が絶えず、人々の心は優しさを失っていた。
人々は謎の神器で美しい精霊を召還し、利用していた。
そんなある日、ある老人が、行き倒れになっていた
空輪(本名『クゥーレ』)を助けるが、(美少女だったから助けたと思われる。)
名前を聞き違えた老人はクゥーレイを『クウリン』
と聞き違えて『空輪』という漢字を当てた。
しかし、彼女が魔族だと知るや否や悪魔の存在を否定した老人は
「この世界に悪魔なんていないんじゃっ!
精霊と人間の世界観をぶち壊すのはやめるんじゃっ!」
と、幻想に憑りつかれたオタクの如く怒り叫び
妙な術で空輪を水晶の中に封印してしまう。
元々、ロリコンだったその老人はついでに変な呪いもかけた。
それは仮に水晶の封印が解けても空輪は成人の姿でいられなく、
ロリの姿になっているというマニア必見の一級の呪いだった。
そのまま、老人はその水晶を川に流してしまう。
ちなみに空輪は何一つ悪いことはしていません。
ただ、その老人がロリ系美少女精霊オタクだったという、それだけのことなのだ。
それからというのも、空輪は『オタク恐怖症』になってしまった。
ああ、なんて可哀想な空輪。心優しき主よ、
どうか空輪を救ってあげて・・・。
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