◆老子小話 VOL 232 (2005.4.23配信)

夫唯無知、是以不我知。

<第七十章>

 

(夫れ唯だ知る無し、是を以って我を知らず。)

 

無名だからといって悩むことはない。

世の中と違う価値観を持っているから

無名なだけである。

世の中を動かしていくのは、そういう価値観

を持つ人のパワーである。

実なしに、目立とうとしてはいけない。

名は実のあとについてくる。

「無名のぼく(粗木)」(37章)を目指したい。

記:有無相生

 

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