無の世界

第一章 無の定義

☆[無]の大辞林 第二版からの検索結果

む 【無・无】

（1） 何もないこと。存在しないこと。

⇔有（ゆう）「―に等しい」「―から有を生じる」

（2）〔仏〕

（ア） 事物も現象も全く存在しないこと。

→有（う）→空（くう）

（イ） 禅宗で、世界の絶対的な真の姿。有と無の対立を超越した悟りの世界。絶対無。

（3）〔哲〕

（ア） 有（存在）の否定または欠如。実在・はたらき・規定などがないこと。⇔有（ゆう）

（イ） 有や「無（3）（ア）」を超越し、有を有たらしめる絶対的無限定的なもの。老子や西田哲学など東洋思想で説かれる。絶対無。

☆Merriam‐Webster Dictionary検索結果より

代名詞として、

1 : not any thing : no thing <leaves nothing to the imagination>

2 : no part

3 : one of no interest, value, or consequence

<they mean nothing to　me>

- nothing doing : by no means : definitely no

- nothing for it : no alternative <nothing for it but to start over>

名詞として、

1 a : something that does not exist

b : the absence of all magnitude or　quantity; also : ZERO 1a

c : NOTHINGNESS 3b

2 : someone or something of no or slight value or size

☆Encyclopaeｄia Britannica On-line検索結果より

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nothing

nothing stems to nothing, which is not present. nothing is a　stopword.

☆有無相生の定義

無とは、無くてもよいものにこだわる状態から、脱出すること。

無くてもよいものは、実際はあるものである。　完全無もまた無である。