ラプラスの魔

注:これはただのプレイ雑感です。
攻略については、ここを頼りましょう。ここがなければ絶対クリア出来てません。
ありがとう、shinさま!



 思い起こせば15年近く前。弟が新しいパソコン買うということで、それまで使っていたPC8801が私のものとなった。それと一緒に手に入れたのが、『ラプラスの魔』であった。ちなみに他にはマスターオブモンスターズとか…あぁ、ウィズの初代もか。やらんかったけど(笑)。マイト&マジックbook2も途中で挫折…クリアしてないもんの方が多いか?
 まあ、とにかく。
 5インチフロッピーががちゃこんがちゃこん動く古き良き時代のゲームの話である。
 
 このゲームは、ものすっげぇ難易度を誇っていたんだが、その理由の一つに『敵を倒しても金にならない』がある。まあ、よーく考えると、その辺のネズミとかクモとかを倒して金になる方がおかしいのではあるが、普通のRPGの『記号的お約束』に慣れた身には衝撃的だった。
 では、どうやって金を稼ぐか?
 それはジャーナリストをパーティーに入れて、カメラとフィルムを買って、カメラ技能を持ち、カメラを装備して敵と戦ってる最中に写真を撮るのである。そして街に帰ってから売り飛ばす。そして初めて金が手に入る。で、技能が低い序盤は、せっかく写しても失敗したりピンぼけだったり…とまともに写せることも少なかったり。しかも、複数写してきても1枚分にしかならないのだ。
 その厳しさに比べれば、いったん屋敷に入ったら後ろの扉はロックされて3階の鐘を鳴らさないと開かない、なんてのは可愛いものだ。だって、すぐに道順覚えられるし。
 屋敷の探索が終了して、別次元に転移できるようになるのだが、これも『精神移動』という高価な技能が必要で、レベルが低いとMPにダメージを受ける、というのもきつかった。それに転移先には極悪な罠やワープが待ち受けていた。
 てことで、私は当時挫折したのだった。
 何度もやり直してみたんだけどなー。探偵、ジャーナリスト、ディレッタント、霊能者というパーティーに始まって、ディレッタント抜きの霊能者二人とか、ジャーナリスト外して以下同文、とか。
 しかし、武器も壊れる消耗品にも金がかかる技能も金がいる、だけど写真代は少ない…で、たいてい地下一階あたりでじり貧になってしまう、というのがパターン。
 弟から「クリアーには全滅したパーティーが必要らしい」と聞いていたので、年寄りばっかのパーティーを無謀にも異次元に特攻させたりもした。

 で、いつの間にかディスクが壊れ(笑)、中断していたが、SFCでリメイクされたのを買ってみた。
 …でもこれはラプラスじゃないです。弘司さんの絵は好きです。でも、ラプラスは不細工なキャラじゃないとラプラスらしくない。いや、小説版の挿し絵からイメージが決まったってのは分かるんだけど。
 しかも金稼ぎが圧倒的に楽になっていたし、罠なんかも簡単になってて、あっさりクリアできちゃうんだな。
 とある友人によると「死体をずた袋に入れて持ち歩くのがインパクトあった」ってことだが、私としては「あのラプラスの魔をリベンジしたい!」の気持ちだけが募った作品だった。

