サントリー美術館
〜筒描 幸を祈る藍、福を招く布〜



 テールは日曜日に「今週も先週のように美術館に行かないとなあ」と思いながらちゃんと起きられたのは 正午過ぎ。
 当初は母がタダ券を持っているということで市内の博物館に行く構想でしたが「川越城本丸御殿」「川越 市蔵造り資料館」の2つ。しかし、これは延期にし、東京の美術館でどこか探そうとしました。
 その時に目に付いたのがサントリー美術館 で「筒描」というのがちょうど1月25日までの展示らしく行くことに決定!

 13時半過ぎに出たので最寄の赤坂見附駅についたのは15時20分頃。遅いですね〜。

概観1 概観2
実は天然なテールは現地に行く前まで「筒描」を「筒猫」だとずっと思ってました。 1階にはレストランがあるようですよー。

概観3
洒落た感じですよね。

 中は残念ながら撮ってません。簡単に文章で説明しましょう。
・サントリービルの11階にサントリー美術館はある(エレベータ直通)
・和服を着た中年女性(おばさん)が結構目に付いた。10代20代の男は少ない
・筒描は円錐形の先っぽの筒を米糊を使って布地に白地の文様を描く技法
・筒描は量産向きではないため、特別な注文(婚礼や誕生祝など)で作られることが多い
・上記の用途なだけに吉祥[きっしょう、めでたいしるしの意味]である文様で染められる
・吉祥の例:松竹梅、富士・鷹・茄子、隠れ蓑・隠れ笠、龍、鳳凰、海老
・隠れ蓑、隠れ笠は物騒な夜の無事を願う意図がある為、蒲団などで利用された。一方、龍は 天気を司るものと見なされ、雨乞いなどの意図では用いるが水難を考慮してか蒲団などでは用 いられない
むかしの人はダジャレが好き

 閉館時間の17時まで見ましたがギリギリ見終わった感じでした。そして残念なことにビデオ 上映は全く見られませんでした。もっと早く行けば良かった・・・。

外に出て見つけたかっこいいビル
この画像だとイマイチかも・・・。

 その後、てくてく歩いて市ヶ谷駅で電車に乗って帰りました。


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