レンジャー参入




 無事冒険者ギルドで登録を済ませ、人数分の公国証を貰ってきたルークは、暖炉の前に陣取った。この国は、夜は随分と冷え込むらしい。
 ぶるぶる震えているルークの手をさすりながら、アクシオンが日中の出来事を報告する。
 「クゥちゃんに会いました。夜にこの宿に挨拶に来る、ということです」
 「へ〜、クゥちゃんだけ?」
 「少なくとも、昼の時点ではそうですね」
 どうせならレンジャー兄妹揃って来てくれれば助かるのに…いやターベルは既に人妻だから駄目か。
 ようやく暖かくなってきたところで、ピエレッタが興味津々、といった顔で近寄ってきた。
 「師匠、この人が奥さんですか?仲よぉてええなぁ」
 ピエレッタの目に映っているのは、おっとりと微笑んだ10代後半美少女であった。ただ、緑色のセーターの胸はぺたんと小さいように見えたが、元々ゆったりした服なのでよく分からない。
 「初めまして。メディックのアクシオンです」
 「ピエレッタ言います。師匠の突っ込みに惚れて付いて来まして…あ、寝取ったりせんので、安心して下さい!」
 ぱたぱた手を振るピエレッタに、アクシオンは苦笑した。寝取れるものなら寝取って見ろ。
 アクシオンは、この6年で、きっちりルークの嗜好を見切っていた。未だに少々は己が男であることに不安は抱いているものの、基本的に自分の魅力がルークをしっかりと捕らえていることを自覚している。そう易々と浮気される心配をする必要は無い。そのために、己を磨く努力は怠っていないのだし。
 「大丈夫ですよ、ルークの好みは10代前半少女ですから」
 「おい」
 さらっとロリコンだと言われたルークが突っ込んでいると、フロウも近寄ってきた。眉を寄せて、どこか苦しそうな顔なのでアクシオンを肘で突く。
 メディックもすぐ気づいたのか真面目な顔で立ち上がった。
 フロウはそれを制して、少し離れた場所から伝える。
 「…ごめんなさい、私には、ここは暑すぎて…いいえ、私が異常なだけで、皆には暖炉が必要なのは分かっているわ。私、別の場所で休ませて貰っていいかしら。朝にはちゃんと宿に帰ってくるから…」
 自称雪女は暖炉の火を忌々しそうに見つめて、更に後ずさった。
 「…そりゃ、いいんだけど…凍死しないでくれよ?」
 ルークの言葉におかしそうに声を上げて笑ったフロウは、口に当てた手の甲を外し、まだ笑いの形に細まった目でルークを見つめた。
 「ふふふ、凍死するとしたら、私に近寄る男だわ…だから、大丈夫。いろんな意味でね」
 うら若き女性が一人で休む、というのは危険なのだが、そっちの心配も無用らしい。
 「なら、いいんだけど…」
 本気で雪女なのなら、むしろ心配はいらないのだが、まだそうはっきり決まった訳でも無い。というか、本当はあり得ないはずだ。雪女なんて存在してたら吟遊詩人の良い的だ。
 言葉を濁している間に、フロウは手を振ってさっさと出ていった。どうやら本気で火が苦手らしい。
 そして、フロウが出ていくと同時に、室温が上がったような気がした。
 まさかなぁ、と考え込んでいると、フロウと行き違いのように女将がやってきた。
 「お客さんだよ」
 「リーダー!お久しぶり〜!」
 女将の背後から、ひょこっと顔を出したクゥが、満面の笑顔で手を振っていた。
 部屋に入ってきたのはクゥともう一人。クゥと同じく飛び跳ねた髪を帽子で押さえているような男性で、年の頃は20歳過ぎ。穏やか…というより、少々頼りないような風情でクゥに手を引っ張られている。
 「この人、スムート。あたしの恋人」
 「はぁ…ども。…あ、何かちょっと微妙な気分。クゥちゃんに恋人が出来たなんてなぁ…」
