政和通寶
北宋・政和年間(1111〜1117)
文政御書(真書)

特徴のある書体です。

24.6mm、4.3g
符合泉志 三編四、古泉大全 五(楷書文政)

文政御書(篆書)

「政」字の第4・5画が鋭角になっています。「寶」字が円貝宝となります。

24.1mm、3.1g
符合泉志 三編七、古泉大全 六(楷書文政)

楷書中禾

「寶」字が、隷書ではなく楷書になっています。「和」字の「禾」が郭中央に寄っています。

24.1mm、3.6g
符合泉志 二編八、古泉大全 八

楷書放政

「政」字が昂がり平たく見えます。

23.9mm、3.5g
符合泉志 二編九、古泉大全(楷書抱正) 八

楷書接郭

文字が内郭に近づいています。

25.0mm、3.7g
符合泉志 二編七、古泉大全 八

楷書大字(真書)

「寶」字が、隷書ではなく楷書になっています。四文字とも大字です。

23.8mm、2.9g
符合泉志 二編二、古泉大全 八

楷書大字(篆書)

上のものの対銭とされていますが、「文政和」の写しと聞きました。楷書大字の篆書は存在せず、ということになります。

24.0mm、3.1g
符合泉志 二編一、古泉大全 五

楷書遒勁(真書)

「政」字がダイナミックに書かれています。

24.2mm、3.8g
符合泉志 三編九、古泉大全 八

楷書狭穿

「寶」字が、隷書ではなく楷書になっています。穿が狭く「政」「和」の文字が輪に近づいています。

23.9mm、3.6g
符合泉志 二編八、古泉大全 九

重和様濶縁大様(真書)

掲載のものは薄肉です。面文は「重和様」ではなく「重和様大字」ですね。

25.7mm、2.5g
古泉大全 八

重和様濶縁大様(篆書)

上のものの対銭です。

25.8mm、2.9g
古泉大全 八

美制(真書)

文字はあまり特徴がありませんが、良い制作です。

23.8mm、3.2g
符合泉志 初編六、古泉大全 八

美制(篆書)

上の真書と対銭になります。

23.8mm、3.4g
符合泉志 初編五、古泉大全 七

美制大様(真書)

「美制」の大様銭です。

24.7mm、3.8g
符合泉志 二編六、古泉大全 七

美制大様(篆書)

上のものと対銭になります。

24.7mm、3.9g
符合泉志 二編五、古泉大全 六

美制昂政(真書)

「政」の文字が昂がっています。
京都のF氏に頂きました!

24.5mm、2.8g
符合泉志 三編六、古泉大全 六

美制昂政(篆書)

上のものと対銭になります。
京都のF氏に頂きました!

25.0mm、3.5g
符合泉志 三編二、古泉大全 四

美制狭穿(篆書)

銭径のわりに狭穿ぶりが目立ちます。

24.5〜7mm、3.8g
符合泉志 二編二、古泉大全 五

大字中禾(真書)

「三寄郭」によく似ています。

25.2mm、3.8g
符合泉志 初編二、古泉大全 五

大字中禾(篆書)

「和」字が退きます。

24.5mm、3.3g
符合泉志 初編七、古泉大全 七

寄郭(真書)

四文字とも内郭に寄っています。また、「寶」字がいくぶん下がって見えます。 掲載品は伝世のいい味わいをしています。

24.6mm、2.8g
符合泉志 初編四、古泉大全 九

寄郭(篆書)

上のものと対銭になります。

24.5mm、3.2g
符合泉志 初編四、古泉大全 九

寄郭大字(真書)

四文字とも大きく見えます。

24.9mm、3.3g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

寄郭大字(篆書)

上のものと対銭になります。

25.0mm、3.8g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

寄郭大字(篆書)

拓図より銭径が小さく薄肉です。末鋳銭でしょう。

23.3mm、2.1g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

寄郭厚肉(真書)

肉厚で、端正な文字の好感のもてる1孔です。

24.8mm、3.5g
符合泉志 二編二、古泉大全 七

寄郭厚肉(篆書)

実に味のある伝世品です。赤っぽい顔料?が付着していますが、おもしろいのでそのままにしてあります。

24.0mm、3.1g
符合泉志 二編二、古泉大全 六

寄郭正足(真書)