 そして2004年3月。ゲームのリバイバルブームというかエミュレータのおかげというか、昔のゲームを収録した本が発売されるようになった。旦那が買った『甦るPC98伝説』とやらはあまりにも昔過ぎるゲームのようだが(それでもウィニングポストと幻影都市はやろうかなと思ったが)、その頃、ロードスやソードワールドが収録される本が出るらしいと聞いて楽しみにしていたところ、4/28ついに発売されたのであります。そしたら『ラプラスの魔』も収録されてるじゃないですか!!そりゃ一般的には上記の作品が売れ筋つーか売り文句なのは分かるが、私的にはこれ一本のために買ってもいい!ってくらい興奮しましたさ〜。…いや、これ買うまでEGGの存在を知らなかったのよ。
 で、アマゾンで注文。めでたく5/1手に入れることが出来たのだった。

 さっそくラプラスの魔開始。
 うぎゃ〜!懐かしい〜!これだよ、これ!!とひとしきりオープニングに興奮しておいて。
 まずはキャラクター作成だが、とりあえず昔の記憶が命ずるままに『A』とか『1』とかいうキャラを作る(笑)。数十人作って、『A』さんに所持金を集中させる。しかるる後に、ゆっくりと本来のキャラを作るのだった。
 ま、スタンダードに探偵、ジャーナリスト、ディレッタント、霊能者各一人。名前はめんどかったのでBUSINに頼り、リカルド探偵、ヘルガジャーナリスト、ポポーディレッタント、ローミ霊能者。リカルドハーレム。ちなみに、能力値的に満足しても、顔が気に入らない場合容赦なく消去。だって、酷いとき全員同じ髪の色になったりしたんだもん。見にくいったら。
 ようやく満足できるキャラが出そろい、『A』さんから所持金を奪う。その金で、とりあえずカメラ技能や銃技能、精神攻撃といった技能を買い、ライフルやカメラ、医療箱を買い屋敷へ。
 あああああっ!これだよ、これっ!(絶叫その2)
 よし、3階の鐘を鳴らしに行くぞ、と目の前の階段を上る。そしてぐるりと回って〜と、鐘までの道筋は完璧に覚えている。如何に鐘を鳴らし続けたか分かるってもんだ(笑)。
 とりあえず罠に引っかかったりしながらも鐘を鳴らし、さーこれからが本番だ。一応、ネズミだのコウモリだのにもやられつつも何とか撃退してるが、これから行くのはスケルトンなのだ。
 1階に降り、玄関前でくるっと方向転換。大部屋に入る。そして迷いもなくクローゼットに向かう私たち(笑)。如何にクローゼットを利用したか以下略。
 おもむろに『調べる』とスケルトンが4体出てくる。クモやコウモリに比べて写真が高く売れるのだ。その上、このクローゼットのスケルトン、毎回出るんだよね。で、何とか倒し、その後『調べる』とアミュレットが手に入るのだ。これは道具屋で売り飛ばすと100ドルになる。これが、15年前のお決まりコースであった。
 つまり、一回屋敷に入る→出るで稼げる金はせいぜい200ドル。医療箱の消費も馬鹿にならんし、全然足りないんだな。
 それでも何度も繰り返しているとレベルはアップしていく。ま、技能が伸びないと攻撃が当たらないけど。
 で、この頃。
 教会のHP、MP回復はただなのに気づいたのだった(笑)。忘れてた〜〜〜。
 レベルが3くらい上がったところで、ようやくお決まりコースから徐々に探索を拡げていく。MPにダメージ受ける喋る絵とか勝手に鳴り出すピアノとか、覚えていても雰囲気としてつい『調べる』してしまうのだった。
 そして、ちょっと欲を出して、これも毎回『調べる』と敵の出る地下へのハッチを開いてみた。グールさん、3体。……死ぬかと思いました。まだ早かったらしい。
 ちまちまとお決まりコースで稼ぐしかないなーと思っていた頃。「そーいや攻略サイトなんてあるのかなー。まあ15年も前のゲームだし、無理だろうけど一応ぐぐってみるかー」…やってみるもんです。ヒットしましたよ!それも完璧攻略モードのが!
