■ 夏の室蘭、大黒島へ

2004.08.21 天候・晴れ

夏の室蘭大黒島に向かった。この時期には室蘭に来たことが無い。果たして状況はどうだろうか。今回のメンバーは長さん・私とIRさん・TSさんの4人。今回はアブ狙いで朝4時に渡った。あたりは明るくなり始めちょうどよい時間帯だ。早速ロッドをセットし内海側にキャスト開始。前回来たときはスイミングパターンがよかったので、ジグヘッド7g+グラスミノーナチュラルゴールドをセット。防波堤の際をリトリーブする。最初にボトムを探ったが反応が無かった。。何投目かで長さんにヒット。私がタモを入れ、無事ランディング。40cmのアブだ。今年室蘭で釣れるアブは体高がある。ヒットしたのは表層で、ピックアップ寸前だったという。その後私にヒット。同じ40cmのアブだ。やはり表層でヒットした。魚が浮いているようだ。再び長さんにヒット。ロッドが弓なり!ドラグが出て行く!タモをもって駆け寄ろうとした時、ラインブレイク・・。残念。

私は最近はラインをダブルラインにしている。アブは歯が結構鋭い。以前アブがヒットし無事ランディングできたが、ダブルラインにしているにもかかわらず防波堤に上げたと同時に切れた。魚がヒットしてラインブレイクが一番悔しい。

 

その後、移動しながらキャストするが、反応が無い。長さんから外海側の日陰になっている所でバイトがあると聞き、外海側の防波堤ぎりぎりをリトリーブ。するとすぐにヒット。40cm弱だ。同じパターンでワンキャストワンヒットが続いたがサイズは同じ。なかなかサイズアップができない。

日も高くなり休憩する。長さんと状況を話すと、防波堤の際の表層・スイミングパターンが一番よいそうだ。今のメインに捕食しているのが、カタクチイワシなどのベイトフィッシュなのだろう。時々海面をカタクチイワシが群れを成して泳いでいるのが見える。魚の意識は表層にありと思われる。先端部で釣りをしているIRさん・TSさんの所へ言って様子を聞く。投げ釣りのIRさんはソウハチ・ソイ・ホッケ、TSさんは前回54cmが上がったポイントを探って、40cm弱のアブを数匹揚げている。10時を過ぎるとほとんど反応が無くなり、その後迎えの時間になり防波堤を後にした。

魚は食べる分1匹だけキープした。家に帰り魚をさばいてお腹の中を見てみると、カタクチイワシを思われるものが数匹出てきた。春先に釣れたアブはカニなどの甲殻類だった。これらから考えると、水温の低く活性の低いときはボトム付近に張り付き甲殻類を捕食し、水温が高い活性の高いときは積極的にベイトフィッシュを追い捕食していると想像できる。同じポイントでも時期により攻め方、ルアーの選択が違うことが改めてわかった今回の釣行だった。

−今回のヒットルアー−

エコギア グラスミノーナチュラルゴールド、カタクチ