夫唯不盈、故能敝而新成
<第十五章>
(夫れ唯だ盈たず、故に能く敝(やぶ)れて新たに成る)
盈たずとは一杯にしないこと、敝れるとはすぐ磨り減ること。
身辺を身軽にしておくから、脱皮が容易にできる。
身軽ということは、こだわるものが少ないことであり、
不意の出来事に柔軟に対応できることである。
モバイル人間の定石である。
記:有無相生
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