第三項目●この世界構成について

≪第一考察≫(一九九九年十一月二十九日付)
これは、あくまで私が頭の中で描いている世界観です。
(正確には小説「パラレルワールド日記」での世界観っぽいですけどね)
最初に言っておくと、大きく四つ!「有界」「次界」「無界」「亜界」です。
まず、宇宙だのを構成している、人間とかが存在しているもの。
(神様とかがいたり、地獄とかがあったり、死の世界とか、
数多くのいろんな別次元の世界といったもの・・・)
こう言ったものを纏めて「有界」と呼びます。(つまり有界はいくつも存在しているということ)
死の世界とか、神様が住む世界なんてあるのか〜!?
なんて反論は却下。あるとして、あったとすれば多分これに属するでしょうって事です。
もちろんそれぞれが一つに繋がっているわけじゃなくって、とある空間を隔てて存在してます。
(それについては後に述べるとしましょう。)
何故有界って呼ぶか。物が有る、から有界です。いわゆる三次元・・・ですかね。
で、有界と有界で時間の流れが統一もされてたりはしません。やっぱり違う世界だから。
次に、有界とは別に「次界」。いわゆる魔界みたいなもので、
これは後にも先にもただ一つしか存在しません。
つまりそれのパラレルワールドなんてものは存在しない。本当に一つだけ!
また、有界と世界的に性質が違うものです。
(有界と大きく違うのはそういう点です)
で、「無界」。これは、本当に何もない、有界とはまるで逆の世界。0次元的なものです。
無と成ったものは全てこの世界に属する事になります。(次界と同じく一つ)
で、有界、次界、無界を全て隔てて覆っているもの、これが「亜界」。
例えれば、亜界を宇宙空間に見たて、
沢山ある星を有界、次界、無界と見たてれば分かりやすいでしょう。
(一つ代表で選ばれたブラックホールみたいなのを無界。
何処か一つ、代表で選ばれたなんか凄い星を次界。
其の他全ての星等を有界。と見立ててください)
ただし、亜界の広さは無限です。それこそ果てなんか有りません。
(無界は、亜界に上手く囲まれてて、0次元的に存在している、と考えてください)
・・・とまあ以上です。空想するだけなら簡単に構成できるんですけどねえ。
実際に話とかで書いたりするのは大変だろうな・・・。
この考え方の利点は、どんな世界にも通用するって訳です。
漫画なんかに出てくる、創造神がいて作り出した世界だのを、
一挙に「一つの有界」として片付けられるわけですから。
また、その創造神をもとから作り出したっていう神を、
一番最初に出来た天界においとけばよいのです。
もう一つ、有界にパラレルワールド的な考え方が有って、
(だから最初にパラレルワールド日記っぽいというのはそこにあります)
例えばAという世界にBという存在し得ない(つまり常識破りな)人物が行くと、
そのAの世界はA’となります。(つまりはBがいる世界ってことで)
当然そこでA自身が消える訳で無く、別に存在、って形になります。
つまり、新しくA’という有界が生まれる、って考え方ですね。
これを使えば、タイムマシンで時間移動してきた未来人を今見かける事が出来ない、
ってのも頷けるはずでしょう。
だから、本当に自分たちの過去に飛べるようなタイムマシンを作らないと意味が無いわけですね。
A’を作らない様に過去へ飛ぶ、という事が出来なければだめなわけです。
想像もつかないほどの未来では、そういう物があるかも?(多分無いだろうけど)
無いと思うのは、もしそんなのがで来てれば、
それこそいろんな世界からの人間と出会ってもおかしくない。
でも、もしかしたらとある年代までは行っちゃ駄目なんて法律があるのかも・・・。
なんにしても、万物の法則だの、因果関係の全てを知らないと無理でしょうね。
そんなわけで、人間には無理でしょう・・・。
とりあえずこんなところです。≪第二考察へ続く?≫


≪第二考察≫(二〇〇〇年二月二十七日付)
無とは一体何か!?という事ですが・・・そのまんま、“無い”です。
もともとここに存在していなかったものとか、というものです。
例えば、ここに一枚の折り紙があります。それで鶴を折ります。
ここで、手裏剣といったものは折られていない為、無、つまり“無い”です。
よく、“無から作り出された”などという表現を聞いたりしますが、それは嘘でしょう、と思います。
もともと無いものから作り出すのは相当なはずです。軽々しく言って欲しく無いです。
作り出せたというのは、もともとあったものに適当に手を加えて新たに違うものを作り出した、でしょう。
それだと確かに“無”では無くなりますが、根本的に違います。
なぜかって、元手が“有”ったものですから。
つまりは、無ではなくて、“有”から作り出したのだと思うわけです。
そして消滅。これとはまた違う点は、“無”は時間軸的に永久に無だという事です。
消滅というのはその時間だけの事。つまり過去には存在したという事実があります。
よって“無”と違う、というように私は区別しています。
ただ、こうなってくると疑問なのが、そんな無のものなんて有るのか?という事ですが。
分かるはずも無いでしょう。無いのですから。もともと有の存在である私達に分かるはずもありません。
知らなくて良い事、という部類に多少属しているものかもしれません。
とにかく“無”は非常に奥深い、という事です。≪第三考察へ続く?≫


≪第三考察≫(二〇〇〇年十月二日付)
さて、今回は世界構成とはちょっと違うのですが、どのようにこの世界が出来たかを考えてみます。
まず最初に、亜界がありました。そして、無がありました。
すべての存在は亜界にてありました。それらの属性は、亜です。
やがてその中の一人が、別な属性を作り出そうと考えました。
その一人は創造の力を用いて、一つの世界を作り出しました。これが有界の始まりです。
しかし、世界だけで何もない。そこで、二人の神を作りました。
祖である一人は二人に命じました。“有に属する様々なものを作りだしてくれ”と。
二人は有界の中で、沢山の神々を作りだしました。空の神、大地の神、精霊の神、人の神・・・。
そして、それら神々を纏める主神を作りだしました。
一般に神々の世界と呼ばれるものは、こうして出来あがったのです。
沢山の神々は、それぞれ自分の力を発揮していきました。
あるものは人間達が住む世界を作り出し、あるものは宇宙を作りだし・・・。
中には、悪の因子を持つものもいました。これは、祖の一人が元もと持っていたものでしょう。
神とは違った、魔族だとか呼ばれる類のものは、別なる有の世界を作り出しました。
しかし、類稀なる力を持ったそれは、有とは違う世界を作り出しました。それが次界です。
そしてたくさんの有界、ひとつの次界が出来あがっていったのでした・・・。
・・・とまあ、こんなところ、です。(つーか、あくまで頭の中のパラレルワールドの設定ですけどね)
最初の祖、これを最高神と呼んでます。実はそれを護るガーディアンがいるのですが・・・。
そして、最初に作り出された二人、これを絶対神と呼んでます。
あくまで最高神の下で絶対なる力を持つ、という存在です。
あとのはバラバラと。神々の監視だろうがなんだろうが役割を持つとか名乗ってても、
結局は沢山居る神々の中のうちのひとつである、というわけです。
絶対神は、神々を作り出した神。最高神は、その絶対神を作り出した神、と考えます。
もっとも最高神は、“神”という名前で呼べるものかどうかは分かりませんが。
(亜界には更なる纏め役が居るでしょう)
はい以上。≪第四考察へ続く?≫


お疲れ様でした。お帰りはこちらです。