◆老子小話 VOL 22  (2001.3.31配信)

反者道之動 <第四十章>

(反は道の動なり)

反は、返るであり、無に帰ること。

これが道の動きである。

有にこだわるとは物質的な豊かさに執着することで、

無に帰るとは、生きている自分を支えてくれる、

他者の心の豊かさに大切なものを見出すことであろう。

無から出発することで、新たな形である有が生れる。

記:有無相生
 

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