≪た≫でし!(その1)
「対岸の火事」でし
えーとでしねえ、ルーアンしゃんがきた日から太助しゃまは災難の毎日だった様でし。
もちろん今は、陽天心の巻き添えになる太助しゃま以外の人も居たりするんでしが・・・
基本的には災難を浴びているのは太助しゃまでしね。
それでも他の皆しゃんには関係無い事が多いんでし。
そういう時は見て見ぬ振りをしたり・・・でしね。
『その人にとっては大変な苦しみや災いでも、自分には関係が無く平気で見ていられる出来事』という事でし。
まあ関われば自分にもその災難が降りかかる事うけあいでしからねえ。
「離珠ちゃん、駄目だよそんな例えじゃあ。」
たかししゃん・・・何が駄目なんでしか?
「ルーアン先生の場合、明らかに太助以外にもおもいきり災難振り撒いてるし・・・。」
そういう時は例外なんでし。太助しゃまだけが、という事を離珠は言ってるんでしよ。
「・・・それってどういう時?」
それは・・・そ、そうでし、キリュウしゃんのことを考えるでしっ!
「まあそっちの方が無難かもな。」
でもキリュウしゃんの場合は災難じゃないでしからねえ・・・。
「大器晩成」でし
「これってもしかして・・・。」
「ああ、間違い無いぜ。」
「しっかしなあ、あんな引っ込み思案な性格のくせに・・・。」
「そこがポイントなんですよ、きっと。」
ごにょごにょごそごそと、教室で太助しゃま達が話し合ってるでし。
ちょっと解説を依頼しただけなのになんでこんな会議になるんでしか。
ちなみに、みなしゃんが噂している人物とは・・・
「あれ?皆で集まって何話してんの?」
「乎一郎・・・。」
「なんでも無いよ。」
「気にしないでくれ。」
「遠藤先輩が将来凄くなるなんて話し合ってませんから。」
「・・・???」
花織しゃん、それじゃあ喋ってるも同然じゃないでしか。
『本当に優れた人は、若い時は目立たないものだが、
じっくり時間をかけて実力をつけ、後に立派な人になる』という事でし。
最近特に影が薄くなって来た乎一郎しゃんだからこそ、でしかね。
「ねえ、ほんと何を話し合ってたのさ。」
「気にするな。」
「そうそう、気にしすぎるとハゲるってルーアン先生も言ってるし。」
「ルーアン先生が!?じゃあ気にしない事にする。」
「そうそう、それがいいよ。」
なんだか、でしねえ。
「ねえ離珠ちゃん、本当に遠藤先輩を例えに出して良かったのかなあ?」
今更そういう事を言われても困るんでしが・・・。
「太公望」でし
『釣りをする人。釣りの好きな人』という事でし。
昔そういう人がいたんでしが、離珠の周りでは見かけないでしね。
というわけでおしまいでし。
「うわああああ!!俺が名乗るはずだったのに~!!!」
遅いでしよ、たかししゃん。もう締切ったでし。
「くっそー、来年は必ずやってやるー!!」
・・・・・・。
「太鼓のような判を押す」でし
これは実演してもらうとするでし。
というわけで、花織しゃんのお友達二人に協力を依頼したでしー。
「ねえ熱美ちゃん、あたし達で何ができるのかな?」
「そりゃもう、判を押すって言ったら一つしかないでしょ。」
「何だっけ?・・・ああそっか、あれね。」
「そうそう。じゃあいくよ、せーの・・・」
「「花織は乙女ちっく満載!」」
はーい、どうもありがとうでしー。
『大きな判を押すという事で、絶対に間違いないと保証する』という事でし。
「・・・こんなのに判を押していいの?」
「いいと思うけど。」
「だいたい、あたし達が保証するもんでもないでしょうに。」
「それもそうだよね・・・。」
えー、疑問もあるかもしれないでしが、とにかくここで終わりでしよ~。
「大山鳴動してねずみ一匹」でし
「ふああ、今日も平和だなあ・・・。」
リビングで大きくのびをする太助しゃま。離珠も一緒でし。
「たまにはこういう日もいいよなあ・・・。」
試練は無いし、とくにお客しゃまも無いし、確かにのんびりした一日でし。
と、太助しゃまがもう一度のびをしようとしたその時!
