◆老子小話 VOL 246 (2005.7.30配信)  

応無所住、而生其心。

<金剛経>

 

まさにじゅうするところなくして、そのこころをしょうず

 

「住する所」とは、心が囚われている所です。

自分が歩いてきた道にこだわっていると、

進むべき道は見えてこない。

心を自由自在に遊ばせることで、心の本来の

働きが生じてくる。

そうすれば、道は眼前に開けてくる。

 

記:有無相生

 

戻る