 兄では無いのだが、何となく複雑な心境になったルークに、スムートと紹介された青年が曖昧に笑って頭を掻いた。
 その腕を強引に取って絡めて、クゥが怒ったように説明する。
 「兄ちゃんたちに子供が出来たの。それで、あたし居辛くなって山から降りて…」
 「こ、子供!?ど、どっちに!?」
 思わずネルスとショークスを思い浮かべて動揺したルークに、クゥがきょとんとした顔になって、それから怪訝そうに続けた。
 「もちろん、大兄ちゃんとフレア姉さんの方だよ。…あ、大兄ちゃんたちが結婚したの、知らなかったっけ」
 「そ、そうか、そっちか…だよなぁ」
 「…子供、欲しいんですか?」
 「や、そうじゃないけど」
 カースメーカーの秘術を持ってすれば男同士でも子供が出来る、とでもなれば弟子入りも考えよう、なんてところまで一気に思考が吹っ飛んでいたルークは、我に返って大きく深呼吸した。
 アクシオンを選んだ時点で子孫は無いのが分かっているし、それを後悔するつもりも無いが、ただ実家のことを考えると親不孝をしているなぁ、とちょっと考えてしまうだけだ。
 「あ〜、クラウドはフレアと結婚したのか〜…」
 「うん、ちょっと、べったりって言うか…義姉さんがすっごーく依存してる感じで、あたしとしては落ち着かなかったんだけど…でも子供が産まれてから、ちょっと変わったみたい。うん、お母さんらしくなったよ」
 あまり世間一般の奥様方と井戸端会議が出来るタイプでは無かったはずだが、山でいる分には大丈夫なのだろう、たぶん。
 「でもさ〜、やっぱり、夫婦と赤ちゃんがいて、あたしがいるのって何か邪魔っぽいのよね。小兄ちゃんとこ行くのも問題外だし。で、ハイ・ラガードの噂を聞いて、こっちで生計立てようかな〜って思って」
 それは普通の展開だ。
 だが、昼間の何かから身を隠すような態度だったクゥを見ているアクシオンは、小首を傾げた。
 「じゃあ、何故昼間、慌ててたんです?」
 クゥが苦い顔になる。
 スムートを見上げてから、唇を尖らせて窓の外に目をやった。
 「…うるさいのよ、うちの兄ちゃんたち。自分たちは婚前交渉ってやつしまくった癖に、あたしには『男と二人で出かけるなんて言語道断!』なんて言っちゃってさ〜。満足にデートも出来ないんだもん」
 …あ、クラウドも結婚前にフレアに手を出したのか、なんて思いつつ、ルークは話がどこに転がるんだろう、と続きを待った。
 スムートは、やっぱり曖昧に笑ったまま困ったような顔でクゥを見ている。
 「でさ、こっちにもスムートと来たわけ。…でも、追っかけて来てるみたいなんだ、兄ちゃんたちが」
 「へ?赤ちゃんほっといて?」
 「あぁ、違う違う。追っかけて来てんのは、小兄ちゃんとネルスさん」
 だいたい想像はついた。
 ショークスがべらんめい口調でクゥのお付き合いを反対し、ネルスはそれに巻き込まれている、と。
 「もー、あたしだって20歳だよ?好きな人と一緒にいたっていいじゃん!」
 「俺は、反対なんだけど。やっぱり、お兄さんたちの許可を貰ってから…」
 「だーめ!絶対、邪魔するに決まってるんだから!大丈夫よ、迷宮に潜ってしまえば、分かんないって!」
 クゥにまくしたてられたスムートは、へにょりと眉を下げて、微笑みと苦笑の真ん中くらいの表情でルークをちらりと見た。
 あぁ、結構まともな奴なんだな、と思う。ただ、クゥに押し切られてるだけで。
 ちょっぴり己の姿を見ているようで胸が痛い。俺も他人が見ると、こんなにも優柔不断に見えるんだろうか、と遠い目をしてから、ルークは改めてクゥとスムートを見つめた。
 「で、スムートもレンジャー?」
 「はい、主に採集ですが…」
