第一項目●因果律について

≪第一考察≫(一九九九年十一月二十日付)
まず、広辞苑を引いて因果律の意味を調べてみましょう。
※いんが‐りつ【因果律】
『〔哲〕一切のものは原因があって生起し、
原因がなくては何ものも生じないという法則。因果性の法則化された形式。』
・・・よ〜わからんですが、ともかく全ての事柄には原因が存在するという事ですね。
例えば今こうやって私が文字を打ち出してますね。
それは、私がキーボードをカタカタやってるからであるという事です。
他にもっと例をあげれば、ご飯を食べたからお腹がいっぱいになったとか、
団扇であおいだから風が起こったとか、火をつけたから火事になったとか・・・。
まあそういう事でしょう。身の回りの色んな事柄には原因という物があるという事です。

次に、その原因の多彩さについて考えてみましょう。
紙に“あ”という文字を書くとします。
それで、“あ”という文字が書かれる原因を考えてみると・・・
鉛筆で書く、とか、筆ペンで書く、とか、ナイフで削って書く、とか・・・。
とにかく一つの事柄について原因が沢山ある、という事ですね。
もちろんその数というものは限定されないはずです。
「ええ!?こんな方法で!?」なんてのはいくつも存在するはずです。
(世の中にはまだまだ分からない事だらけ。こっちから定義しない限り絶対はないのです。)
という事は、一般に考えられない方法でとある結果を起こす事も可能なはずです。
あくまでも例えば:空き缶を放り投げて燃えるゴミ箱に捨てた事によって、
何処か遠くの方で地震が起こった、とか。
(実際に起こったという証明が私には無いので、これが絶対起こるとは言い切れません。)

まあともかく、何気ない原因からとんでもない結果を引き起こせる。
そういう可能性はなきにしもあらず、という事です。

次に、どうやってそれを見つけるか?という事ですが・・・。
ありとあらゆる事柄、森羅万象がどういう繋がりを持つのか、
要するに因果関係、それが分かって無いと無理でしょうね。
つまり、常に世の中で何が存在して何が起こっているかという事も・・・。
(おそらく、因果律の全てを使うにはそういう事を知っていなければならないでしょう。
なぜなら、結果を起こすには原因を知らなければ成らないし。
また、どういう法則で原因が成り立っているかという事も。)
ただ、全てを考えなくても行える事柄もあるかも知れません。
身の回りだけの事象を考える事によって妙に起こせる結果も存在しておかしくないはずです。
☆今現在私が、そうじゃないかな?とか思ってる事柄
『頭の中で未来の事を具体的に想像する。すると、その想像した事柄は絶対に起こらない。』

あくまでも、これは私自身だけの話です。もちろん、完璧にそうとも言い切れてません。
一応今までの経験上そうなっているのです。(日記にちょこっと書いてあったりするけど)
例えば、本屋でとある本が見付かる場面を想像します。
ところが、だからと言って見付からないわけじゃあありません。
見付かる可能性もあります。場面的にどんなので見付かったかという点で違うわけです。
とにかく何が違うかも多種多様。複雑ですが・・・ね。
自分の因果律を見付ければ(見付かれば)、かなり生活が楽になるはずです。
偶然といえば偶然かもしれません。しかし、その偶然を意図的に引き起こしていると考えられなくは無いでしょう。
以上、私が因果律と呼ぶ物に関する一つ目の考察でした。≪第二考察へ続く?≫


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