聴覚認知という捉え方を、初めて知ったのは、「子どもはなぜ親の言う事を聞かないのか」(E・ハロウェル著)の書籍からでした。聴覚認知LDの状態は、ADHDと似ているところが多いと....
今まで、自分が説明されたこと、調べてきたことを、少しまとめてみました。聴覚認知は、聴カ障害ではない。聴覚認知(聞いて理解する、耳からの情報処理)に問題がある。。
聴覚認知(耳からの情報処理)とは、
・音が聞こえる
・音の違いがわかる(音の弁別とも言われます)
・多くの音から、重要な音を聞く(音の選別)
・ことばの意味が分かる(理解カ)
・話を聞きながら(聴覚で記憶しながら)、長い話の内容の要点をまとめて理解する
問題となる、聴覚認知の弱さとは、
・似た音を聞き間違える(音の違いを聞き分ける弱さ)
・音や言葉を聞くときに、みんな同じ強さに聞こえてしまう
・たくさんの人の話し声でガヤガヤした場面でも、話を聞いたり、知人の話し声を聞き分けられる力、聞こえる音の選択が弱い
・聞こえる音の選択に問題をもつ場合は−集団の中で、声や音は騒音でしかない、教室の中での教師の指示の聴き取りができない
・聴覚認知の弱い子は、短期記憶(*1)が苦手な子が多い
・初めてすること、今までと違ったことを受け入れ、それを覚えたりするのが苦手
・聞いたことなどを、自分で忘れないように、頭の中で何度も繰り返したりするなどが苦手
*1(短期記憶)短い時間覚えていて、用が済んだら忘れていい記憶
↓聴覚認知が弱いと、言語の意味理解や言葉の習得につながりにくい
↓聴覚言語理解に困難があると
・ことばの発達がスムーズに進まない
・話し言葉中心の一斉授業の内容が聞き取れず学習が遅れていく
・日常生活場面で、聞き間違える為、「勘違い」のような行動が見られる
(誰でも、聞き間違えはあると思うけど、それが頻繁にある、間違った呼び方・読み方で覚えてしまうなど。
<例えば・・>
1) 音の分別が弱い場合
えいご→えいぎょう、ふんいき→ふいいきなど)
「営業の仕事しているの。」 「エッ?英語の仕事しているの??」とか・・
2) 聞き取りは良いのだけど、意味理解がうまくいかないのは、音の分別・聞き取りが苦手という、ここで説明している聞き取りの聴覚認知とは少し意味が違ってきます。
花→鼻、版画→ハンガーなどという、勘違いが多い
「(例えば庭を見渡しながら)お花はどこにあるのかな??」
「鼻はここだよ。」などの、聞き違いは音の分別の聞き違いとは違う。
聴覚認知に困難のある子供の教室での様子は
声や音がみな同じ強さに聞こえるので、教室の中で先生の話に集中できない。集団の中で、指示が聞き取れない(ADHDと似ている)
↓
・似た音を聞き誤る
・意味理解が悪い
・音声言語のみの指示がわかりにくい
・集団行勤がとりにくい(周リの様子を見ながら行動し、一歩出遅れる)
・落ち着きが無いように見える
・ある行動を始めたのに、他の言葉や音につられて違う行動をしてしまう
・一生懸命聞いてるんだけど内容の理解ができない
|