 「はーい!あたしも採集〜!」
 「…うん、まあ、採集レンジャーが欲しいとは思ってたんだけどね…」
 いいのかなぁ、と隣のアクシオンに聞いてみた。
 「…来るよな、絶対」
 「えぇ、来るでしょうね」
 どう考えても、兄とその情人もやってくるに違いない。何せ相手はレンジャー、追跡のプロである。しかも、街中でも聞き込みに有利な美貌付きだ。
 「ま、いっか。戦闘レンジャーも欲しいし」
 ネルスは…カースメーカーは二人もいらないかも知れないが、来てから考えよう。
 クゥには気の毒だが、しっかり同じギルド内で監視されながらお付き合いを育んで貰おう。


 で、翌朝。
 「はははははは!見つけたぞ、クゥ!」
 「げっ、小兄ちゃん!」
 「この兄の目を盗んで男と逃避行なぞ10年早いわ!」
 「10年待ったら、あたし30歳だよ!」
 「やかましい!いいか、男と付き合いたい、と言うなら、まずは兄ちゃんたちに認められるようになってからにしろ!」
 あっさりと再会した兄妹が朝っぱらから大声で喧嘩しているのを余所に、ルークはまじまじとその連れを見つめた。
 淡いが確かに茶色の髪を無造作に後ろで縛った男は、ごく普通の旅装で、カースメーカーにはとても見えなかった。
 「…久しいな」
 「うん、久しぶり…久しぶりに会って白髪を見つける人間はいるが、白髪が染まってる奴と会うとは思わなかった」
 ネルスは苦笑して己の髪を撫でた。
 「カースメーカーを廃業したら、抜けていた色が戻ってきてな…」
 「随分と体重も増えましたか?」
 「まあな。元々、浮かぶために制限していたのだが、その必要が無くなった上に木こりの真似事などしていたら、すっかり筋肉が付いてしまった」
 腰に下げた手斧をぽんと叩いた男は、どう見ても筋肉質な戦士であった。あの肌色の悪い陰鬱な男はどこにいった。
 ぎゃあぎゃあ言い合っている兄妹を同時に見やってから、ルークはネルスに聞いた。
 「んじゃ、登録はソードマン?」
 「…だな。もっとも、斧を力任せに振り回すくらいしか芸が無いが」
 随分極端な転職もあったものだ。
 まあこれで職業がだぶることがなくなるからいっか、とルークはショークスに声をかけた。
 「おーい、じゃ、ショークスもレンジャーでうちに登録しとくからな〜」
 兄妹が聞いている気配は無かったが、ネルスが頷いたので、まあ後から説明してくれるだろう、とギルドへさっさと向かうことにした。
 後からクゥが文句を言うだろうが、知ったことではない。
 これでともかくは戦闘メンバーが10人揃ったことの方が重要だ。…いや、むしろ11人いる!という気もするが。

 
 宿を出ようとしたところで、背後から声をかけられた。
 振り向くと、半裸男。ジューローである。
 「おはよう、ジューロー。何か用?」
 「…昨日。お前たちがいない間に、お前の奥方を襲った」
 門柱にもたれて、唇を歪めて低く言うのを聞いて、ルークは身を乗り出した。
 「大丈夫だったか!?」
 咄嗟に出た言葉に、ジューローの目が見開かれ、それからまた冷ややかな半眼に戻る。
 「…久々に、愉しんだ…そう言っていたな」
 「うっわ〜……悪ぃ、せめて苦しまずに死んだんなら良いんだが…」
 片手で顔を覆ったルークに、しばらくしてジューローが溜息を吐いた。
 「…何故、俺が強姦した、という方向にいかない」
 「や、あり得ないし。…で?何、うち抜けたい?そこまでやばい殺し方になっちゃった?」
 最近大人しかったから、ストレス発散しちゃったかもしれない、とルークは眉を寄せてジューローに重ねて問うた。
 アクシオンがレベル1になっているのは、ルークも理解している。けれど、世の中には、冒険者レベルで測れない力、ってものもある。純粋な筋力や技術ではない何か。
