まもって守護月天オリジナル小説外伝ゴールデンウィーク編1 「はぁ~~~~~~~~………」 太助の長いため息の原因は、今日がゴールデンウィーク(四月二十九日)であるという事であった。 普通、ゴールデンウィークと言えば喜ぶものだが、太助はそうではなかった。 やはりと言うかなんと言うか、いつものメンバーが集まっている。 しかも今晩泊まるとかいう事を話しているのだ。 花織はしっかりとたくさんのゲームを持ってきている。 そのゲームを使って花織が主催した”ゲーム大会in七梨先輩の家”は夕方まで続いた。 「皆さん、夕食の準備が出来ましたよ。」 シャオの一言でルーアンの目が輝き出す。 「いっただきまーす」 皆いっせいに声を上げ食べ始めた。 「いやーシャオさんの作る料理はいつ食べても美味しいですねー。」 「やっぱりシャオちゃんの料理は最高だなー。」 「う~(涙)、やっぱり料理ではシャオ先輩に敵わないですぅ。」 「……がつがつ…、うまけりゃ何でもいいのよ!…がつがつ…。」 がつがつと勢いよく食べているルーアンの横には乎一朗がしっかりと座っている。 食後何やら奈那と翔子が話していた。 「んでどうする今日は?やっぱりこの調子だとあいつ等二人っきりに成れそうに無いし。」 「よし!今夜は、あいつ等を二人っきりで寝かしてあげよう。」 「いいのかよ奈那姉、そんな事さして?アイツも一応男なんだし。」 「大丈夫だって!アイツ、超が付くほどの奥手なんだし。」 「だな。そんじゃあさあ、こうゆう事はどう?……ごにょごにょ…。」 「いいなそれ、決定!」 「よっしゃ、じゃあ早く行動に移そうぜ。」 「んじゃあ早速…の前に、おーい、キリュウちょっと手伝ってくれ。」 「なんだ奈那殿、何か用か?」 「あぁ、お前に手伝ってもらいたい事があってな。…ごにょごにょ………。」 「そんな事か…、ならもっとふさわしい人がいるが……。」 「誰だ、それ?」 「あぁ、ちょっと待っててくれ。」 キリュウは誰かを探しに歩いていった。 しばらくして戻ってくると、キリュウの横に並んで歩いてくる男がいた。 「こいつなのか?ふさわしい奴って?」 「あぁ、龍殿だが。」 「龍?こいつは、龍太だろうが!」 「それはだな……ごにょごにょ……という訳だ。」 「そうなのか、判った。じゃあ協力してもらおう。」 「よろしく。」 「よし、じゃあまずは作戦1。」 「なぁシャオ、風呂沸いたから先に入ってくれないか?」 「奈那さん良いんですか?」 「あぁ、気にするな。この後色々あるから今入ったほうがいいと思う。」 「???」 シャオは『この後色々あるから』と言う事の意味が良く分らなかったが、 奈那の言うとおりに風呂に入った。 「よし、風呂に入ったな。えーと支天輪はっと、……あっ、あったあった。」 「おい持ってきたぜ支天輪。」 「あぁ、では来々「八穀」!!」 龍は八穀を呼び出した。 八穀は「お前は誰だ!」と言わんばかりに龍を睨みつけている。 「済まんな、私は……ごにょごにょ……と言う者だ。そんでちょっと薬草を取って来てもらえないか?」 この事を聞くと、八穀は血相を変え龍の言った物を用意した。 「八穀この事は、月天には言わないで下さい。」 八穀は小さきうなずいて支天輪に戻る。 「さてっと、今度は私か……。」 「おいっシャオ!いい事教えてやるよ。」 「いい事…ですか?」 「あぁ、いい事だ。七梨がとっても喜ぶ事だ!」 「とっても喜ぶ事?」 「それはだな……ごにょごにょ……だ。わかったか?」 「はい!――――――――――――ですね!」 「おぉ、そうだ!」 「(よしっ、作戦1は完璧に成功だな!)」 「何だシャオ、お茶でも入れるのか?」 「はい!奈那さんもいりますか?」 「いや、いいよ。それよりシャオもあいつ等と一緒に遊んでて良いよ。茶なら私が入れといてやるから。」 「いえ、私がやりますわ。」 「いいからいいから。シャオは向こうに行ってきなって。」 「そうですか、ならお願いします。」 シャオは台所から出て行った。 