熈寧元寶
北宋・熈寧元年(1068)
大字(真書)

名前の通り、文字が大きくなっています。真篆ともに大量に存在しています。

25.2mm、4.0g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

大字(篆書)

上の真書と対銭になります。

25.1mm、4.2g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

大字・小異(真書)

本体と比べ、「寶」の文字がやや昂って見え、「元」字はやや狭く見えます。

24.8mm、2.9g
譜外

細縁大字(真書)

本体と比べ、「元」字がやや進み、前足が昂って見えます。

25.4mm、4.6g
符合泉志 二編六

大字昂寧(篆書)

本体と比べ、「寧」字が昂っています。選出しました。

24.5mm、4.0g
古泉大全 七

中字(真書)

「大字」に比べ、4文字ともやや小さくなります。

24.9mm、3.9g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

中字(篆書)

「寧」「寶」の2文字が小さくなり、昂って見えます。上の真書と対銭になります。

24.6mm、3.9g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

正郭(真書)

「元」字の末画の挑ねが大きくなっています。

24.0mm、4.3g
符合泉志 初編十

正郭(真書)

「元」字の末画の挑ねが小さくなっています。

23.7mm、3.9g
古泉大全 十

正郭(篆書)

独特の書体です。上の真書と対銭になります。

24.1mm、4.5g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

面背四出(真書)

面はそれほど”四出”していません。背は四隅をつまんだような感じで、輪のへりは薄くなっています。

24.6mm、3.7g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

面背四出(篆書)

上の真書と対銭になります。

24.6mm、4.4g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出(真書)

「面背四出」とよく似た書体ですが、銭径はひとまわり小さく制作も違います。

23.8mm、4.6g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出(篆書)

上の真書と対銭になります。

23.8mm、4.0g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背四出寶連輪(真書)

「背四出」とよく似た書体・制作ですが、「寶」字が郭から離れ輪に接します。

23.9mm、4.6g
符合泉志 二編十、古泉大全 十

背四出寶連輪(篆書)

真書ほどではありませんが、「寶」字が輪に近づきます。上の真書と対銭になります。

23.9mm、4.2g
符合泉志 二編十、古泉大全 十

濶元(真書)

「元」に特徴があります。

23.4mm、3.5g
符合泉志 三編九、古泉大全 八

濶元(篆書)

鳳凰山氏が選り出したものをちゃっかり頂いてしまいました。どうもありがとうございました!上の真書と対銭になります。

23.2mm、4.7g
符合泉志 三編六、古泉大全 七

濶元短寶

濶元に比べ小字に見えます。

23.2mm、3.9g
符合泉志 三編三、古泉大全 五

背衡文(真書)

背の穿の上に「衡」の文字があります。画像では見えにくいですが拓には出ます。

24.5mm、4.0g
符合泉志 初編五、古泉大全 八

背衡文?(真書)

背の穿の上に「衡」の文字がありそうですが、残念ながら判読できません・・・。

23.9mm、2.7g

背衡文(篆書)

背の穿の上に「衡」の文字があります。上の真書と対銭になります。

24.0mm、2.8g
符合泉志 初編二、古泉大全 七

無背文(真書)

書体が上の「背衡文」とそっくりですが無背銭です。

24.8mm、3.1g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

無背文(篆書)

上の真書と対銭になります。

23.3mm、3.6g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

離足寶

「寶」の足が離れて見えます。

23.7mm、3.4g
符合泉志 二編六、古泉大全 七(小字寶離足)

省冠

「寧」と「寶」のウ冠が”なべぶた”のようになっています。

23.4mm、3.6g
符合泉志 三編三、古泉大全 七

濶字

「熈」の4点と「寶」の第1画の点が、蟹の足を連想させるので、「蟹熈寧」の源氏名があります。 とても愛嬌のあるかわいい字体です。これに符合する篆書はありません。

23.6mm、3.7g
符合泉志 二編十、古泉大全 十

濶字楷元

「蟹熈寧」によく似た書体ですが、このものは「元」字が楷書になっています。これに符合する篆書はありません。

23.6mm、4.0g
符合泉志 二編七、古泉大全 九

廣熈(真書)

「狭熈」に酷似した書体ですが、「熈」字の四つ点の第4番目の位置が違います。

23.6mm、4.4g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

廣熈・三点熈

「熈」字の四つ点の第4番目がありません。「符合泉志」「古泉大全」とも不載です。

23.8mm、4.0g

廣熈(篆書)

これも「狭熈」に酷似していますが、やはり「熈」字の四つ点が違います。

23.7mm、3.0g
符合泉志 初編八、古泉大全 九

狭熈(真書)

「廣熈」に酷似した書体ですが、「熈」字の四つ点の第4番目の位置が違います。

23.6mm、3.8g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

狭熈(篆書)

これも「廣熈」に酷似していますが、やはり「熈」字の四つ点が違います。

23.4mm、4.2g
符合泉志 初編八、古泉大全 十

廣熈大様(真書)

「廣熈」よりも「狭熈」に似ています。銭径も大きく、「寧」字が降って見えます。泉志不載。

24.4mm、4.0g
古泉大全 八

廣熈大様(篆書)

これも「廣熈」よりも「狭熈」に似ています。「狭熈」と比較すると「熈」字がわずかに違い、「熈」字上部が 陰起する特徴もあります。泉志不載。

24.2mm、3.5g
古泉大全 八


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