大中通寶は、明建国(1368)前に朱元璋(後の洪武帝)が鋳銭したものです。 この大中廣は、見栄えのしない一孔ですが少ないものです。「穴の細道」にも空欄になっていました。 中国の銭譜でやっと存在を確認しました。(広州鋳)
23.2mm、2.9g
背の穿上に「北平」の文字が縦書きされています。(北平府鋳)
23.5mm、3.7g
背の穿上に「浙」の文字があります。(浙州鋳)
24.2mm、3.5g