「おっし、んじゃあ作戦2開始!」 と、奈那はシャオが出て行った台所で、睡眠薬入りのお茶を入れた。 もちろん精霊にも効果が有る。 お茶を入れて持っていく奈那、少し皆が怪しんでいたけれどさすが奈那とも言うべきか、ウソでごまかした。 「みんなすまんな!」 奈那の一言で皆『へっ?』と、答えた時には、奈那、翔子、紀柳、龍以外の全員が眠っていた。 「後は、龍次第だな。」 「わかった。」 そう言うと龍は大きな紙を取り出した。 その紙には太助の部屋の見取り図と家具等の配置が書き込まれている。 「彼者を下の場所に!」 シャオが服を残して消えた。 「うっ…う~ん。」 「しまった太助が起きそうだ!」 「任せろ。」 ごつん! 「安心せい峰討ちだ!」 峰討ちでも真剣はかなり痛い、その痛みによって太助は気絶した。 「彼者を下の場所に!」 太助も同じように服を残して消えた。 「これもだな。その前に…下の物を下の場所に!」 太助と、シャオの服を綺麗にたたんで、また呪文を唱える。 次の日、太助がを覚ますと、自分のベッドでシャオと、全裸で寝ていたのだ。 「のわぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 太助が、絶叫した。 ……・・・ダダダダダダダダダダダダダダダ 「どーしたの!たー様!」 「どうしたんですか?七梨先輩!」 「「きゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」」 ルーアンと愛原も悲鳴を上げた。 「どうしたんですか?朝からうるさいですね。」 「ほんとだぜ!朝っぱらからなんなんだよ。」 「「!!!!!!!!!!!」」 声が出ないほど驚いているたかしと出雲。 ふと気が付いたようにシャオが、 「太助様、昨日はちょっと痛かったけどとても気持ち良かったですわ。」 「(なっ何ぃ~~。ま…まさか俺はシャオと、あーんな事やこーんな事をやってしまったのか?いや、そんなまさか…。)」 「た……太助、ゆるさ~~~~~~~~~~ん!」 「太助君許しませんよ!」 「へ!俺は何もしてない!!!」 「現場を押さえられて何もしてないだと~!」 「そうですよ、この期に及んでまだ嘘をつく気ですか?」 「太助君今までの荒筋聞く?」 太助は龍の質問にうんうんと首を上下に振った。 「昨日の夜、太助君は私が止めるのを無視してビール(500ml)を本も飲み、酔った勢いで嫌がるシャオちゃんを 無理やり自分の部屋に連れ込んで……あとは皆さんの想像に任せます。…今からでも遅くありません、自首して下さい。」 「なぁ奈那姉、普通――プされたらあんな事(十一行上)言えないよなぁ?」 「あぁ、レ――されたらあんな事言えねぇよな…。」 「しかし、あんな嘘信じるか普通?」 「いや信じられない…わかるよな普通。」 「すいません警察です、七梨太助君居ますか?」 警察手帳を開き見せながら入ってきた警官に太助は、 「おっ、俺だけど…何か?」 「強制わいせつ罪の疑いで貴方を連行させて頂きます。」(←勿論仕掛け人) 次の瞬間、龍が看板を取り出した。 「「「「「「「「へっ???」」」」」」」」 そこに居た全員が口をポッカリと開けていた。龍に持っている看板には”ドッキリ大成功!!!”と書いてあった。 「龍太君、私達を騙しましたね!」 「龍太お前の仕業か!」 「飯島先輩!何で私じゃなかったんですか?」 「そーよ何でシャオリンで、私じゃないのよ!」 「騙される貴方達が悪いんだ!」 龍に言葉に「何だとぉ~~~!!!」と太助、出雲、たかしが襲い掛かっくる。 「我を下の場所に!」 襲い掛かろうとした太助、出雲、たかしが頭をぶつけた。 「痛ってぇー、何なんだよ。」 「いたたたた、龍太のやつ何処に行ったんだ?」 「何処かに行ったというより消えましたね。」 頭を擦りながらたかし、出雲が言う。 「ふぅ~、間一髪だったな。」 龍は、太助宅の屋根の上で言う。 「今回の試練は失敗かな、龍殿?」 