正隆元寶には「爪正隆」という名の有名品があります。それに比較して「行書」という名が つけられているのでしょう。
24.8mm、3.6g
上の行書の末鋳銭と思われます。銭径も小さく肥字になっています。
23.7mm、2.9g
行書と比較して狭穿になっています。「隆」字の「こざとへん」の縦画が内郭の下部と同じ位置に あります。また、「寶」字のウ冠は正しく書かれています。
25.0mm、3.8g