「寶」の足が正しく大きくなっています。

24.5mm、3.4g
符合泉志 初編二、古泉大全 五

寄郭正足(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.2mm、3.2g
符合泉志 初編三、古泉大全 六

三寄郭(真書)

「符合泉志」正合品です。「和」字の第一画が上方にはねて見えます。

24.9mm、3.1g
符合泉志 初編八

三寄郭(真書)

「古泉大全」の三寄郭です。「和」が進み、第一画は上方にはねていません。

24.7mm、3.2g
古泉大全 九

三寄郭(篆書)

上の真書と対銭になります。

25.0mm、3.1g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

狭和廣穿(真書)

「通」字が内郭から離れています。京都のF氏に頂きました!

24.0mm、3.5g
符合泉志 三編六、古泉大全 八

繊字(真書)

とても状態の良いものです。

24.8mm、4.2g
符合泉志 二編二、古泉大全 七

繊字(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.7mm、3.7g
符合泉志 二編二、古泉大全 七

背四出廣和(真書)

りっぱな制作のものです。しかし、たくさん存在します。

24.9mm、3.7g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出廣和(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.7mm、3.5g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出中和

「廣和」に比べ、「和」字の「禾」が「口」に寄ります。

24.8mm、3.1g
符合泉志 二編五、古泉大全 六

背四出狭和(真書)

上の「廣和」に似ていますが「和」字が狭くなっています。

24.8mm、3.4g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出狭和(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.7mm、3.8g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

廣穿大字(真書)

「政」字小さく「和」字が大きい。廣穿になっています。

24.9mm、3.4g
符合泉志 二編四、古泉大全 八

廣穿大字(篆書)

上のものと対銭になります。

24.3mm、2.5g
符合泉志 二編五、古泉大全 七

寛通(真書)

「通寶」の文字が降って見えます。「和」字に特徴があります。

24.9mm、3.4g
符合泉志 三編三、古泉大全 六

寛通(篆書)

上のものと対銭になります。

24.9mm、2.9g
符合泉志 三編四、古泉大全 七

小政(真書)

「政」字だけが小さくバランスがとれていません。

23.9mm、3.2g
符合泉志 三編七、古泉大全 七

小政(篆書)

上のものと対銭になります。

24.6〜5.0mm、4.0g
符合泉志 三編三、古泉大全 五

幺小政

上の小政より、さらに「政」字が小さくなっています。

23.7mm、3.8g
符合泉志 三編六、古泉大全 七

昂政(真書)

小字で、「政」字が昂がり、「和」字が進んで見えます。

25.1mm、3.4g
符合泉志 初編三、古泉大全(美制昂政小字) 八

昂政(篆書)

4文字ともに小字で、「政」字がやや昂がって見えます。

25.6mm、4.1g
符合泉志 初編四、古泉大全(美制昂政小字) 九

正字(真書)

やや狭穿で、4文字とも目立たない書体です。見逃してしまいそうですね。

24.3mm、3.0g
符合泉志 三編三、古泉大全 七

濶字(真書)

独特な書体で、「寶」字が偉そうに威張っているように見えます。かわいいですね。京都のF氏に頂きました!

24.5mm、4.0g
符合泉志 三編四、古泉大全 六

濶字(篆書)

「寶」字がぽってりして独特な書体になっています。

25.1mm、4.0g
符合泉志 三編四、古泉大全 六

面反郭(真書)

名前ほど”反郭”していません。

24.6mm、3.4g
符合泉志 初編二、古泉大全 六

面反郭(篆書)

これも鳳凰山氏にいただきました。いだだくばかりで恐縮です。上のものの対銭です。

24.1mm、3.4g
符合泉志 初編一、古泉大全 五

曲冠寶(真書)

「通」字が昂がり仰ぎます。京都のF氏に頂きました!

