Page 1
新たなるページも不可欠ではないだろうかと考えてたのだが、取りあえずスタート! ギターリストなんて星の数ほど存在しているのだが、ロック音楽にとって看板的存在に位置すると言っても過言ではないだろう。 ロックに限らず、まあ適当に思いつくままに始める! さらに貴方達の思い入れのあるギターリストにもついても受け付けますので、メール等でお奨め文をお寄せ下さい!
                                                    



JOHN RENBOURN





ジョン・レンボーンは1965年21歳の時に録音した傑作ソロアルバム"John Renbourn"でそのギター芸を披露してからブリティッシュ・フォークの立役者としてつねに第一線で仕事しつづけている。ライブ盤を入れて30枚ちかくある作品の中から私がこよなく愛聴しているのは次の4枚。おとぎ話のような無常観を感じる"John Renbourn(1965:1st)"、音楽では珍しくユーモアとペーソスに満ちた"Another Monday(1966:2nd)"、それに70年代後半のギター曲集"The Hermit(1976)"と"The Black Balloon(1979)"。 世評高いスーパーグループ・ペンタングルはジャズのインプロをフォークに導入したアコースティック・アンサンブルだがお上品でつまらない。このペンタングル時代はレンボーンのソロ活動"Lady & Unicorn(1969)"、"Faro Annie(1971)"にしてもバート・ヤンシュとのギター・コラボレーションにしても、一つ一つは素晴らしいのだが、やはり趣味の追求というか、何かツクリモノっぽいというか、だんだん浮き世離れしていった感があり、真剣に聴くには至らなかった。 ところが、ペンタングルが実質的に活動停止(解散?)となった1976年に発表されたという"THE HERMIT(隠者)"は精霊の祝福を受けたジョン・レンボーンの一大傑作である(ちなみに私は1993年のCD版でしか知らないのだが、CDはオリジナルLPとは曲の配列も違うし曲数も多い)。これは17世紀から18世紀に生きたHarper、O'Carolanの作品と当時の伝承曲を中心にオリジナル(?)も織りまぜたギターだけのインスト集。ちょっと聴くとチェンバロかハープシコードでバッハを弾くのとそう変わらないような世界だが、古楽クラシック屋と違って当時の音の再現ということにはこだわってない。丹精こめてはじいた弦の一つ一つの音は妙なる輝きに満ちてあまりにも美しい。旋律を追いかけ、からみあい、さっと別れるところなどポリフォニーの快感を耳で堪能できる(2声か3声かようわからんけど)。連綿と続く単純な旋律のくりかえしも音自体のすばらしさに一瞬たりとも飽きることはない。 実はこのCDを聴くと、どんなに思考が乱れ、気持ちが混乱していても自然に整理がついて落ち着く効果が私にはあったので、何人かに聴かせてみたところ同様の効果を確認できた。真実の癒しの音楽である。 ついでに、1979年の"The Black Balloon"だが、これはリアルタイムで入手。すり切れるほど聴いた。このアルバムの中にあるギター曲はいづれも神品。 しかし、タブラとフルートが入る大曲となると、やはり古楽趣味的で私は余り気にいらない。 残念ながらその路線が近年のジョン・レンボーン・グループである。

(nocturnal)




TONY MACALPINE


Edge of Insanity

80年代のギターリストを象徴していた一人である、トニー・マカパイン。 ロックシーンはやたらとハイテク、ネオクラシカルなギターリストが氾濫した時代であるが、その代表格は彼とイングヴェイ・マルムスティーンの名が即座に浮かんで来ようというものである・・・。  トニーは60年8月20日生まれ、5歳でスプリングフィールド音楽院に入学してクラシック・ピアノを学んでいる。 そして、HARTT音楽大学で作曲技法を学んでいる・・そしてギターの才能も勿論のこと開花させていたのである。 その後、85年にギター発掘屋のあのマイク・ヴァーニーの仕事で”Edge of Insanity"でデビューするのであった。 私は何処ぞの店頭で流れていたいたオールインストのデビュー作を聴いて感激を覚えるほど興奮したものであるが、今だにデビュー作にして最高傑作なのである(笑) 彼のギターの腕前は尋常でないほどに上手過ぎるのである・・したがって何だかんだと評価する必要も無いであろう。 しかし・・・その後の彼は紆余曲折、壁にぶつかっていたのであるが・・・・インスト音楽をやる人間の宿命みたいなものでもあろう・・・。