 …つまり、アクシオンの場合は、培ったメディックとしての知識、というやつだが。
 「いやー、うちのは時々やり過ぎちゃうんだよなぁ…今までで最悪だったのは、麻痺った挙げ句に切り取ったナニを自分の口の中に突っ込まれたまま放置されちゃった男ってのだったけど。そりゃもうトラウマっちゃったみたいで、人生ぼろぼろになっちゃったんだよな〜、そいつ…」
 アクシオンの凄いところは、そこまでやっても捕まらないって点だ。うまいこと正当防衛で済ませるところは、非常に頭が良いんだなぁ、とルークはしみじみ感心する。もちろん、街の保安官に好かれる態度も心がけているようだが。
 「…いや、ほぼ即死だったが」
 「あ、そう?じゃあ、割とアクシーに好かれてるんだな。…あ、何かその方がむかつく」
 ぶつぶつ言っているルークを凝視して、ジューローは静かに問うた。
 「…人殺しを、気にせぬのか」
 「ん?アクシーのこと?」
 ルークもジューローを見つめ返した。この異国の剣士が何を考えているのかは知らないが、ルークは自分の思うところを述べておく。
 「俺個人は、人殺しはなるべく避けた方がいいって考え。…ま、やむを得ずやっちゃうことはあるけど。で、アクシーについて言えば、少々歪んでるところも込みで愛してるんでしょうがない」
 肩をすくめて付け加える。
 「で、その他大勢に関して言えば。罪は償うべきだと思うが、俺がどうこう言える資格は無いんでね。基本、よっぽど趣味で大量殺人する奴以外は、気にしない方向で行くつもり。…で、ジューローくんは、何人くらいやっちゃったのかな?」
 「…さぁな。数えてないからな」
 「理由は?」
 ジューローは口を開きかけ…顔を歪めた。
 「…さぁな。覚えていないな」
 それが嘘であることは容易に知れたが、まだ出会って数日で腹を割って話してくれるとも期待していない。
 少なくとも、このブシドーが人を殺した経験があること、及び、恐らくはそれに罪悪感を抱いていること、その二つが分かっただけでも収穫だ。人を殺して罪の自覚無く平然としているような男なら、ちょっとギルドにはいて欲しくないが…罪悪感を感じる男なら大丈夫だろう。…アクシオンが罪悪感を抱いているかというと、あまり自信は無いのだが、それはともかく。
 「まあ、この国はお尋ね者でも、冒険者なら不問らしいからなぁ。この国でやっちゃった訳じゃないんだな?」
 「…この国では、な」
 「結構、結構。ついでに、これからも、この国では無駄な人殺しは避けてくれ」
 「無駄でなければ良いのか?」
 「襲われて、それでも人殺しはいけません、なんて言うほど世間知らずでも無いのよ、俺」
 「…ふん」
 ジューローはもたれていた門柱から身を起こした。
 それきり何の挨拶もなく宿に入っていく背中を見送って、ルークも冒険者ギルドへと歩き始めた。
 ジューローは人殺しをした経験がある。けれど、心が麻痺するほどでもない。
 でも、だったら、何故、他のギルドに所属していた時、やたらと死んでいたのだろう。聞けば、全く防御というものをせずにいるから、いくら攻撃力が高くとも、すぐに倒れてしまうのだ、ということだったが…。
 前のギルド曰く「まるで早く死にたいと思っているみたいな」感じらしい。そして「そんな奴を抱えておくほど、俺たちも余裕は無い」と、ついにジューローを放り出した、ということだが。
 ルークに「死にたい」という気持ちは分からない。そりゃ、人生30年も生きていれば「死にたい」とか「穴があったら埋まりたい」みたいな気持ちになることは散々ある。だが、それは比喩というか、本気ではないのだ。