24.6mm、3.7g
符合泉志 初編二、古泉大全 三

曲冠寶(篆書)

4文字ともに小字です。『「寶」字のウ冠が曲がる』とされていますが・・・。

24.2mm、3.9g
符合泉志 初編五、古泉大全 八

曲冠濶和(真書)

「通」字が曲冠寶より細長く見えます。

24.2mm、4.1g
符合泉志 二編七、古泉大全 九

曲冠中和(真書)

濶和とは「政」字の第五画の長さで区別するそうです。

24.0mm、3.3g
古泉大全 八

深字(真書)

「穴の細道」の「印判手の政和」です。面背とも深彫りになっています。

23.9mm、3.5g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

深字(篆書)

上のものと対銭になります。

23.7mm、4.4g
符合泉志 初編二、古泉大全 九

狭穿(真書)

穿が小さくなっています。

24.3mm、4.2g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

狭穿(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.1mm、3.2g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

狭穿大字

「寶」字がアンバランスでおもしろいですね。

24.9mm、4.6g
符合泉志 二編七、古泉大全 八

狭穿廣政(真書)

「政」字が平たくなっています。

24.2m、3.8g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

狭穿廣政(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.6mm、3.7g
符合泉志 初編四、古泉大全 八

狭穿寛通(真書)

穿が極端に小さく、「寶」字が降って見えます。

24.7mm、4.0g
符合泉志 三編九、古泉大全 九

狭穿小和

名前の通り「和」字小さく、やや濶縁です。

24.7mm、4.0g
符合泉志 二編十、古泉大全 十

濶縁

名前の通り濶縁です。政和の中ではよく目立ちます。

25.2mm、4.5g
符合泉志 二編十、古泉大全 十

小字(真書)

「通」に特徴があります。「寶」字の足が不揃いです。

24.9mm、3.9g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

小字(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.4mm、3.9g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

小字正郭(真書)

郭が整然として、文字は小さくなっています。たくさん存在します。

24.9mm、3.3g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

小字正郭(篆書)

「寶」字の「目」画が丸くなっています。上の真書と対銭になります。

24.7mm、3.4g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

小字廣穿(真書)

「通」字が昂がって見えます。

24.3mm、3.6g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

小字廣穿(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.5mm、3.6g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

離郭(真書)

書体は上掲の「小字廣穿」とそっくりですが、狭穿になります。

25.0mm、3.3g
符合泉志 初編五、古泉大全 九

細郭(真書)

ありきたりの細郭ですが、金質が真っ白です。スキャナ画像で確認しづらいのが残念です。

24.1mm、3.9g
符合泉志 初編八、古泉大全 十

細郭(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.1mm、4.3g
符合泉志 初編八、古泉大全 十

細郭大様(真書)

「通」字が仰いで見えます。

24.5mm、3.4g
符合泉志 二編八、古泉大全 九

細郭大様(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.1mm、3.6g
符合泉志 二編八、古泉大全 九

細郭中禾(真書)

「和」字が退いて見えます。

24.2mm、3.0g
符合泉志 初編七、古泉大全 九

細郭中禾(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.1mm、3.2g
符合泉志 初編七、古泉大全 九

面四出(真書)

陰郭に酷似しています。

24.6mm、3.6g
符合泉志 初編五、古泉大全 八

面四出小異(篆書)

「和」字があがっています。

24.5mm、3.4g
符合泉志 二編三、古泉大全 七

陰郭(真書)

内郭が文字より低くなっています。

24.6mm、3.6g
符合泉志 初編七、古泉大全 九

陰郭(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.6mm、4.4g
符合泉志 初編七、古泉大全 九

陰郭降通(真書)

前掲の陰郭に比べ「通」字が降ります。

24.4mm、3.2g
符合泉志 二編四、古泉大全 七

陰郭降通(篆書)

陰郭に比べ「通」字が降ります。

24.5mm、3.1g
符合泉志 二編四、古泉大全 七

柳葉(真書)

細くなっている文字を柳の葉に見立てた源氏名です。

24.0mm、3.1g
符合泉志 初編七、古泉大全 九

柳葉(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.5mm、3.5g
符合泉志 初編五、古泉大全 八

柳葉細縁(真書)

「柳葉」の類は「寶」字が特異です。

24.4mm、2.7g
符合泉志 初編五、古泉大全 八

柳葉細縁(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.1mm、3.2g
符合泉志 初編二、古泉大全 八

柳葉濶政

「政」字が横に広くなっています。

24.5mm、3.5g
符合泉志 二編四、古泉大全 七

柳葉長通(真書)

赫璋さんから頂いてしまいました。恐縮です・・・。

24.0mm、2.4g
符合泉志 三編七、古泉大全 八


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