ドガシャーン!!!
とてつもない音が家中に響き渡って、太助しゃまは思わず倒れてしまったでし。
「な、なんだ今の音!!」
すっくと立ち上がる太助しゃま。ううむ、素早いでし。
慌てて離珠を拾い上げて太助しゃまがキッチンへ向かうと・・・。
「・・・三人とも?何をやってるんだ?」
「しっ!太助様、そこでじっとしていてください。来々、塁壁陣!」
しゃ、シャオしゃま!?あっという間に透明な壁ができあがって、
太助しゃまはそこから出られなくなったでし。
「あ、あの~、シャオ・・・?」
「たー様!!シャオリンの結界の中でじっとしてなさいっての!
キリュウ・・・。」
「分かっている。敵は手強い、油断は禁物だ。」
「よし・・・。」
て、敵がいるんでしか!?
「ちょ、三人とも、これはどういう・・・」
「静かに!・・・そこだ!!万象大乱!!」
「キリュウに続けー!!陽天心召来!!」
「来々、北斗七星!!」
ななな、いったいなんなんでしかー!?
「うわあああああ!!!!???」
ドゴォォォォォォォォーン!!
大爆発が起こり・・・当然キッチンは跡形も無く吹っ飛んでしまったでし。
呆然とする太助しゃま。けれどシャオしゃま達はまだ油断無く身構えているでし。
「・・・やったか?」
「多分・・・。」
「あ、あれを!」
シャオしゃまが指差した先には・・・那奈しゃん!
ぺたんと地面に御尻をついて座りこんでいたでし。
と思ったら肩を震わせて思いっきり叫んだでし。
「お前ら・・・ゴキブリ一匹でそんなもんやるなー!!!」
「ご、ゴキブリ?」
思わず聞き返す太助しゃまだったでしが、シャオしゃま達三人は真剣な顔だったでし。
「だって那奈さん!!人類の存続に関わるって!!」
「今の時代は一匹見かけたら二万匹なんでしょう!?」
「夜な夜な食料をあさって、それで滅ぼされた都市も少なく無い。そう言ったではないか!」
・・・なるほど、全ては那奈しゃんが吹き込んだ事なんでしか。
とと、とりあえず・・・。
『大騒ぎのわりに、大した事は起きない』という事でし。
つまりは全力で行ったものの、たかだかゴキブリ一匹の為だった、でしね。
「何てこと言うんだ那奈姉・・・。」
「あたしはそんな事言った覚えは無い!!こいつらの聞き間違いだ!!」
「「「ええー!?ひどいー!!」」」
声をそろえて怒るシャオしゃま達。どっちが正しいのやら・・・
なんて思っていると、あの爆発の中生き残っていたゴキブリしゃんが!
「なっ!?まだ生きていたのか!?」
「おらー!!陽天心召来!!」
「来々、天鶏!!」
「「やめろー!!!」」
ちゅどおーん!!!
・・・大爆発が起こったところでこの話は御終いでし・・・がく。
「大食短命」でし
「なるほど、ルーアン先生か。」
ちっちっち、たかししゃん。それは甘いでしよ。
「なにが甘いんだよ。ルーアン先生以外誰が居るってんだ?」
では質問するでしが、たかししゃんは太助しゃまの家に来た時どうしてるでしか?
「は?どうって?」
シャオしゃまのお料理が出るでしよねえ。
「そりゃあ・・・腹いっぱい食べてるなあ・・・。」
そういう事でしよ!
『腹いっぱい食べる事は体の為に良くないから、あまり食べる人は長生きできない』という事でし。
「・・・じゃあなにか?シャオちゃんのありがた~~~~~~~~~~~~い手料理を遠慮しろと、
俺に警告するわけなのか!?」
たかししゃんなんか恐いでし・・・。
「できるかそんなもん!腹いっぱい食わなけりゃバチが当たるってもんだ!!」
わ、わかったでし・・・。
「泰斗」でし
『泰山と北斗七星の事で、二つともとおといものとして人々に崇められていた。
ここから、多くの人に尊敬されるような、その道の第一人者、権威者、大家』という事でし。
北斗七星しゃんはばっちり居るでしね!!