 そして、仮に死にたいのなら、自分でさっさと死ねばいい。わざわざ樹海で仲間の足を引っ張ることも無い。
 ということは、完全な自殺願望、というのでは無いのだろう。
 わざわざ死ぬほどでもないが、死を拒絶するほどでもない、というところだろうか。
 探索において、ぎりぎりのところで生きるか死ぬかの境目は、何が何でも生きて帰る、という執念だと思う。そういう意味では、ジューローのような男は厄介だろうが…切るほどでもない。
 まだ、ルークはジューローと潜ったこともないし。
 おいおい、一緒に探索してみれば、何となく分かってくるだろう。

 そのジューローは、ルークと別れて宿に入ろうとして…すぐにアクシオンに行き当たったので、一瞬足を止めた。
 「おはようございます」
 おっとりとした調子で言われて、曖昧に頷く。
 アクシオンは、その穏やかな笑みのまま言った。
 「俺は、人を殺すことに躊躇いなんて欠片も持ち合わせていませんが、ルークは他人の生命というものを非常に重く考えています。だから、いつもその責を負う覚悟を持っています。…ルークの方がね、強いですよ、俺よりも」
 わざわざ何を言いに来たのか。のろけか。
 一瞬軽く脱力したが、ジューローは念のため問うてみた。
 「あの男は、人を殺したことがあるのか?」
 「ありますよ。なるべく避けようと努力はしていましたけど。それでもどうしても避けきれないと分かった時、殺す決断をして、そしてそれの責任を自分で取ろうとする姿に、俺はつくづくと惚れ直したものです」
 「…いや、お前たちの馴れ初めなど、どうでもいいが」
 うっとりした調子で言われて、ジューローは更に肩を落とした。
 だが、そう、悪くは無い。
 仮にも己が属するギルドのリーダーが、人殺しをしたこともない『清廉潔白な』人物だったりしたら、さぞかし居心地が悪いことだろう。たとえ、悪人でないにせよ…自分の手を汚したことのある男なら、綺麗な手の人間よりも信頼出来る。
 そう、例えばあの恐らくは貴族の坊ちゃんだとか。ああいう人間は信頼できない。いざという時、己の手を汚す胆力が無い男など、男とは言えない。
 「…探索には、5人で行くのだな」
 「そうですね。4人以下で行く必然性が無ければ、そうなるでしょう」
 「出来ることなら、お前たちと組みたいものだ」
 ジューローの低い呟きに、アクシオンは目を細めた。
 「少なくとも、俺と組むことにはなると思いますよ。リザレクションかけられるのはメディックだけですから」
 後のメンバーがどうなるかは、リーダーの采配に任せることになる。
 出来ることなら、あのお綺麗な顔をした坊ちゃんとは離れたいものだ。もっとも、あちらもそう思っているだろうが。おおかた、こちらのことなど無頼の徒としか思っていないだろう。
 ふん、とジューローは唇を歪めた。
 この国に来たのは、ただ追っ手から逃れるためだった。金も名誉もどうでもいい。
 縛り首になるよりも、街道で野垂れ死ぬよりも、もう少しマシな死に方が出来るのではないかと思っただけのことで、探索そのものに熱意など無い。
 だが、それでも。
 どうせなら、その死ぬまでの時間が面白い方が良い。

 またふらりとその場を離れたジューローを見送ったアクシオンは、心の中だけで呟いた。
 「おそらく、貴方の防御の薄さをカバーするという意味で、パラディンが隣に立つことになると思いますけどね」
 どっちも相手の考え方を理解できずにさぞかしぶつかるだろうが…見てる分には面白いし。



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