◆老子小話 VOL 225 (2005.3.05配信)

夫輕諾必寡信、多易必多難。

<第六十三章>

 

(夫れ輕く諾するものは、

必ず信(まこと)寡(すくな)く、

易しとすること多ければ、必ず難きこと多し。)

 

軽々しく引き受けると、必ず信用を失い、

安易に考えていると、難問が増えてくる。

何故でしょうか?

自分が無知であることに気づいていないからです。

いけいけで行ける所と行き過ぎるとどん詰まる所を

区別できる人がささやかな知を持った人です。

記:有無相生

 

 

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