◆老子小話 VOL 188 (2004.6.19配信)

重爲輕根、靜爲躁君。

<第二十六章>

 

重きは輕きの根爲り、

靜かなるは躁(さわ)がしきの君爲り。)

 

軽はずみにわけもわからず動き回る者は、

静かにどっしり構えて対処する者に支配される。

周りの状況を冷静に判断し、よく自分の頭で

考えてから動けば、人望が集まるというもの。

政治家に欠かせないのは、この重と静であろう。

記:有無相生

 

 

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