■ デカアブ、小樽沖防へ

2004.06.06 天候・晴れ

6月に入り暖かい日が続いた。海水温も上がり魚の活性も上がっているだろう。朝の小樽沖防へ向かった。メンバーは、長さんとSと私の3人。朝3時半に船に乗り込む。高島沖堤に渡りたかったが、延縄が入り今は禁止になってるという。北防波堤に着き用意する。海面は穏やかだが、盛んにベイトが跳ねている。

ワームはグラスミノーカタクチを選ぶ。外海側は澄んでいるが、内海側は濁りが入っている。内海側にキャストしてすぐにバイトが。23cmのクロゾイがヒットした。まだソイが狙えるようだ。Sがワンキャスト・ワンヒットでソイを揚げている。突然、Sのロッドが絞り込まれる。ヒットしたのは、29cmのクロゾイ。ワームは紫のグラブだ。魚の活性は高いようだ。ベイトが盛んに跳ねていたのは、やはり追われていたのだろう。その後しばらくして明るくなり、バイトが無くなった。

日が高くなったのでアブ狙いに変更。内海側の3・4mあたりにあるボトムの段差周辺を探る。ワームは最近好んで使用しているMEGABASSハゼドン。その後、ダイワTDZEROワームに変更。すると30cmほどのアブがヒット。すぐにリリースする。場所を赤灯台よりに移動。ここは防波堤の際にコンブが多く付いている。ワームをロッククローに変更しコンブの中を探ってみる。反応はない。長さんに様子を聞くが、バイトが無いという。2人で休憩しようと戻っていると、Sが遠くで「タモ!」と叫んでいる。急いで駆け寄るといいサイズのアブが暴れている。長さんがタモを入れ無事ネットイン。太ったコンディションのよい45cm。ワームはPro'sChoise。スイミングで来たという。長さんも30cm弱のアブをヒットさせた。ヒットしたアブはほとんどバチ(イソメ)を吐き出したという。

朝9時を過ぎると気温も上がりバイトもなくなった。10時に迎えの船が来て防波堤を後にした。

小樽のアブは居つきはほとんどいないのだろう。体色も茶色。積極的に動き回りベイトを捕食していると思われる。小樽でアブを狙うときは、スイミングパターンがもっとも有効だろう。

−今回のヒットルアー−

エコギア グラスミノー カタクチ

オフト PROChoice