 えー、何々、レベルアップ時には体力や知覚力や運を重視…あ、レベルアップで能力値も上下するんだっけ、忘れてたわーとキャラ確認。…うわ、ひでぇ。運が4の奴までいるし。それでライフル壊れまくってたんだなーと遠い目しながら、思い切って新規に始めることに。何度も繰り返した道だから、新規に始めるのも敷居が低いわ(笑)。
 そして、何より金儲けのコツが分かったのが良かった。目から鱗だたよ…。
 でもまあレベルが上がるまではいつものコースを繰り返し、それでもいつもよりは金が楽な分技能も一緒に伸びていく。
 レベル3になった時点で、お奨めの家具が飛んでくる部屋に行く。
 あ〜、そういや15年前も思ったよ、何で飛んでるだけのただの家具が写真代高いんだろうって…と思いつつ何度も写真撮っては『逃げる』。そう、私はいつも写真代が高いのを知っていながら、すぐに倒していたのだった。逃げればいつでもこれで稼げるんだよなぁ。
 試しの狼男も写真5枚撮るまでは攻撃を耐えられることが分かり、せっせと狼男、ベッド、イス、机を撮りまくる。
 フィルムを『渡す』のは面倒だけど、これでお金がざっくざく♪
 …まあ、寝ている奴をわざわざ起こして写真だけ撮って、「じゃ、これでっ」と逃げるのは、狼男にとっては迷惑この上ないとは思うんだが。
 何度も撮影ツアーを繰り返しつつ探索も拡げていく。増えていく恐怖の人形を叩き壊し、かつてははまった冷気の罠をはまってから潰し。…初めて『聖書』の使い道を知ったよ…でもついミイラ呼んで倒したけど。
 そうして『交渉技能』も結構高くなったところで幽霊さんたちの所に行く。今までは「ぶつぶつ言いながら去っていった」んだよ。
 そして。
 のっけからベネディクトパパでつまづく。
 いやー、指を「1」と「3」のところに置いてたら、つい「4.話す」じゃなく「3.降伏する」を押しちゃってさー…パパ、まだ新品の医療箱取って行ってしまいましたさ。でも、やり直すほどでもないか、と帰ってセーブ。(セーブ箇所は1個のみ)
  さー、フィルムの補充に行くぞーと道具屋に行ったら。何故かフィルムが青くなって、しかも50枚も持ってるじゃないですか(注:1回に持てるのは5枚まで)。???と思いつつも他のメンバーに『渡す』→「渡せません」。…じゃあ『外す』→「準備してるので外せません」カメラを装備して無くてもフィルムだけ装備してるらしい。『売る』→「それはうちでは買いとれないね」。他のメンバーがフィルム買って渡そうとする→「一杯です」………はまったの!?もう一回ジャーナリスト育て直し!?と恐慌に陥るも、試しに屋敷に向かってみると…青い(壊れた)フィルムのくせにちゃんと写せるんですな、これが。しかも、これだといちいち他のメンバーとフィルムのやりとりをせずに済む。ありがとう、ベネディクトパパ!こんなステキな贈り物、初めてだよ!
 …と好調に50枚撮影ツアーで稼ぎ、さあ、0枚になったぞ、新しいのを買うか…と道具屋に向かうと「これ以上買えません」………な、何!?やっぱりはまってたの!?
 しかし、やり直す気力続かずその日は終了。
 翌日ゲームを起動すると、めでたくブルーフィルム(笑)は無くなっていました。やっぱ単にバグだったのか…。
 後はさくさくと屋敷の探索を終え、めでたく魔法陣の間へ。
 さ、行くぞ!と、気合いを入れて飛ぶ。
 ……あぁ、ありがとう精神移動レベル4!金を稼げたおかげでこんなレベルで飛んだのは初めてだよ!以前はもーとりあえず飛べりゃいいやってレベル1で飛んでは探偵が狂ったりしてたからなー。
 そして、攻略マップを見ながら部屋を出てすぐ前の部屋に行く。
 この部屋は15年前、入っても無かったのだ。何故って弟が「いやー、ちょっと魔法陣に乗ってうろうろしてたら、すぐ前の部屋なのにいきなりラスボスらしき奴のとこに飛ばされてさー、為す術もなく全滅したんだー」と体験談を語ったから、避けてたのだ。
 攻略サイトを見た今なら分かる。
