中国の本銭を加刀、修正したものです。いわゆる天下手祥符ですが、摩耗しているので面文の特徴が わかりません。磁石に引かれます。

２２．２ｍｍ、１．８ｇ

「符」と「通」字の間に小星があります。磁石に引かれます。

２２．２ｍｍ、１．７ｇ

背郭は「天下手」というより「鋳写し」といった感じです。磁石に引かれます。

２２．３ｍｍ、１．７ｇ

磁石に強く引かれます。面文は「非寶」です。

２２．４ｍｍ、１．９ｇ

天下手祥符（祥符通寶）に酷似した「祥符元寶」です。 ただ、このものは磁石に引かれません。

２２．３ｍｍ、２．１ｇ

篆書の至道元寶に加刀修正をほどこしたものです。「寶」字の加刀が顕著ですね。

２４．３ｍｍ、２．６ｇ

篆書の熈寧元寶に加刀修正をほどこしたものです。「穴の細道」には、拓本が裏返しに 印刷されています！

２４．５ｍｍ、３．２ｇ

篆書の「熈寧元寶・正郭」に加刀修正をほどこしたものです。

２４．２ｍｍ、２．３ｇ

篆書の治平元寶に加刀修正をほどこしたものです。「治平」が「順平」に読めるところから この名があります。

２４．０ｍｍ、２．８ｇ

真書の元豊通寶に加刀修正をほどこしたものです。「元」字末画が跳ね、「通」字の用画が 「田」の字に見えます。

２４．２ｍｍ、２．７ｇ

真書の元符通寶に加刀修正をほどこしたものです。このものは、「元」字末画が跳ねていません。

２４．６ｍｍ、３．７ｇ

篆書の元符通寶に加刀修正をほどこしたものです。「符」字の右下が「司」と読めます。

２４．１ｍｍ、２．９ｇ

真書の元符通寶に加刀修正をほどこしたものです。「本邦鐚銭図譜」掲載のものより 「元」字末画が跳ねていますし、他の文字も削字の様子が違います。「中世銭史」には 「跳元元符（手替わり）」として掲載されています。

２３．８ｍｍ、２．３ｇ