2009年08月11日
八幡平ツーリング

夏休み初日から3日目までにかけて、2泊3日で、八幡平までツーリングに行ってきた。
1日目(仙台〜八幡平:360km)
仙台を出発し、東北自動車道で松尾八幡平まで。八幡平アスピーテライン沿いの大沼キャンプ場にテントを張って、八幡平周辺をまわる。
八幡平(はちまんたい)。素敵な名前。この地名を初めて見たときから「やはただいら」だとずっと思っていたが、最近になって「はちまんたい」と呼ぶことを知った。そういえば、奥入瀬(おいらせ)も「おくいりせ」だとずっと思ってた。
八幡平の由来は、鬼首と同じく、坂上田村麻呂の故事にちなむ。大武丸が鬼首で討たれる少し前、坂上田村麻呂は、岩手山中にたてこもった大武丸の軍勢を、見晴らしの良い八幡平から偵察して攻めた。そのときに八幡平頂上周辺の美しい沼や草木に感動し、戦の神の八幡大菩薩に感謝し、この地を八幡平と名付けたとか。
出発時の仙台の天気は雨。岩手方面は晴れの予報だったので、天気予報を信じて東北自動車道で北へ。宮城県内はずっと雨だったが、岩手県入りしたら晴れてきた。進行方向が晴れていることは、とても心強いし、期待が膨らむ。ただ、雲が多くて岩手山を見ることができなかった。
八幡平に到着。道沿いの食堂で昼食をとってから、アスピーテライン入り。相変わらず雲が多く、見晴らしはあまり良くない。いったん、秋田県側の大沼キャンプ場まで行って、テントを張る。キャンプ場の管理人に、最近クマが出没したなど脅される。その後、軽い荷物で八幡平周辺をまわる。
秋田県と岩手県の県境の見返峠に駐車。この峠からの眺めが素晴らしかった。まるで雲の上にいるかのよう。ここから八幡平頂上を目指す。八幡平はなだらかな山で、頂上といっても駐車場から徒歩30分ほど。頂上へ向かう道の途中、鏡のように澄んだ沼がいくつかあった。坂上田村麻呂もこの景色を見たのかと思うと、感慨深い。
駐車場を出て、樹海ラインへ進む。まもなく藤七温泉が見えてくる。この温泉は、地獄谷のような山肌に堀をつけただけの天然露天風呂。色は乳白色。強烈な硫黄の臭いと下から湧き出てる泡とで、つかっていると体が溶けてしまいそうだった。この温泉に入って3日たった現在でも、まだ体が硫黄臭い。
藤七温泉を出て、樹海ラインを走る。この道は、今回のツーリングの中で一番走っていて楽しかった。深い森の中を高速コーナーが連続する。オートバイに乗っていて本当に良かった。そう思わせてくれる素敵な道。
樹海ラインを抜けたところのラーメン屋ごろちゃんで夕食。あまり期待していなかったが、思いの外美味しかった。特に麺が美味しかった。スープが美味しいラーメン屋は結構あるが、麺が美味しいラーメン屋は初めてかもしれない。
ごろちゃんを出て、再びアスピーテライン。さっきは通り過ぎてしまった松尾鉱山跡に立ち寄る。ここには鉱山があり、40年前には15,000人以上もの人が暮らしていた。ここは、当時最先端の集合住宅、学校、病院、映画館等が立ち並び、「雲上の楽園」と呼ばれていた。今では廃墟と化しており、長崎県端島の軍艦島のよう。もう少し明るかったら、もっと近付いてみたかったが、この時点で18時を過ぎていたため、遠景のみで我慢。
キャンプ場に戻ったら、結構賑わっていた。隣にサイトを張った軽自動車の中年夫婦と若い娘家族。夫婦でずっとしゃべっていてうるさかった。夜は夜でいびきがうるさく、キャンプ場で孤独を味わいたいぼくとしては、ちょっと期待はずれだった。まあ、それでもビールを飲んだりiPod touchで鬼平犯科帳を見ている間に眠くなっておやすみなさい。クマには遭遇しなくて良かった。
2日目(八幡平〜宝仙湖〜田沢湖〜鶴岡:290km)
アスピーテラインを抜けて南下し、宝仙湖、田沢湖を堪能。更に南下し鶴岡へ。鶴岡で妻子と会って、赤川花火大会。
朝になっても、相変わらず隣のサイトの夫婦はうるさかった。大沼キャンプ場を後にし、R341を南下する。走っている途中に見えた湖の色がすごいことになっていた。この湖はダム建設(玉川ダム)による人造湖の宝仙湖。ここは、玉川毒水と呼ばれ、もともと魚も住めないような強酸性の川が流れていた。稲を枯らす玉川毒水に、戦国時代からたびたび対策されてきたが、いずれも成功しなかった。ようやく、平成の時代になってから、国家事業によりダムを建設し、石灰石を大量投入することにより、水質を中和させた。そのためにこのような青色をしている。積年の悲願であった水質改善と人間が作った湖の色に感動。
宝仙湖を後にし、田沢湖へ。田沢湖もきれいな色。日本一深い湖で、その深さから瑠璃色をしているらしい。湖岸にはイワナがたくさんいた。手でつかめそう。
田沢湖からR105に抜け、角館市内でR46へ走り続ける。秋田自動車道の協和ICから日本海東北自動車道に入って、にかほICまで。あとはR7をひたすら南下。鶴岡へ。
鶴岡で妻子と1週間ぶりに再会。義母と義姉も一緒に市内のケンちゃんラーメンへ。以前から気になっていたラーメン屋。噂通りの縮れ平太麺。一口食べて、その味の違いに感動。確かにうまい。ただ、ちょっと味が濃くて、麺がなくなりかけた頃にはスープが濃すぎて飲めなかった。
その後、ホテルにチェックインし、妻の家族と食事。夏が旬の庄内カキや美味しい日本酒をいただく。宴もたけなわの頃、大きな花火の音が鳴って、赤川花火大会。会場へ向かう。
赤川花火大会は、今年で3回目。前回来たのは7年くらい前で久しぶり。あの頃は2人で見てたけど、今は家族が増えてたくさんの人と見ている。子どももいるし、なんだか感慨深い。
花火を後にし、ホテルに戻っておやすみなさい。
3日目(鶴岡〜仙台:150km)
最終日。あとは仙台に帰る。四輪に乗った妻子を追いかけて帰る。途中、雨に降られたけれども、一人じゃないので心強い。
山形自動車道で帰ったのだが、山形県内はさほど雨は降らず余裕だった。宮城県入りしてからは、雨がかなり強くて、カッパを着ていても中まで濡れてしまった。そろそろ新しいカッパにしないといけないかも。濡れたのは帰りで良かった。
旅のメモ
・走行距離:800km
・総走行距離:14,400km
・入れたガソリンの量:28.0l
・平均燃費:28.6km/l
・通った県:宮城県・岩手県・秋田県・山形県
投稿者 ittoku : 07:51 | コメント (0) | トラックバック (0) | w650 , shashin
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