 …弟よ、何故お前は霊能者もいないのに魔法陣に乗ってきますか?フツーそーゆー攻略はしないだろう。
 てことで堂々入り、奥の部屋で呪文書を手に入れディレッタントに精神攻撃を覚えさせる。ま、レベル1では大して期待できないが。
 そしてしばらくごそごそした後、トロール撮影ツアーを組む。何故かサイトお奨めのフィルム交換では、いつも最初の1枚が表示されないんで、ダミーちゃんを作ってそいつにフィルムを渡しホテルで売る、というのを繰り返した。だから、ツアーではトロール×10枚、ゴーレム×9枚撮って帰っていっていた。
 さて、金稼ぎも飽きてきたことだし、次に進むか、とジャーナリストを外して3人組で地下に行く。
 15年前も、このあたりまでは行けてたんだ。いつも4人で来ては、誰も仲間に出来ずに去っていってたんだが。が、今回は毎回一人ずつ連れ帰って、ジャックくんがいた時に草壁に会いに行く。…うん、こいつと仲間になって、魔神の宝とやらを取りに行った記憶はあるよ…有り金取られた記憶もな…。てことで、容赦なくジャックくん草壁化。…が、記憶より草壁がハンサムだ。記憶によると顔はもっと四角いというかホームベース状で、目が緑か何かで光ってて「これ、ほんまに生きた人間か!?」みたいな顔だったと思うんだが…。そのせいで、自分のキャラが乗り移られるのがすっげー嫌だったんだよな〜。
 ま、それはともかく。
 全員ホテルに連れ込み、とりあえず草壁はうちのローミよりレベルが低いので、ローミの代わりに草壁入れて撮影ツアー。草壁の技能も上がったところで探索開始。
 が。
 レベルアップの度に気を付けていたうちの子たちに比べて草壁は『運』が低い。
 せっかくの霊能者二人体制で、レイスやゴーストなんかにもケンカ売れるわ、と思ってたら、いきなり草壁初の精神攻撃で「バックファイヤー!」………くーさーかーべーーっっ!外すぞおら〜〜!!
 「逃げ」ましたよ、えぇ。リカルド狂ったし。他のメンバーもぎりぎりだったし。成功して良かった…さもなきゃ霊体3体に全滅させられるとこだった。
 そうして攻略マップのおかげでさくさく進め(笑)、2階にやってきた。うん、15年前も2階に踏み込んだことはあるんだよ…ぐるぐるぐるぐる回り続けてリセットしたけど……。
 そう、ここはワープで迷路な階なのだ。
 だが、マップさえあれば大丈夫。
 ただ、面倒な10×10迷路をNPC連れて(つまり一人戦力外)通らなきゃならないのが鬱陶しかったけど。
 それと、私のキーボード、テンキーが付いてないやつなんだよね。ファンクションキーで切り替えられるけど。で、面倒なんで上の方にある数字キーに割り振ってたんだよ。そしたら、クイズの答えを入力しようとすると…「カン6ケ」…いや、キー割り振りを戻せば良いんだが面倒だったんで、潔く間違いました。
 で、迷路抜けた先の魔法陣から屋敷に帰ると、結局Escキーで迷路抜けるって機能は使わなかったな〜。いや、これは攻略マップがあったから出来たんだろうけどさ。
 順調に3階。ここには動物園がある。てことで撮影ツアー開始。トロールとトリフィドの高価な2種をせっせと写しては帰ってくる。
 これで草壁は全部レベル9、ローミも移動を除いてレベル9、リカルド探偵、剣と格闘レベル9、交渉尋問医療技術レベル9。ディレッタントは銃から思い切って格闘レベル9、機械操作レベル9、心理療法レベル9。そこまで来て、ジャーナリストお払い箱とし、4人での探索を開始したのだった。
 ここまで来たら、あとは攻略に頼って(笑)、突き進むのみ。
 ちゃんとNPCのイベントもクリアしつつどんどん進む。そしてクイズには相変わらず失敗しながら力尽くで押し通り、姫も王妃にも会う。ちなみにインキュバスとサッキュバスには誰もやられませんでした。先に攻撃が当たるし、元々うちの霊能者男女二人だし。
 さー、ついに地獄門だぞー。
 しかし、ここまで来ると、もはや「ゲームを楽しんでる」というより「そこに山があるから」みたいな気分(笑)。
