◆老子小話 VOL 233 (2005.4.30配信)

知不知上。

不知知病。

<第七十一章>

 

(知りて知らずとするは、上なり。

知らずして知るとするは、病なり。)

 

知っていると思っても、知らないとするのがよい。

知らないのに、知っていると思うことは避けたい。

知ることで、知らない世界にいる自分を知る。

「わかった」と思う限り、己の無限の可能性を見失う。

記:有無相生

 

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