■ 2003オホーツク遠征、知床へ

2003.08.30・31 天候・晴

カラフトマスを狙いに、今年は知床へ向かった。メンバーはSと長さん、私の3人。昨年の実績から潮回り等を考慮に入れ、釣行はこの日に決めていた。今年の知床カラフトマス情報は「知床の釣り」(管理人さんには質問などに答えていただき感謝)より収集させていただいた。昨年はカラフトマスの大漁の年で知床はかなりよかったという。

ポイントはウトロのペレケを目指す。札幌を29日の夜に出発。30日AM3:00にペレケに到着。釣人と思われる車が何台か止まっている。4時ころ準備を始める。港側でキャスト開始する。ルアーは、スティングのブルー17g+タコベイトをセット。跳ねやもじりはないようだ。

1時間程キャストを繰り返すが、アタリはない。私は車で少し休憩。しばらくすると「タモ、タモ!」の声が。Sにヒット。長さんがタモを手にして駆け寄る。マスが水面まで上がってきたが、走り回りタモを入れることができない。しばらく泳がせて、無事ランディング。56cmの雄カラフトマスだ。すぐ際でのヒットだったという。ルアーはタスマニアデビル20g+ピンクタコベイト。ラインの中にルアーを通し、フックは直接結ぶタイプだ。ヒットする前、長さんが防波堤の際をマスが泳いでいくのを見たという。その後Sにヒットした。周りでも1人ヒットしている。その後、反応はない。私は防波堤の対岸へ移動し、キャストを繰り返す。1時間ほどの間に周りで3本ほどヒットしていた。河口近くの港内は幅が狭くマスが回遊する範囲が限られているのだろう。ヒットする確立は高いように考えられる。その後8時ころに切り上げ夕方に再び狙うことにした。

海岸線を見て回る。幌内・フンベ・オシンコシンと有名なポイントはすごい人だ。網も真正面に入っている。河口にはすべて網が入っており、流れ込み以外の所にも入っている。ということはポイントは必ずしも河口ばかりではないということだろう。 日中は仮眠を取って温泉に入りリフレッシュして再び15時にペレケへ。人は何人かいる。河口寄りに入り、キャストする。河口の海岸に下りている人が、何度かヒットしてはバラしていた。しばらくして河口寄り防波堤の人にヒットした。ルアーはオレンジ・イエローのスプーンだ。知床では、スプーンを使用している人がほとんどだ。タスマニアデビルを使っている人は、ほとんど見ない。マスのモジリは見えるのだが、なかなかヒットしない。新しい群れではないようだ。暗くなるまで私たちはマスをゲットすることはできなかった。

夕食をとり、宿に入る。民宿の人に話を聞くと、お盆の時期はかなり揚がっていたという。温泉に行くことにし、宿まで迎えに来てもらう。その人にも話を聞くと、朝に網が上がったとこがあり、そこでかなりマスが揚がったとのこと。9/1にはマス網をあげなければならないそうで、明日の昼までには沖網以外はすべて揚がるという。宿に戻り明日の朝に期待し床に就いた。
3時に宿を出て、再びペレケへ。すでに人がいる。私たちは河口の海岸に降り、明るくなるのを待つ。だんだん人が集まってきた。マスGETを願いつつキャストを開始。目の前をマスが回遊しているのが見える。1時間程経ったその時、長さんに待望のヒット!無事岸まで寄せてランディング。48cmの雄。まだ銀色だ。ルアーはタスマニアデビルNo55。しばらくして再び長さんにヒット。48cmの雌。その後時間になり知床をあとにした。

初の知床遠征。私は残念ながらカラフトマスを手にすることができなかったが、いろいろな情報を得ることができた。今回の情報を分析し、もし来年再び知床を訪れることができるのなら、さらによい遠征になるようにしたい。

−今回のヒットルアー−

タスマニアデビル20g(No55)+タコベイト

タスマニアデビル13g(No55)