MACALPAINE,BRUNEL,CHAMBERS

さて近年のトニーは、BUNNY BRUNEL(b)、DENNIS CHAMBERS(ds)との連名でのフュージョン、或いはジャズロックと言うべきか? 大人のギターリストへと見事に脱皮をしている。 クラシカルなメタルエッジなパフォーマンスと打って変わってホールズワース系なギターリストに転身出来ているのだから驚きある・・・・PLANET Xというユニットではプログレッシヴなフュージョン系のようだし・・・これからはプログレファン御用達なのかな? 目が離せないギターリストの一人である!







RANDY RHOADS


OZZY OSBOURNE/Tribute



82年に飛行機事故で他界したランディ・ローズ・・・・。 両親共が音楽教師という環境のせいかクラシック音楽に親しんで育ったと言う・・・父親は2歳の時に他界し、母親は学校経営を始めるとランディも講師になりギターを教えていたという。 さて彼がメジャーバンドで有名になったのはクワイエット・ライオットであるが・・・しかし人気爆発する以前に脱退・・オジー・オズボーンのオーディションに受かったからであるが(笑) オジーはゲイリー・ムーアにかなりのラヴ・コールを送ったようなのだが、願い叶わず、オーディションになった訳だ。 ブラック・サバスを脱退し、ソロアルバム第一弾の面子に選ばれただけの成果は、オジーのランディへの想いを思えば・・・・・まさしくオジーのソロのスタイルを築き、男にしたギターリストであった訳だ! スピーディなクロマチックスケールを上手に使ったランディ・スタイルとオジーとのコンビネーションは嵌り過ぎと言えるくらいピッタシカンカンなのであった!(笑)  バッキングリフ主体のロックはメジャーだかマイナーだか解らないようなのが多いのだが、しかしランディの場合はメジャーとマイナーの差別化はハッキリと打ち出していましたね、対比という効果は大きかっただろう。 バッキングでの特徴では・・・オブリガードのセンスが素晴らしく上手かったのが印象に強いと思える、バッキングの合間にいれるおかずのようなフレーズの事だが・・・当時ではエディ・ヴァンヘイレンも上手かったがランディのほうが私好みであった(笑) さてリード・ソロだが、あの時代にあってクラシカル・バリバリ! 生きて居たならイングヴェイの上を行っていたのかもね・・・・・・・・・。
今回のお奨めアルバムは説明不要のランディ在籍時のライヴ・パフォーマンス!




SONNY SHARROCK


Highlife



故、ソニー・シャーロックとの付き合いは永い訳ではないのだが・・・ビル・ラズウェルの作品で”ラスト・イグジット”だったか・・過激なノイジー・パフォーマンスに度肝を抜かれて以来、尊敬の存在となってしまった。  まあ、フリージャズ・ギターリストの先駆けのような存在で、彼の功績はグレイトなのかな!?  彼の作品を隅から隅まで聞いている訳でもないのだが、この一発と言える作品は以外にも・・・・結構ポップな色合いも強いもの(笑)  ラスウェル等とのインプロ・プレイも過激でヴァイオレンスでキレていて凄まじく言葉も出ないくらいですがね。 さてお奨めアルバム”ハイライフ”だが、コルトレーンの”ジャイアント・ステップス”やケイト・ブッシュの”嵐が丘”がモチーフの曲、ポップス、ジャズ、ブルース・・・など様々な趣向の曲が所狭しと織り込まれていて、こんな贅沢なシャーロックは他では無いだろうと言うことで文句無しの最高傑作なのさ! 本当にこれほど彼の温もりを感じとることが出来る作品は無いだろなあ・・・・・・・。
ブルージーな感触を私は強く感じるのだが・・・・彼の弾き出す音はピッキングが強いせいだろうか、とても明瞭で強引でエモーショナルで艶やかでセクシー!(笑) インプロ合戦のアルバムなどでは過激で暴力的で聴く者を弾き飛ばす強引さがあるのだが、まあ疲れる作品よりもギターリストとして人として温かい作品を大推薦!