◆老子小話 VOL 173 (2004.3.06配信)
有之以爲利、無之以爲用。
<第十一章>
(有の以って利を爲すは、無の以って用を為せばなり。)
「有の利の陰に無の用あり」の意。
お金の生かし方を知るのは貧困の時代であり、
実力が身につくのは困窮の時代である。
有に溺れず無の用に気づけば、有無の変転の
中で静を保ち、本来の自分にたどり着ける。
記:有無相生
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