■ 狙いは50UP!春の室蘭大黒島

2004.05.30 天候・曇

5月この時期ビックサイズを狙うことができるのか様子を確認するべく室蘭大黒島へ向かった。メンバーは私とS。明るいうちはアブ、暗くなってからはソイ狙いで夕方16時に島堤へ渡った。風はあまりなく、天気予報は「東の風後西の風」という。ちょうど風向きが変わっている時なのだろう。海は穏やかだ。水温は表層・底ともに10度。

まずは、ジグヘッド+グラスミノーナチュラルゴールドでキャストを開始。沖目・際とスイミングで探るが反応がない。場所を南側へ移動する。防波堤を歩いていると、釣られた魚が吐き出したのだろうか、カニのツメや足がよく目に付く。メインのベイトはやはり甲殻類系だろう。テキサスリグ+ワームをロッククローに変更し際をリフト&フォールで探るとバイトが。合わせるがフッキングせず。同じ所を通すと再びバイト。今度はしっかりフッキングした。

海面に上がってきたのは、グッドサイズのアブ。暴れて口から捕食したものを吐き出している。タモを入れ無事ネットイン。コンディションのよい44cm。この場所は、ボトムに根があるのか、探っていると引っかかる。離れたところでキャストしているSにクロー系のワームへの反応がよいことを伝えた。Sもワームを変え際を探る。するとすぐにヒット。ロッドが絞り込まれている。揚がったのは46cmのアブだった。まさにマッチザベイト。2人とも甲殻類系のワームに変えた後すぐのヒットだった。

大黒島寄りの防波堤の端にはテトラがある。そこに移動しテトラ周辺を探ってみる。30分ほどキャストしたが反応はなかった。辺りが暗くなり始めた。ターゲットはソイ。夕食を済ませ、ワームをゲーリーグラブに変更しキャストを再開する。

風が強くなってきた。潮の流れも速い。1時間ほど探るがバイトがない。ワームをゲーリーヤマセンコウに変え、防波堤際をデットリトリーブで引いてくる。すると、20cmのクロソイがヒット。リリースする。その後マゾイがヒット。Sは内海側の際をテクトロ(ワームを底まで落としそのまま歩いて魚を探る)でカジカ2匹、シマゾイをGETした。
私は少し仮眠をとり、明るくなりかけてからキャスト再開。バイトはあるがなかなか乗らない。その中、Sが35cmのカジカ、同サイズのアブを揚げた。4時30分迎えの船に乗り込み防波堤を後にした。

帰りの船で船長さんと話をしたが、ソイはまだ時期が早いと言う。夏から秋にかけてがよいそうだ。アブも思ったほど揚げることができなかった。5月の室蘭は時期的にまだ早いということだろう。暑くなる7月再び訪れてみたい。

−今回のヒットルアー−

エコギア・ロッククロー(ウォーターメロン)

ゲーリー ヤマセンコウ(グロウ)