こくこくこくこくこくこくこく
で、泰山のほうでしが・・・省略でし!
「待った離珠!このワシが代理を務めてやろうではないか。
なあに遠慮する事はない、なんといってもワシは・・・」
ではこれにてお終いでし~。北斗七星しゃん、お疲れしゃまでした~。
こくこくこくこくこくこくこく
そして離珠と北斗七星しゃんは去って行ったでし。
「こらー!!待たんかいー!!!・・・くっ、ワシは、ワシは・・・。」
「あら?どうしたの南極寿星、そんなところで。」
「おおシャオリン様!ワシのこの胸の内を聞いてくだされ!!!」
「う、うん・・・。」
えー、そんなわけで何故かシャオしゃまにとばっちりがいってしまったようでし。
うむむ、なんてことでしかねえ。
「大同小異」でし
めんどいでしねえ・・・。という訳で翔子しゃん、頼んだでし。
「まて、なんであたしにそういう事を頼む。」
めんどい事を片付けるのは翔子しゃんが得意だと思うからでし。
「何言ってんだ、あたしがそういうのが嫌いだって事は有名な話だぞ。」
何処が有名でしか。ちなみに離珠がそうだってのも有名でし。
「ことわざ解説なんてめんどい事をやる奴の何処がめんどい事嫌いなんだよ。」
それはそれ、これはこれ、でしよ。
「そうかい・・・。しょうがないから意味だけ!これでいいな。」
・・・分かったでし。それに賛成するでし。
『細かい所では多少違いがあるけれど、後は大体同じもの。似たり寄ったりである』という事でし。
「野村と愛原の行動・・・いや、無理があるよなあ。やっぱやめだ、やめ!」
でし!
「大は小をかねる」でし
「ねえ紀柳、このおまんじゅうおっきくして。」
「ルーアン殿、私の力はそういうために使うのでは・・・」
「いいじゃないの!はやく大きくしてよ!」
相変わらずでしね、ルーアンしゃん。紀柳しゃんも仕方なく大きくするでしが・・・、
「ちょっと、もっと大きくしてよ!」
「まったく・・・、これならどうだ?」
「うんこれぐらいならいいわ。ありがとさん♪」
ルーアンしゃんは納得して自分の部屋へ帰っていったでし。
(紀柳しゃん、いつも大変でしね。)
「離珠殿か。ルーアン殿も困った人だ。食べ物を大きくしないと試練をさせてくれないのだから・・・。」
しかも少し大きくしたぐらいじゃルーアンしゃんも納得しないでし。
つまり!『大きい物のほうが、小さい物よりもいい』っていう事でし。わかったでしか?
「大佛の柱を蟻がせせる」でし
うんしょ、うんしょ、うんしょ、うんしょ・・・
さすが軍南門しゃん!離珠が押してもびくともしないでし!!
というわけで『びくともしない事の例え』という事でし。
「離珠、何やってんだお前。」
軍南門しゃんを押してるんでしよ、虎賁しゃん!
「それは家の壁だぞ・・・。」
「大木は風に折らる」でし
『高い地位に居る人は、他人にねたまれて攻撃を受けやすい』という事でし。
高い地位といえばこの人、南極寿星しゃんでし~!
「・・・離珠、わしはそんなに攻撃を受けておるんかのう?」
「じーさん、ぼうずから月天様を引き離そうとした時点で受けまくりだぜ。」
という事でし。いやあ、地位の高い人はつらいでしねえ。
「ちょっと待った!離珠、それは何か違うぞ。」
「まあまあ、年寄りが細かい事を気にしてると嫌われるぜ。」
そうでしそうでし。というわけでおしまいでし~。
「高い舟借って安い小魚釣る」でし
「今日は釣りに出かけてくる。皆、夕飯は期待して待っててくれ!」
と言って出かけていった太助しゃまのお姉しゃまが・・・
「わりいわりい、鑑賞用のちっちゃな魚しか釣れなかったよ。
豪華客船に乗せてもらったのになあ。」
という結果を持って帰ってくる事でしね。
『そろばんに合わない事でも、道楽なら構わずにやる』という事でし。
「・・・離珠、なんだこのたとえは。」
そのままの例えでしよ。
「あたしは豪華客船に乗って釣りをするっていうのか!?」
そういうことも有るかもしれないって事で。
「断じてあたしはそんなことしない!!」
「鷹の前の雀」でし
実例をどーんといくでし!
