◆老子小話 VOL 222 (2005.2.12配信)

治大國、若烹小鮮。

<第六十章>

 

大國を治むるは、小鮮を烹(に)るが若し。

 

大国を治めるには、小魚を煮るように、

かき混ぜずにそのままの形で治めるのがよい。

小魚はいろんな個性を持った人間のたとえ。

事細かに法律を作って秩序を保とうとすると

却って組織の動きが鈍ってくる。

どの人間も個性を生かし活躍できる社会が

変化多き未来に対応できる。

記:有無相生

 

 

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