太平通寶
北宋・太平興国年間(976〜984)
大字

太平通寶の面文は特徴の少ないものです。このものは比較的文字が大きく見えます。

24.4mm、3.3g

大字?

上のものと比べ、やや細縁・廣穿に見えるような気がします・・・。

24.8mm、3.1g

背異

画像では見にくいですが、背郭が端正な正方形です。

25.0mm、3.5g

背上月

背の穿上に月文があります。太平通寶の背星文類には、穿の上下左右に月文・星文・直文が あるものがあると聞きます。

24.5mm、2.5g

背下月

背の穿下に月文があります。なかなか少ないものです。

24.6mm、3.5g

背左月

背の穿左に月文があります。画像では見づらいですが、ちゃんと”月”になっているものはなかなか少ないです。

24.8mm、3.0g

背左直文

背の穿左に直文があります。”月”っぽく見えるものもあるので注意が必要です。

24.4mm、3.0g

背下星文

背の穿下に星文があります。

24.7mm、2.4g

背左星文

背の穿左に星文があります。

24.6mm、3.3g

広貝寶

「寶」字が広く、開元銭の低頭通のようにどっしりとしています。また、背が深いのも特徴ですね。

25.1mm、3.2g

小字

「大字」に比べ、文字が小さく見えます。

24.4mm、3.1g

小字背左月文?

背の穿左に、わずかに陰起した月文があるように見えます。しかし、偶然のものでしょう。

24.3mm、3.5g

長通

「通」字が長くみえます。広穿ぎみです。

24.8mm、3.1g

長寶

「通寶」字が長くみえます。上の「長通」より狭穿です。

24.8mm、3.9g

狭通短寶

名称のとおり、「通」字狭く「寶」字が小さく見えます。

24.9mm、3.4g

中広穿

やや広穿です。しかし、制作は2番手か3番手のような雰囲気で、これの初鋳銭はもう少し狭穿 になるのかも知れません。

23.9mm、3.8g


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