◆老子小話 VOL 211 (2004.11.27配信)

聖人無常心、以百姓心爲心。

<第四十九章>

 

(聖人は常の心無く、百姓の心を以って心と爲す。)

 

偏見や固定観念を捨て、いろいろな視点で物事が

見られるようにしなさいという。

どんな人やものも、良い所もあれば、悪い所もある。

価値は視点が変われば、すぐ変わってしまう。

良いと思ってもすぐに飛びつかず、別の視点から

見直してみる。

そうすれば、本当の姿が現れる。

記:有無相生

 

 

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