◆老子小話 VOL 616 (2012.09.01配信)

衆悪之必察焉、

衆好之必察焉。

(論語、衛霊公第十五)

 

衆これをにくむも必ず察し、

衆これを好むも必ず察す。

 

儒教が生まれた中国。

そしてそれが定着した韓国。

と世では思われている。

しかし、領土問題で対日感情を

悪化させている中韓の衆に、

儒教を生んだ孔子の原点に帰れと

お願いしたいものである。

自国の国旗を踏みにじられ、

自国の親書が返送されたとしたら、

どんな思いになるのか。

「大勢がにくむときには必ず事実を調べる。

大勢が好むときも必ず事実を調べる。」

付和雷同せず冷静に対応する日本国民に

儒教は一番定着しているように思えてくる。

過去の過ちを反省するからこそ、

軽はずみな対応を戒める。

何故そうなったのか、理由は双方が持っている。

一方が善で一方が悪ということはない。

それぞれが後ろめたい所を持っている。

それを踏まえて歩み寄るのが外交と言えるでしょう。

粛々と国政を進めているのが野田内閣とすれば、

約束を反故にしても、衆に雷同する自民党。

論語を勉強して欲しい政治家の皆様、

争っている場合ではありません。

世界が日本の復興を見守っているのに、

お家騒動していては、おめでたい国と

思われても仕方ありません。

 

有無相生

 

 

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