アルファの場合
学習に関してのLDについて、では、色んなLDがあるから・・なんて書きましたが、学習としてではなく、認知という考え方で、アルファの聴覚認知とLDを考えてみます。アルファは、まず話しを聞き取る(聴覚性言語理解)のが苦手です。
この聞いても理解できないというのは、そのお子さんによって状況がいろいろあるそうですが、おおまかにいうと、言葉は聞き取れるけど、その言葉の意味がわからない・意味をはきちがえてしまうという状況と(PDD・広汎性発達障害を重複している場合が多いそうです)
アルファのように、言葉じたいがうまく聞き取れなて、相手の言っていることがよくわからないという状況があるようです。
アルファはまず聴覚短期記憶がとても苦手なので、相手の話す言葉を、保持することがうまくできないのがあります。言葉の意味の履き違いがないのと、視覚短期記憶が良好なので、文章などを読んだりする視覚言語理解のほうで、聴覚言語理解を補うことが多いのです。
ADHDも持っているので、なおさら聴覚性言語理解がうまくいかず、言語発達遅滞でした。小学校に入学とともにリタリンを服用し、とても落ち着いてきました。
ADHDの薬を飲む意味は、落ち着いて学校生活を送るためだけではなく、本人に能力があってもADHDの為、ものごとがきちんとできないという経験が重なると、無力感だけが残ると思うのです。これがセルフエスティームを下げ、二次障害になる原因にもなります。
ADHDやLDがもって生まれた障害ならば、それ以上障害は増やしたくないと親は思います。 また、薬を服用して落ち着いている時に学んだ様々なことは経験として本人に残ります。だから行動が次第に落ち着いてくるのです。
でも、LDの部分は薬の服用だけではフォローできません。そのため、席は常に先生の近く、そして授業内容はなるべく視覚的手がかり、視覚性言語理解が補えるプリントを併用した授業や、先生の話しもあまり長くなくわかりやすい話し方のほうが、アルファにとってわかりやすい授業内容になります。
また、予習をしておくと、初めて知る言葉や、学習内容が前もってわかり、先に授業の内容が理解出来るので、授業での先生の言葉の説明も聞き取りやすくなるようです。
ある程度のフォローがあれば、学習がスムーズに進みやすいので、聴覚認知に難があっても、ちょっとした配慮で皆と一緒に学習できるのです。ただ、言語能力として、年齢相応のまとまりよく話す事や、不器用な為字も書くのは苦手なので、作文などはやはり苦手だと思います。
そしていくら視覚的言語理解が良好といっても、言語発達が遅れていた為、算数の文章題などでは、間違えて解釈することもあります。ややこしい言葉などについては惑わされやすいのです。ただ、文章題も何度か練習すれば、慣れてきて間違えて解釈する事も少なくなってきます。
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