あけぼのコンサート!



6月13日、新潟県西頚城郡青海町青海小学校にて「第3回あけぼのコンサート」が行われた。3回目となる今回のコンサートは津軽三味線を聞く会として青海小学校の全校生徒約180名を対象とし、校内の体育館で授業のひとつとして行われた。大半の生徒が、三味線を生で見るのも聞くのも初めてという中、40分間の授業の中で、演奏される曲を聴いたり、色々な三味線や沖縄の三線などを見たり触れたりと子供たちの貴重な体験の場になったコンサートは大盛り上がりを見せていた。




初めての青海小学校での入場シーンです。







三味線を初めて見る、聴くという子供たちが大半でした。







越後瞽女の紹介シーンです。
この瞽女さんと言う名を聞くのも初めてでした。







代表で3名の生徒さんに三味線&三線を弾こう!を体験して
もらっているところです。なかなかカッコよく持てているでしょ!







もう一人の代表者は高学年から一人参加してもらいました。
太棹を見事に持って格好いい構えですよねー!







最後まで真剣に見ていただいて本当に有難うございました。




2日後、きららと名づけられた青海小学校の6学年だよりがウチに届きました。実は、このコンサートの後、次の授業にもぜひ参加して欲しいと6年生からお誘いを受けました。返事は「喜んで!」、コンサートでは無かった質問やゆうざんのことなど色々な話で盛り上がりました。その6年生との授業の中での感想などをまとめたものが、この6学年だよりなんです。ここでその便りの中から幾つかご紹介します。



あけぼのコンサートを聴いての意見・感想(6年生)
体育館に三味線と歌声がひびきわたっていたからより美しく聞こえました。教室でもモー娘。の曲をひろうしてくれました。和風の楽器がきけてよかった。三味線にさわれてうれしかった。
三味線でもドレミがあるなんてしりませんでした。音がきれいでした。また、ききたいです。
4年生のときから、三味線をやってるなんてすごいなぁと思いました。ひいた曲もとってもすごかったです。栄子さんもあんな声が出るんだなぁと思いました。最後に本名も聞けたし良かったです。又、三味線をききたいなぁと思いました。
初めて三味線を聞きました!手紙をおくってサインをもらいたいです!
教室に小竹さんがいらしてくれました。体育館で聞いていた時から指にはめているものが気になっていたのでしつもんしてみると、すべりやすくするものだとわかりました。私は生で三味線をきいたのでびっくりしました。
ぼくは、小竹さんの指にちゅうもくしていました。すごくはやいステップで、指をうごかして、いっぱいの音をだしていました。最後の即興曲は、ながかったけど、すごくきれいなメロディーでした。
しゃみせんは、初めて見ました。あんまり聞いたことがないので、うれしいです。勇生山さんのやっていた三味線もさわれました。聞いていて、びっくりしたのが、すごく早くなるところです。手もシュッシュッとすばやく動かしていきました。聞いてよかったなぁと思いました。
体育館入ったとき栄子さんの声が「あれなんかお祭りできいたことある!!」と思いました。三味線はあまりきいたことがないから「こんな、ひびくんだぁ!」と思いました。三味線の中に金があって「すごーーい!」と思いました。またきいてみたいです。
一番良かった曲は、そっきょう曲です。新たに日本の良さが分かりました。質問で三味線は4年生からやっていたと聞いてビックリしました。青海に来てくれてすごくうれしかったです。



この青海小学校がゆうざんの地元での初めての学校訪問になりました。この学校訪問はゆうざんのライフワークの一つとして行っています。最初は、なかなか受け入れてもらえずに、悩みましたが、継続は力なりのことわざ通り長く続けることでようやく地元での学校訪問が実現しました。この言葉を忘れず今後も頑張ります!











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