反者道之動 <第四十章>
(反は道の動なり)
反は、返るであり、無に帰ること。
これが道の動きである。
有にこだわるとは物質的な豊かさに執着することで、
無に帰るとは、生きている自分を支えてくれる、
他者の心の豊かさに大切なものを見出すことであろう。
無から出発することで、新たな形である有が生れる。
記:有無相生
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