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   みかんがりんごに会ったのは、みかんが東京に出てから1年経った頃だった。りんごは、新宿の街の片隅で、ギターを手に歌っていた。りんごは毎週同じ場所で歌い、みかんは毎週同じ場所で歌を聴いた。大抵、周りにはみかんの他には誰もいなかった。ある冬の日に、りんごはギターケースにギターをしまいながらみかんを自分の家に誘った。ギターケースから集めたお金を握り締め、コンビニで安いワインを買い、つまみになる食べ物を買い、ささやかなパーティをりんごは開いた。「クリスマスパーティだよ。」とりんごは微笑ってみかんに言った。みかんもりんごの笑顔を見て微笑った。ふたりは色々な話をし、そしてふたりは親友になった。  
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