◆老子小話 VOL 185 (2004.5.29配信)
飄風不終朝、驟雨不終日。
<第二十三章>
(飄風は朝(あした)を終えず、
驟雨(しゅうう)は日を終えず。)
吹き荒れる暴風も降りしきる豪雨も、
一日中続くことはない。
自然の営みは、山あれば必ず谷ありで、
嵐は過ぎさるまで、寝て待つのがよい。
無理をして立ち向かうと、生きる力を
無駄にする。
記:有無相生
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