■ サケGETなるか!! 道南釣行記

2002.10.13・14 天候・晴れ

初の釣行、南茅部・大船海岸へ向かった。メンバーはいつものSとN。そしてHさん。12日の夜に札幌を出発。事前の調査で鳥崎海岸でかなり上がっているところがあるとい情報をキャッチ。期待が持てる。道南のサケは釣れ始めるのが、遅く10月中旬以降が最もよいという。昨年SとHさんは、群れにあたり、全員サケをGETしているといのこと。向かう途中に太平洋海岸に出て、ポイントを見ながら大船海岸へ向かう。

AM4時ころ、大船海岸に到着。ここは河口左右250m規制がある。左岸を覗いてみるとまだ暗いがすでにすごい人の数。昨年は右岸であげたと言うので、そちらへ向かう。到着すると、人はいるがまだスペースはありそう。しばらく見ていると目の前でロッドが曲がっている人がいる。サケだ。急いで用意をする。その間にももう一人サケを上げていた。海岸へ降りすぐにキャスティング開始。目の前でサケがはねている。ロッドを振る手にも力が入る。10mほど沖に海草がありその向こうにルアーを投げなければならない。周りの人はかなり遠投している。それから2時間ほど続けるが、アタリがない。サケの跳ねもなくなった。周りでも上がっていないようだ。しばらく続けるが初日と言うことなので、再び夕方に狙うことにし、切り上げた。

Hさんの実家で仮眠を取らせていただき、再び大船海岸へ向かう。左岸の様子を見るが数人いる。右岸につくと同じように何人かいる。海岸に下り、キャスティング開始。今朝のようなサケの跳ねはみられない。ルアーを引いてくるとかすかなアタリがある。どうやらウグイかアブラコのようだ。そんな中、同じように細かいアタリがありルアーを引いてくると突然ウキが消えた。「来た」!と思いあわせるが、フッキングしなかった。「アブラコかな」と思いながらキャスティングを繰り返していると、Nがその正体を釣り上げた。アブラコだった。20cm弱だろうか。その後しばらく続けるが結局やめることにした。戻る途中国道から河口を見ていると、波が打ち寄せるときサケが見える。かなりの数だ。いることはいる。左岸の様子を見ていると、釣人が戻ってきた。話を聞くと、朝から今までで全体で2本上がったのみだそうだ。状況は厳しい。鳥崎川河口に行ってみた。河口でかなりの跳ねがみられる。河口規制があるので、規制外で1時間ほどロッドを振るが、釣れなかった。

暗くなり、近くの掛澗漁港でソイを狙った。以前こちらの海岸にはソイはいなかったそうで、ここ数年放流をしているとのこと。定番のグラスミノーLをジグヘッドにセットし、テトラの間にワームを落とし誘ってみる。アタリはない、根がかりが激しので内海に向かってキャストしてみる。一投目「ググッ」とアタリが。20cmくらいのソイをゲット。久しぶりの魚の感触だ。その後Hさんがブラーにサンマをつけソイをゲット。Hさんの携帯に実家から「砂原漁港にソイがかなりいる」との連絡を受け向かう。初めてすぐにSに23cmのソイがヒット。その後Sが体に目印のついたソイをつりあげた。とりあえずキープする。2時間ほどで、退屈しない程度にソイ・カジカが釣れた。

Hさんの実家に戻り、目印のついたソイを見せると、町・漁協で毎年放流する3万匹のうち1000匹に目印をつけ放流しているとのこと。その内の一匹でその目印と魚体の大きさを計り役場へ持っていくと何かもらえるそうだ。来ていた漁師の方が明日の朝役場に持って行ってあげると預かってくれた。その漁師の方の話では今日鹿部町役場裏で数本上がったとの話をしてくれた。ちなみに今年はサケの岸よりが少し遅れているとのこと。明日のラストチャンスはそこにかけるしかなさそうだ。4人とも床についた。
朝4時に起床。役場裏へ向かう。人は少ない。地元の人ばかりのようだ。昨日の話では少し沖にあるテトラの上に上って釣ると言う。浅いところを渡ってテトラにのぼりキャストする。1人上げたようだ。その後2時間ほどいたが、数匹跳ねてはいるが、釣れず移動することにした。大船海岸で1時間ほどやってみたが、サケを手にすることができなかった。その後は、森港でチカを釣り、Hさんの実家に戻る。今朝昨日釣ったソイの目印を持っていったそうで500円のプリペイドカードが届いていた。Hさんの家族の方から私達が釣れなかったのを聞いて魚を用意してくれた。みんなで分けて帰路についた。後で入った情報だが、大船海岸左岸に前の週群れが接岸しかなりの数上がったそうだ。行く前日には、茂辺地海岸でかなりの釣果があったとのこと。今回は道南方面の事前情報が少なすぎた。来年は、十分に情報収集・分析し釣行計画を立てようと思う。

−今回のヒットルアー−

サケ なし
ソイ グラスミノーL (パターン111) ジグヘッド5g 他