「ああ、もう少しあの看板出すの遅くすれば良かったんですけどね。」 作戦…失敗! 原因…太助が悲鳴を上げた事! tatsu「どうも特別編一話目できました、 何か終わりの所エクセル○ーガみたいになってしまいました。(何か後書きみたい)」 ルーアン「何で私とたー様じゃないのよ!」 tatsu「だから私はシャオ&太助派だって言ったでしょう!」 花織「そんなの関係有りません!こんな事許されないんだから。」 太助「そうだ!いくらこの作品の作者だかっらってやって良い事と悪い事が有るだろ。」 たかし「そうだそうだ。いくらこの作品の作者だからってそんな事…(涙)ともかく許せん!!!」 出雲「そうですよ、とても許しがたい事です。」 ルーアン「日天に従う者は存し日天に逆らう者は亡ばん意思なき者我の力をもって目覚めよ陽天心招来!!」 キリュウ「万象大乱!」 シャオ「天明らかにして星来たれ鉤陳の星は召臨を厭わず月天は心を帰せたり、来々北斗七星!!」 tatsu「やっ、やめろ!マジで死ぬって。しかもなぜシャオまで…ぎゃあ~~!!!!!」 龍「それでは今回はこの辺で終わりにします。次回お楽しみに…この作者が生きてたらですけど…。」 tatsu「こんな事でくたばってたまるか!!!それに何でお前がしめる……ぐはっ!(大量吐血)」 龍「こんなんで次回書けるのか?」 tatsu「意地でも書いてみせるとも…絶対に!」 今度は、旅行編にしようかな。 何処が良いかな・・・(考える事十分)よし!温泉にしよう!!! 何処か無いかな温泉地・・・今度考えよう。 ぐはっ・・・さっきやられた傷が・・・(予告みたくなったな) ど~も、tatsuです。この度はこんな出来損ないの小説を読んで下さりありがとうございました。 いやぁやっぱり難しいですねぇ、小説というものは。特にストーリーを作るのが大変です。 すらすらっと行く時は行くんですけど一回つまっちゃうと…そりゃもう悶え苦しむのみです。 あーでもないこーでもないと悩み頭をぐるんぐるんに高速回転させてもだめな時はだめなんですよね。 まぁ、そういう時は寝ちゃうんですけど。(ぉ 書けたら書けたで今度は文が意味不明になったりと苦労の連続です。 意味不明な文を見つけてもまだまだ新米なもんでその辺はご了承下さいませませ。 それと以前に書いた小説をある友達に読んでもらったんですけど「漢字の間違いが多い!」とか 「句読点が多すぎ!!」とか「文が意味不明だ!!!」などと星の数ほどの指摘を受けたので前回書いた物から その友達に訂正&編集を頼む事にしました。(実はこの後書きも直されている。) そしてその作業を頼んだ次の日その友達は何故か眠そう。「どうしたんだよ?」と聞いたらなんと! 午後10時~午前3半までやったそうな。しかもそこまでやっても三分の二しか終らなかったとか。 う~ん、自分の語学力の無さに感心を覚えてしまう。(ぉ (あれっ?それって小説書くのに向いてないって事じゃ…) 結局その訂正&編集作業には合計七時間もかかってしまったそうです…。 私には珍しくWORDで15ページ程の私にとって長めの作品だったっていうのもありますが、 その後友達に「次書くのはせめてあと5ページは減らしてくれ、俺の身がもたん!!!」って言われてしまいました。 だからその要望に応え今回は短くしました。 タナさん、こんな私の為にありがとうです。これからも私の間違いをどんどん直していってくれ。 それでは最後になりましたが、これからもなにとぞ私の小説を読んで下さいませ。 感想、批判等のメール待っておりますます。パソコンはあるんだけどある事情でメールアドレスを 持っていないタナさんにも応援のメッセージを!!!(タナさんからの要望) 肝心のメールアドレスはhn_tatsu@nifty.comです。 上のほんとの後書きは俺が書いたんじゃね~~~~~~~~~~ 上のはタナさんが勝手に書いたものだ~~~~~~ 言われた事は確かだけど………… …………後書きが三つ………変なの………… |