実は、うちのグレッグは成り行きで巻き毛だ。

『BUSIN好きに50の質問』にあった『エンディングその後』。
侍+忍者×2となると、もはや、世直しの旅に出かけるしか無いかな〜とか…。
残念ながら、『元クイーンガード』とか『武神を倒した男』とかでは、何の権力も無いが。

小咄。 注:だくまた:ダークマター。4文字で統一してみました。   

クルガン「そもそも、何だ、その『スケさん、カクさん』と言うのは!」
だくまた「『スケさん、マジさん』の方が良かったか?」
グレッグ「マジさん…?」
だくまた「『スケディムさん、マジキムさん』」
クルガン「0の話題を持ち込むな!」(ぱこーん!)

クルガン「だから、我々は忍者である以上、役どころとしては侍では無いと!」
だくまた「あぁ、スケさんカクさんは侍かなぁ。…って、じゃあ俺は将軍にならなきゃー」
クルガン「だから、0の話題を持ち込むな!と言うのに」
だくまた「はいはい。えーと、じゃあ…」
クルガン「俺は、『風車の弥七』に決まっているだろう!」
だくまた「(決まってる…のか?)んじゃあ〜グレッグは、『柘植の飛猿』…」
グレッグ「あぁ、私は『陽炎お銀』希望だ」
だくまた「はいいぃぃ〜〜〜!?
クルガン「な、何故、わざわざ女役を…」
だくまた「お銀…って、えーと、あの、入浴シーンをサービスするという…」
グレッグ「それだ
クルガン「サービス?」(ふん、と鼻で笑っている)
グレッグ「…何が、おかしいのかな?」(笑いながらも、目が恐い)
クルガン「ふん、肉体を曝してサービスになるのは、俺のような肉体美の持ち主に限るだろう!」
グレッグ「はっ!いつも剥き出しになっている腕を見れば、大体中身も想像出来るというもの。
      私のように、普段は完全に覆い隠された肉体が曝されるからこそ、
      視聴者(?)の興味を惹くというものだ」

だくまた「(…なんで、そんなことで敵愾心燃やすかなぁ…)」(遠い目)
クルガン「ふっ、所詮、中身がそれではなぁ」
グレッグ「ふっ、朝っぱらから見苦しいモノを曝す男に、言われたくはないものだ」
クルガン「……ダークマター!」
だくまた「な、何っ!?(うわーん、矛先をこっちに向けんなよ〜!)
クルガン「お前は、どう思う!!俺とこいつと、どっちがお銀役に相応しい!?」
だくまた「って、あんたもお銀役をやる気なんですかい!」
クルガン「お前、俺の事を好きと言うからには、俺を選ぶな!?」
グレッグ「はっ、情に訴えるとは、『疾風のクルガン』も底が知れるというものだな」
クルガン「何だと〜〜!?」
グレッグ「ダークマター。勿論、君は、レベル1の頃からずっと付き合ってきた私を選ぶな?」
クルガン「それも、情に訴えてるだろうが!」
グレッグ「やあ、これは失礼。
      無論、君は、一般論として、時代はチラリズム、というのに賛同するな?」

だくまた「え?え?え?えーとえーと…
     
(うわーん!リカルド〜!サラ〜!ルイ姐〜!この目立ちたがり屋な忍者二人を何とかしてくれ〜!)
クルガン&グレッグ「「さあ、どっちだ!?」」
だくまた「あー、えーと…お、俺が良いかナー、とか…」
クルガン「…何だと?」
だくまた「い、いやあ、俺が一番、入浴シーンがサービスになるかなー…なんて…」
クルガン&グレッグ「「却下」」
だくまた「何でっ!俺、綺麗だもんっ!サービスになるもんっ!」
クルガン「ふん、お前のようななまっちろい肌を衆目に曝すなど、俺が許さん!」
グレッグ「そうとも!君の肌は、我々二人のためだけに取っておいてくれ!」
だくまた「…微妙に、ニュアンスが違う気がするんすけど…
     でも、『そうとも』で同意で良いんですかねぇ」

グレッグ「勿論だ。言葉は違えど、本音は同じ!」
クルガン「勝手に決めつけるな!」
だくまた「……妖しげな言い方をされてる気がするし。俺の肌は俺のもんだい」
グレッグ「いや、勿論、それで良いのだが。我々は、他人と共有したくないだけだ」
クルガン「勝手に、『我々』言うな〜!」
だくまた「だから、共有も何も……まさか、見てんの?俺の入浴シーン」
グレッグ「私は、見ているな」(きっぱりと胸張り)
だくまた「そ、そうっすか…」(←あまりにも堂々と言われたために、咎める気力も失ったらしい)
グレッグ「私は、『綺麗』なものは『綺麗』と、ちゃんと認めるからな。どこかの男と違って」
クルガン「…誰の事だ」
グレッグ「さあ。私の口からは、何とも」
クルガン「俺とて!『綺麗』なものは、『綺麗』だと判断するとも!
      だが、本人を目の前にして、『綺麗』だの、『裸を見ている』だの言えるか!!」

だくまた「………つまり………あんたも、見てる、と」(低い声)
クルガン「……い、いや、今のは言葉のアヤだ!」
だくまた「………チェン〜ジ!アサシンモー〜ド!!
    そこに直れ〜〜!!叩っ斬ってくれる〜〜!!!

クルガン「お、俺にやましい気持ちは一切無い!
      ただ、不埒な輩が来ぬよう見張りをしているだけで…!」

グレッグ「そもそも我々は男同士ではないか。そうだ、いっそ、今度3人で入浴を…」
だくまた「問答無用〜〜!!
クルガン&グレッグ「「う〜わ〜〜〜!!」」





     「……リカルド、サラ、ルイ姐、お元気ですか。
     俺は、そこそこ元気です。忍者二人も、イヤになるほど元気です。
     色々と、あるけれど、まあ、何とかやってますので、ご心配なく。
     …でも、時々、皆が懐かしいです。
     切実に、皆に会いたい…いや、むしろ、こいつらを送りつけたい!
     …でも、ナマものは送料が高いので送りません。
     今度、俺の精神の安定のためにも、会いに行きます。
           ダークマターより」



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