 ずかずかと一直線に通り抜け、悪魔さんたちをちょっと倒してみたり…ついうっかりバールが降伏してきたので尋問してしまったり…これじゃラプラス公の行方が分からないじゃないか。
 で、問題の扉。これは『城で霊界を通った者のみに開く』らしいのだが。
 いやーてっきり草壁もいったん死んでる奴だったし、こいつさえいればOKかと思ってたんだけど…そんなに甘くなかった。そう、弟の「全滅したパーティーが必要」という情報はガセでは無かったのだ。
 サークレットで屋敷に戻る。
 で、考えた末、ローミを一人で2階の魔法陣に飛ばす。で、行きやすい3階で死んでくれると回収しやすい、とやってみたら。
 2階の時点でミノタウルスに殴り殺されました…。
 ま、いっか、と回収に行く。…が、てっきり2階の死体置き場にいるのかと思ったら、いないでやんの。しょうがねぇ、ついでに上行くか、と彷徨くと、壁にぼんやり浮かび上がる顔が…ぎゃ〜〜!ローミ、お前ちゃんと説得して死なせただろうが〜!(脳内妄想)。ちゃんと待ってろって、すぐ行くから〜!…と『逃げる』。
 おかげさまで3階で回収できました。
 で、早速セーブして教会へ。
 ……あ。
 あれれ?
 …誰も金持ってねぇ!?
 そう、アイテムは無くなるとやばいわ、と外して行ったんだが、どうやら所持金をローミに集めたまんま一人で突っ込ませたらしくて、全員の所持金が見事に0(笑)。
 手持ちの余分なアイテムを売り払ってもとても1000ドルにはならない。
 …てことで、久々にジャーナリスト出動。
 別に大金稼ぐ必要はないのでフィルム5枚だけ持って行きやすい5階へ。
 トロールと番兵と大男とグレートレイスとシャドウ撮って帰ってくる。
 ようやく復活資金も稼げてローミ復活。いやー、最後で馬鹿したなー。
 で、気合い入れてバッテリーも呪符も医療箱も複数持ったことだし、ちょっくらラスボスにでも挑戦してみるか〜、と出ていく。
 魔法陣で地獄門抜けて地下2階へ。ひたすらラスボスへの道を突き進む。
 ちょっと一回まずって一方通行のドア通っちゃって、ラスボス目前で回り道もしたけど(コンパス使えないんだもん…)、ようやくお会いしました、ハスター様。
 探偵、1レベルの精神防御(要するに戦力外)。ディレッタント、機械で全員精神防御。霊能者×2は28ポイント精神攻撃。これでバックファイヤー来たら悲惨だよな〜と思いつつも、精神攻撃レベル9だし運も18あるしこれで食らうなら本当に運が悪いとしか言いようが無い、と割り切る。
 さて、ハスター様、寝ていたのかいきなり不意打ち出来る。なので、一回目はディレッタントも心おきなく防御を捨てて機械で攻撃。機械が150ポイントくらい、霊能者250〜350MPくらい削る。
 で、ご挨拶も済ましたことだし、普通に殴り合い開始。上記戦法で霊能者攻撃し、さて次に向こうからの攻撃がいらっしゃる。さぁ来い!と思ったら…避ける、35MP、避けた……しょぼっ!!
 いや、全体攻撃だからこの威力なのだ、と気を引き締め、もう一回こちらの攻撃…で、終わってしまいました。
 はう。
 肩すかし。
 いやー、ラスボスのためにMP残しとかなきゃ〜って途中のグレデとか相手にMPケチってた時の方が、よほどスリリングな戦いをしてたよなー。
 そして15年かけて初めて見るエンディングを拝み、何とも言えない充足感に浸るのだった。
 うん、近頃では滅多にお目にかかれない、きっついゲームでしたな。こんなに「くそー、あのゲームクリアできてねー…リベンジしたい〜〜」と根に残ってるゲームってこれだけですよ。


おまけ。
 さ、すっきりしたところで『パラケルススの魔剣』でもやるかー……ディレッタントは魔術?魔術で物理的な敵にもダメージ与えられるの?………お兄さま、貴方は堕落しました。



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