◆老子小話 VOL 236 (2005.5.21配信)  

民之饑、以其上食税之多、是以饑。

<第七十五章>

 

(民の饑(う)うるは、其の上の税を食(は)むことの

多きを以って、是を以って饑う。)

 

国民が飢えるのは、お上が重税を課すから

飢えるのである。

お上が重税を課すのは、お上が税金の無駄遣い

をするからである。

お上が無駄遣いするのは、自分は決して失業せず、

人の稼いだ金を使うからである。

 

記:有無相生

 

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