まずは鷹に見立てた天鶏しゃん!
こくり
そして、雀に見立てた、文しゃん!
…………
どうやら既に固まっちゃってるみたいでしね。
『逃げる事も出来ず、どうしようもないありさまのたとえ』という事でし。
「離珠殿!またもや文殿を!!」
ちょっと御対面してもらっただけじゃないでしか~。
ね、天鶏しゃん?
……こくり
ちょっと!なんでそういう間があるんでしか!
「高みに土盛る」でし
『やっても無駄なことのたとえ』という事でし。
離珠とキリュウしゃんの、やっても無駄な事をしてみようコーナー!
「うむ!というわけで主殿、屋根に土を盛ってくれ。」
「・・・この家の屋根か?」
そうでし。
「高みだしな。まさに無駄だ。」
「ったく、無駄な事をわざわざするなんて・・・。」
太助しゃま、文句は言いっこなしでし。
「そうだぞ。これは試練だ。」
「はいはい、わかったよ。よっこらせ・・・」
「こらー!!お前ら人んちの屋根で何やってんだー!!」
わわっ!翔子しゃんでし!!
「くっ、見つかったか。主殿、試練は中止だ!また機会を改める!」
「つーか見つかった時点で止めろよ・・・。」
「何こそこそやってんだ!早く降りて来い!!」
「宝の持ち腐れ」でし
注:これはロクトしゃんからのいただきものでし!
これはどうしたらいいでしかね~。
そうでし、こういうことがあったんでし。
戦乱が行っていた時代では戦闘用の星神がたくしゃん活躍していたんでしが、
今は平和なところだからあんまり活躍する立場がないでし。
つまり、こういうことでし!
『優れた能力を持っているのにそれを上手に使わない』ことでし。
「離珠・・・意味が違うって。それに無理矢理だよな。それよりも気をつけた方がいいぜ。」
なんででしか?虎賁しゃん。はっ!。
北斗七星しゃんと梗河しゃんと天鶏しゃん、それに天陰しゃんも・・・。
どうしたんでしか・・・そんなに怒って・・・。
まずいでし!離珠は嫌な予感がするでしぃぃ。
それではさらばでし!
(“ビューン”と逃げた離珠を執拗に追いかける攻撃用の星神達)
「あ~あ~無理矢理例えを出すから罰が当たるんだぜ。まったく・・・。」
「沢庵のおもしに茶袋」でし
『さっぱりと効果の無い事の例え』という事でし。
離珠とキリュウしゃんの、さっぱりと効果が無い事をやってみようコーナー!
「うむ!という訳で主殿、屋根の上に乗ってみよ。」
「家は崩れないってか?それをやる事の意味はなんだよ。」
そういえば・・・離珠はこの真意をきいていなかったでし。
キリュウしゃん、いったいどういう意味が?
「屋根の上に乗る事で・・・いや、学校の屋上の方がいいな。変更だ。」
「いや、あの、だからそれにどんな意味が?」
そうでしそうでし。
「それはのぼる事が出来たなら教えよう。では試練開始だ!」
「そんなに言われると気になる・・・。くっそー!絶対のぼってやるぞー!!」
なるほど、さすがキリュウしゃん。うまいもっていきかたをするでしねえ。
で、結局太助しゃまはのぼる事が出来なかったでし!
キリュウしゃんの作り出す難関は凄いでし。
「ぜえ、ぜえ・・・く、悔しい・・・。ますます気になる・・・。」
「試練だ、耐えられよ。」
なんかすっごく効果的な使い方でし。キリュウしゃん、離珠も気になるでし~。
「試練だ、耐えられよ。」
くうう、キリュウしゃ~ん!
「宅を移して其の妻を忘る」でし
『うかつな人のたとえ』という事でし。
しかし!もっとひどい人は宅を移しもしないのに自分の身さえ忘れてるみたいでし!
