改造鐚

加刀して修正したものではなく、新規に母銭を制作して鋳造されたと言われています。

天正・元禄期(1580〜)?
山頭手
山頭景徳

山頭手の代表銭です。「景」の「日」画が「山」のようになっていることからの呼称です。

24.1mm、3.4g

壺治平

「平」字が「壺」のように見えます。

24.5mm、2.7g

兀元治平

「元」字が郭に接し、「兀」字に見えることからこう呼ばれます。

23.7mm、3.2g

元祐通寶

山頭景徳と「寶」字が酷似しています。

24.6mm、2.6g

円貝宝手
元通大字

23.5mm、3.0g

双三元豊

24.0mm、2.6g

元豊通寶

23.1mm、2.2g

右長手
元祐通寶

右長元祐と呼ばれるもので、右長手の代表銭です。

24.0mm、3.3g

玉至道

右長手と呼ばれる一群は、「寶」字に特徴があり、背広郭でもあります。

23.9mm、2.8g

髭天聖

23.6mm、2.3g

二王天聖・・・

このものは、他の右長手のものと比較して薄手で、全体に摩耗した感じがします。 しかし、そのわりには文字がはっきりしています。つまり、改刻品の可能性が非常に高いということになります。(涙)

24.1mm、2.2g

治平元寶

23.8mm、2.9g

景祐元寶

24.1mm、3.2g

その他
元通中字

23.9mm、2.9g

元通小字

23.8mm、3.1g

雲豊元豊

「豊」字が「雲」のように見えます。

23.8mm、2.9g

雲豊元豊・異書

23.8mm、2.7g

異寶元祐

23.9mm、3.4g

治平元寶

面文は「異書」に似ていますが・・・鐚銭のようです。う〜ん・・・。昭和泉譜にも記載されていません。

23.6mm、2.3g


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