「太助とシャオが結婚して・・・
“さあ、ここが俺達の新居だよ。・・・あれ?
あーっ!!シャオを連れてくるの忘れたー!!”
とくるわけか・・・。最悪だな、太助。」
「あのなあ、俺がそこまでうかつなわけないだろ?」
「もしそんな事になったら、あたしは姉弟の縁を切るからな。」
「こら!人の話を聞け!というか弟くらい信用しろ!!」
「出すことは舌を出すのも嫌い」でし
『ひどいけちのたとえ』という事でし。
「そうか、キリュウはけちだったんだな。」
唐突になんでしか翔子しゃん。
「そのまんまだってことだよ。」
いや、キリュウしゃんの場合は、
けちだから舌を普段あまり出さないという訳ではないと思うんでしが。
「・・・離珠、舌を出してみな。」
離珠がでしか?
んべっ、と離珠は舌を出して見せたでし。
「おっ、離珠はけちじゃないな。ということで、このたとえで納得しろ。」
・・・そんなのありなんでしかね?
「蛇足」でし
ある日、返されたテストの点が低かった太助しゃま。
落ち込んでいる所へたかししゃんがやって来たんでし。
「太助!テストの点が悪かったって顔してるな。なぜ悪かったか分かるか!?」
「悪かったな、そんな顔してて・・・。なぜって、そりゃあ俺があんまり勉強してなかったから・・・」
「違う!!お前には俺の様な熱き魂が足りないんだ!!」
「はあ?」
思わず聞き返す太助しゃま。当然でしねえ、訳がわかんないんでしから。
たかししゃんが言う熱き魂なんて、たかししゃんしか持ってないと思うんでしが・・・。
「これから俺が友情の印として、熱い魂を身に付ける特訓をしてやる!」
「いいよ、そんなの・・・。」
「遠慮するな太助。乎一郎も一緒だから安心しろ。」
「いつの間に・・・。それよりたかし、お前は点は良かったんだろうな。」
「うっ・・・さあ、特訓だ!!」
「お、おい、たかし!!」
訳も分からず引っ張られて行った太助しゃま。
乎一郎しゃんと一緒にたかししゃんがいう特訓を受けたみたいでしが・・・。
「俺は熱き魂なんて要らないってば!!」
「僕も同意見だよ!!そんなの持つのはたかしくんだけでいいって!!」
「何を言うんだ二人とも!!さあ気合を入れろ!!」
ちなみに何をやっているかっていうと、腕立伏せとかジョギングとか・・・。
これって関係あるんでしかねえ?
例え身についたとしても太助しゃまと乎一郎しゃんにとっては不要なものでし。
『余計なもの、無くてもよい無駄なもの』という事でし。
また、これは・・・。
「よしよし、特訓の成果あり。二人とも立派な熱き魂の保持者だ!!」
「・・・乎一郎、実感あるか?」
「全然・・・。まあ、たかしくんが言うんだから身についたんじゃない?」
「何をこそこそ言ってるんだ。これでテストはばっちりだな!!」
数日の特訓の後、熱き魂とやらは無事に身についたようでし。
とりあえずその状態でテストに挑んだ二人だったんでしが・・・。
「たかし、前回より悪くなったぞ・・・。」
「僕、最低記録つくっちゃったよ。どうしてくれるのさ、たかしくん。」
「そんな馬鹿な!!・・・そうか、二人には合わなかったのかもしれないな。」
考え込みながらもさりげなく逃げて行くたかししゃん。
太助しゃまと乎一郎しゃんは唖然としてそれを見送っていたでし。
『それがあるばっかりに物事を台無しにしてしまう』という事でし。
その後、どうやったかは知らないでしが、二人は熱き魂を手放す事が出来たらしいでし。
二人からじと目で見られていたたかししゃんに、花織しゃんが一言。
「先輩がやってる事って余計な事ばっかりですよね。だからいつまで経っても駄目駄目なんですよ。」
「何が言いたいのさ、花織ちゃん。」
「つまり、下手の考え休むに似たりってことですよ。」
むむっ、新たなことわざが。また今度離珠が解説しなければならないでし・・・。
花織しゃん、そんな余計な事を言わないで欲しいでし!
戻るでし。